医事業務管理士は、一般財団法人 日本医療教育財団が主催する高度な医療従事者としての能力・技能を証明するための民間資格です。
医事業務管理技能認定試験に合格すれば、上級医療事務スタッフ「医事業務管理士」の称号を与えられます。
当試験の2011年度(平成23年)合格率は、32.6%とやや難しい試験内容となっていることが特徴です。
基本データ
正式名称 | 医事業務管理士(医事業務管理技能認定試験) |
合格率 | 32.6% |
受験料 | 8,000円 |
難易度 | やや難しい |
取得目標期間 | 9ヶ月 |
受験形態 | 会場受験のみ |
受験資格 | 誰でも受験できる |
試験時間 | 180分(実技Ⅰ50分・学科60分・実技Ⅱ70分) |
実施期間 | 年3回(3月・7月・11月) |
申込期間 | 試験日の2ヶ月前〜2週間前 |
主催団体 | 一般財団法人 日本医療教育財団 |
問合せ先 | 〒101-0064 東京都千代田区猿楽町2-2-10 |
通信教育 | ヒューマンアカデミー通信講座『医療事務』 |
概要
医事業務管理技能認定試験とは、出来高請求・包括評価請求(DPC請求)の知識やスキルを認定するための全国統一試験です。
診療行為に準じて算定する従来の請求方法である「出来高請求」から、「包括評価請求」へ方式の変換により今後も需要の高まる資格です。
Diagnosis(診断)・Procedure(処置)・Combination(組み合わせ)の略。
高齢化社会に伴い、医療費の増加を防ぐために行われている厚生労働省が定める施策の1つ。
同じ疾患であっても、病院ごとに算定点数のバラツキを低減させるために、在院数に従って、1日あたりの定額の点数にするという算定方法です。
- 出来高請求:診療行為ごとに算定される算出方法(従来の算定方法)
- 包括評価請求:1日あたりの定額報酬を算定する(平成10年より試行開始された新たな算定方法)
平成28年には全国1,667病院が、DPC請求に対応する見込みとなっているため、今後もまずますニーズがある資格です。
試験内容
3つの科目(実技I・学科・実技Ⅱ)に分かれて出題されます。
なお、すべての領域で資料の持ち込み(ノート・参考資料など)は可となっています。
実技I | 医事課患者接遇知識 | 筆記式:2題 | 50分 |
学科 | 医事業務管理知識 | 選択式:25題 | 60分 |
実技II | 診療報酬請求知識 | 出来高請求点検:3題 包括評価請求点検:1題 |
70分 |
特徴
- すべての科目おいて参考資料の持ち込みが許可されている(電卓も持参すること)
- 試験結果は、試験日より約1ヶ月後に郵便で通知される
- 合格ラインは全体の70%以上正解すること
- 合格すれば、高位な医療事務員として安定した職場で働くことができる
まとめ
医事業務管理士は、医療事務と医療秘書の両方兼ね備えた、プロフェッショナル人材として働くことができる上級者向けの資格です。
スキルアップを目指すならば、是非とも受けたい資格です。
学習方法として、3つの道を選ぶことができます。
- 独学
- DPC請求事務講座(通信:学習目標3ヶ月)
- 医事業務管理講座(通信:学習目標9ヶ月)※現在休止中
非常にハイレベルな資格試験です。もしお金に余裕があれば独学ではなく、通信教育を用いて効率的に学習することをオススメしますね。
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