テクノロジーの進化により、デジタルであらゆるものの管理が簡単に行えるようになりました。実際に多様な種類と多くの数が存在する健康管理アプリは、これまでの食事・運動・睡眠スタイルなどに変化をもたらしてきました。
ここではそうした健康やヘルスケアに関わるスマホアプリについて、いくつかご紹介します。
MyFitnessPal
まず健康管理やダイエットに役立つ「MyFitnessPal」というアプリをご紹介します。
MyFitnessPalはその日食べた食事やその日の運動量を入力するだけで、カロリーの計算を自動的に行なって記録をしてくれます。
また現在の生活環境・身長体重・目標体重を入力することによって、1日にどのくらいのカロリーを摂取するのが適切なのかも自動で計算してくれるため、「なんとなく食事を抜いてダイエットをする」ということもなく、計画的なダイエットを行うことができるでしょう。
さらに従来の健康管理・ダイエットアプリは、アプリの中に登録されている食品データの数が少ないために、カロリー計算の誤差を大幅に生み出すというマイナス面がありました。
しかしながらMyFitnessPalでは実に400万以上もの食品データが登録されているので、よほどのことがない限り適切なカロリーをアプリに記録することができます。
そしてMyFitnessPalは他の運動系アプリやデバイスとの連動機能を持っており、連動できるアプリやデバイスの数も多いため、メジャーな運動系アプリやデバイスを使っているならば、ほぼMyFitnessPalと連動させることができるでしょう。
Fitport
「最近、運動不足が気になる」「運動はしたいけれどジムに通うのは面倒」「モチベーションがなかなか保てない」といった人におすすめなのがiPhoneにのみ使用できるフィットネス系アプリの「Fitport」です。
iPhoneには歩数などのアクティビティを記録できる「ヘルスケアアプリ」がiOS 8から標準搭載されています。しかしながらこのヘルスケアアプリは、時間ごと・日ごとのデータや過去のデータなどがわかりにくいという難点があります。
Fitportはそのヘルスケアアプリのデータを見やすく、そしてわかりやすく表示してくれるアプリです。
時間ごと・日ごと・週ごとのデータが見られるため目標管理にも便利なアプリです。
お薬ノート
自分の薬だけでなく家族のデータも記録でき、災害時にはお薬手帳と同じような役割を果たしてくれる便利なアプリが「お薬ノート」です。
お薬ノートはまず薬の情報をわざわざ入力する手間がかからないところがポイントで、写真を撮ってアップするだけで登録することができます。
また朝・昼・晩・就寝時の食前・食後・食間など時間別でアラートを出し、服用をチェックしてくれて便利です。
さらに服用したかどうかを記録する機能もついているため、「あれっ今朝の分の薬飲んだっけ?」ということもなく、服用忘れ防止になります。
加えて病院名や診療科などのカテゴリ別にも薬を管理することができるので、再度同じ薬をもらう時などに役立てることが可能です。
他にもお子さんの薬や家族の薬も管理できたり、期限切れアラート機能で薬がきれることをお知らせしたりする機能もあります。
Sleep Meister
最後にご紹介するおすすめのアプリは、デバイスに内蔵された加速度センサーを用いて人の体動を感知し、眠りの浅いタイミングで起こしてくれる目覚ましアラームアプリの「Sleep Meister」です。
ベッドの上にデバイスを置くことで、寝返りなどを打つとデバイスの傾きや揺れによって眠りの深さを検知し、睡眠時間や睡眠の質を計測してデータ化してくれます。
したがって自分の睡眠効率の改善や、睡眠の質の向上に役立つ便利なアプリです。
まとめ
健康管理は究極的には死ぬまで続けなければならない重要な事柄ですが、続けるためには極力面倒なことはしたくないものです。
これまでにご紹介した「MyFitnessPal」「Fitport」「お薬ノート」「Sleep Meister」は、利用者も多く、続けやすいアプリです。
こうした健康・ヘルスケアアプリを使うことで、簡単で効率のよい健康管理を目指してみましょう。