こんにちは、医療事務ブロガーの元ヤン次女 (@iryojimu_hikaku) です!
「医療管理秘書士・医療秘書士って受験できるの?」
「難易度は?合格率は?」
このような疑問をお持ちではないでしょうか?
そんな方に向けて、医療管理秘書士・医療秘書士の基本情報をまとめた記事を書きました!
本記事で紹介する「医療管理秘書士・医療秘書士」の情報を正しく理解すれば、あなたがとるべき資格であるか、明確にわかるようになりますよ!
それでは、どうぞ。
もくじ
医療管理秘書士・医療秘書士とは?
医療管理秘書士は、一般社団法人 医療教育協会が主催する医療事務と医療秘書両方のスキルを証明するための民間資格です。
当団体が認めた教育指定校のカリキュラムを履修すれば、受講することができる資格試験です。平均合格率は90%以上であり、易しい試験内容となっています。
当試験の最大の特徴は、受験さえすれば不合格の場合でも、資格を認定してくれる点です。試験に不合格すると「医療秘書士」、合格すれば「医療管理秘書士」の称号を与えられます。
落とすための試験ではなく、受験者に希望を与えてくれる資格試験よね
基本データ
正式名称 | 医療管理秘書士・医療秘書士 |
受験者数 | 1,000名程度 |
合格率 | 平均90%以上 |
受験料 | 7,000円 |
難易度 | 易しい |
取得目標期間 | 1年〜2年 |
受験形態 | 指定校の会場受験 |
受験資格 | 指定校のカリキュラム修了者 |
試験時間 | 150分 |
実施期間 | 年2回(1月・10月) |
主催団体 | 一般社団法人 医療教育協会 |
問合せ先 | 〒650-0011 兵庫県神戸市中央区下山手通5-1-1-602 |
通学教育 | 教育指定校 |
医療管理秘書士・医療秘書士の概要
医療管理秘書士試験とは、医療事務と医療秘書の基本技能を認定するための全国統一試験です。
当試験の最大の特徴は、試験の不合格者にも資格を与えている点です。合格者には上級資格「医療管理秘書士」、不合格者には初級資格「医療秘書士」が与えられます。
さらに、試験結果の得点率に応じて、「診療実務士」の申請手続きが可能となります。
- 試験得点率90%以上:診療実務士1級
- 試験得点率70%以上:診療実務士2級
- 試験得点率60%以上:診療実務士3級
しかしながら、認定試験を受けるためには、大学・短期大学・専門学校に通学し勉強しなければなりません。1年以上の教育過程を経て、ようやく受験資格を得ることができます。
とってもおトクよね。
別途認定料が必要になるわ。
全部申請すれば、大変な金額になっちゃうわね。
医療管理秘書士・医療秘書士の試験内容
試験時間は150分(2時間30分)で行なわれます。なお合格ラインは、全体の60%以上の正解率で合格となります。
◆出題範囲◆
- 医療管理学概論
- 医療秘書実務
- 医事業務に関する医学一般
- 医事業務に関する薬の知識
- 医療事務総論(医療保険制度)・医療保険請求事務演習
- 情報処理・実技
認定校(教育指定校)
2018年現在では、教育認定校は41校(大学6校・短期大学33校・専門学校2校)です。教育指定校の一覧はこちらでご確認ください。
愛知県・大阪府・兵庫県・石川県・埼玉県・群馬県・愛媛県・沖縄県・香川県・京都府・福岡県・高知県・栃木県・徳島県・広島県・岡山県・東京都・青森県・山形県・長崎県・大分県
医療管理秘書士・医療秘書士の特徴
- 1度の試験で3つの資格をゲットできる可能性を秘めている
- 失格者にも最低1つは称号が与えられる
- 主な受験者は学生がメイン。社会人には対象外
- 合格すれば、医療事務や医療秘書として安定した職場で働くことができる
まとめ:社会人には不向きの資格、学生であれば検討してみよう!
医療管理秘書士試験は、教育指定校により1年以上の学習プロセスを経てから試験を受けることができます。
長期間にわたり医療従事者として学びを得る必要があるため、学生にとっては非常に有効な手段の1つでしょう。
しかし、社会人や主婦の方向けの資格の資格ではありませんね。そんな方には、学校に通わずとも取得できる医療秘書の資格があります。
この2つの資格は、通信講座を受講して、短期間で資格取得することができるのでオススメです。
今回の記事で分かること