今日ではロボット化や電子化によって、今後無くなっていくと言われている仕事も少なくはありません。そうした中で職業を選ぶ際には、将来性の高い仕事を選ぶことが必要とされています。中でも調剤薬局事務は将来性の高い仕事の一つであると言われています。今回はその理由について説明していきます。
もくじ
将来性がある4つの理由
無くなることのない「医療」に関わる仕事
今後の日本では超高齢化社会が到来すると言われており、医療需要は増すばかりです。人が存在する以上は、医療が無くなることは確実にありません。
医師や看護師、薬剤師といった資格職はもちろんのことですが、それらの技術者を補助するスタッフの存在は、必要不可欠といえるでしょう。特に日本は皆保険制度が敷かれており、加入する方のバックグランドに応じて様々な保険が介在しているため、一元的に管理することは容易ではありません。
調剤薬局事務のようなスタッフは医療ひいては人間が存在し続ける以上、無くなることは無いと言えるでしょう。
薬がこの世の中から無くならない限り、調剤薬局員の仕事も無くならない。
各種師会によって守られている
医療は無くなることはありませんが、調剤薬局や病院の形態が変わることで働き口が無くなってしまうという可能性は否定できません。しかしながら、医療関係の業種は人命に関わるものであり、競争や大きな変革が起こりにくいという特徴があります。医療スタッフについても、医師会、薬剤師会、看護師会といった組織が国に働き掛けており、一定数の人員を確保するように調整がなされています。
調剤薬局では、医院と1対1であった点分業の時代から患者様と1対1となる面分業へ、さらに今後は薬局が患者様の自宅へアプローチしていく在宅へと、取り組む形は日々変化していきますが、全く無くなってしまうということは考えられないでしょう。
そうした調剤薬局で働く事務スタッフも、同様に無くなることは無いと言えるでしょう。
働く地域に制約がなく、ブランクがあっても働ける
これは調剤薬局事務という職業の将来性とは少し異なりますが、あらゆる地域で働くことのできる調剤薬局事務は、働き手から見た場合にも将来性があるといえるでしょう。
現在、調剤薬局はコンビニよりも多いと言われており、どんな地方であっても確実に存在しています。配偶者の方の転勤や親元に帰る場合など、ライフスタイルの変化に強い職種ともいえます。
また、一般企業の事務と異なり、正社員以外にもパートや派遣といった就業方法もあるので、育児をしながら働いていくことも難しくはありません。
調剤薬局事務という職業は、将来を見据える上で一考の価値があるといえるでしょう。
医療系の多職種へのステップアップとなる
調剤薬局事務の経験を積んでいく上で他の仕事をしたいと思った場合には、医療関係であれば様々な選択肢が考えられます。その一つとしては、病院やクリニックで働く医療事務という選択肢が考えられます。また、患者様に薬を提案して治療に貢献したいという思いがあれば、登録販売者を取得してドラッグストアなどで働くことも出来るでしょう。そうした場合には調剤薬局事務をこなすことで、自分のやりたい仕事を見つけることが出来るかもしれません。
調剤薬局事務という国家資格は存在していませんが、民間資格としては医療事務や調剤薬局事務を取得することが出来ます。資格の取得は必須条件ではありませんが、こうした資格を取得することで、今後のステップアップとなることでしょう。
まとめ
調剤薬局事務は女性に人気の職業の一つです。その理由としては、職業としての高い将来性があること、そして自分自身の将来に繋がる仕事であることが挙げられるでしょう。人々に役に立てる仕事である、調剤薬局事務に挑戦してみてはいかがでしょうか。
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