就職先を選ぶ際には自分のスキルを把握して、それを活かせる場所を探すことが必要とされます。「適材適所」という言葉があるように、どんなに優秀な人でも、適していない場所では力を発揮することは出来ないでしょう。
では、調剤薬局事務に欠かせないスキルには、どのようなものがあるのでしょうか?詳しくご紹介します。
ホスピタリティのスキル
調剤薬局は医療の一端を担っている施設であり、そこに来局される方は基本的には病気をお持ちの方となります。段差や引き戸など、通常であれば気にならないような障害であっても、病気の方にとっては大きな負担となることがあります。
調剤薬局事務は医師や薬剤師のように診療行為や投薬をすることはありませんが、待合でお待ちの患者様に接することは多く、ホスピタリティのスキルが重要となります。足の不自由な患者様に対しては席で対応すること、手の不自由な患者様に対してはアンケートをこちらで記入するなど、患者様の目線に立って考えることが重要となります。
患者様が何に対してお困りなのか、どうすることで手助けをすることが出来るのかということを、ホスピタリティの精神で考えることが必要不可欠でしょう。
患者様以外にも、薬局のスタッフが気持ちよく仕事が出来るように、備品の補充や調剤の補助をすることも大切な仕事の一つとなります。普段から「気が利くね♪」と言われることの多い人は、調剤薬局事務に向いていると言えるでしょう。
チームワークのスキル
調剤薬局は少人数で運営していることが多く、チームワークが重要となります。
門前の医院の性質や応需している施設によって多少は異なりますが、多くの場合は病院の診療終わりのタイミングでまとめて患者様が来局されます。混雑時はスタッフ同士の連携が重要となるので、今自分が何をしなくてはならないのかをしっかりと把握し、状況に応じて行動していくことが求められます。
具体的には、調剤が滞っている際に患者様の様子を見て、「大変混みあっているので、あと20分程度かかってしまいます。お忙しいところ申し訳ございません。」など、お声がけをすることが出来れば、クレームの回避につながることでしょう。
チームワークというと何か特別な訓練が必要なように思われがちですが、普段からのコミュニケーションや気配りがしっかりと出来ていれば、難しいことではありません。
絶えず勉強するスキル
調剤薬局事務は医療保険や医薬品を取り扱う職業です。これらの医療保険や医薬品は日々進歩しており、絶えず新しい知識を取り入れていくことが重要となります。
以前は紙で対応していたレセプト業務も、現在ではパソコンを用いた電子レセプトが中心となっています。
扱う内容も媒体も変化していく中で、絶えず勉強するスキルを持っていることは必要不可欠と言えるでしょう。
整理整頓のスキル
調剤薬局は非常に小さな組織であり、そこで働くスタッフは基本的には自分のことは自分でしなくてはなりません。
大きな会社であれば専任の清掃スタッフや備品の管理係が設けられていることもありますが、調剤薬局では事務がその中心とならなくてはなりません。
備品の管理がしっかりとされていることで業務効率もアップするので、整理整頓のスキルは必要不可欠と言えるでしょう。
まとめ
今回は調剤薬局事務に欠かせないスキルについて、ご紹介させて頂きました。スキルというと難しいものと思ってしまうかもれしませんが、基本的には相手を思いやり、誠意を持って行動できる人であれば、特に問題ないでしょう。「ホスピタリティ」というスキルは全ての業種において活用できるものでもあるので、普段から意識してみてはいかがでしょうか。
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