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調剤薬局事務の現実は激務?残業はあるの?

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求人情報誌などで、医療事務と並んで名前を目にする機会が多い職業が調剤薬局事務です。事務と言えど、医療に携わる仕事であるため、「忙しくて大変そう」「残業が多そう」というイメージを持つ人も少なくないでしょう。

そこで、これから調剤薬局事務の実際の仕事や残業の有無についてご説明します。

業務内容

調剤薬局事務には毎日行う業務(日次業務)と月単位で行う業務(月次業務)があります。まず毎日行う業務は患者応対・処方箋受付と入力・会計がメインになります。基本的にこの仕事の繰り返しが1日の業務時間を占めます。

そして、患者さんのいない時間に他の業務にあたったり、調剤薬局事務が1人以上いる場合はメインの業務とそれ以外の業務を交代で行ったりすることもあります。

また、月単位の業務にはレセプト(調剤報酬明細書)の作成と請求や生活保護受給者の調剤券の請求などがあります。レセプトの作成と請求は慣れるまで少し大変ですが、難しい仕事ではありません。

その他にも薬局によって、日常業務や月の業務に差はあります。しかしながら、前述のような業務はどこの薬局でも行う基本的な業務であり、激務というわけではありません。

大変さは薬局によって違う

調剤薬局事務の業務内容そのものはハードワークではありませんが、調剤薬局事務の大変さは薬局によって左右されます。つまり薬局によって激務になる場合もあるということです。

チェーン展開しているような大手薬局か、中小薬局かでももちろん忙しさは変わります。何より門前薬局の場合、近隣の医療機関の診療科によっても、その忙しさは段違いに変わります。

ちなみに仕事の忙しさは季節にも影響されます。

例えば、近くに内科がある場合は風邪やインフルエンザが流行る季節は1日中忙しいですし、近くに耳鼻咽喉科がある場合は花粉症のシーズンになると忙しくなります。

すなわち調剤薬局事務の忙しさとは薬局の立地や規模、周辺の医療機関の診療科、季節などによって差があるものだと言えます。

業務以外のことを苦に感じることもある

なるべく激務なところは避けて就職したいところですが、激務であるかどうか以上に気をつけるべきことがあります。実は調剤薬局事務の場合、仕事自体はやりがいがあって好きでも、他のことを苦に感じやすいからです。

その最大の原因に人間関係が挙げられます。特に規模の小さい薬局は、職場環境が密です。経営者や他のスタッフとの距離が近いため、意思疎通を図るのに良い環境なのですが、ちょっとしたネガティヴな発言や態度が目に付きやすいことも事実です。

また、調剤薬局事務と薬剤師は薬局で働く者同士、協力して業務にあたらなければなりませんが、立場としては薬剤師が強いため、何かと軋轢も生じやすいです。

仕事はどんなに忙しくてもいずれ終わりますが、人間関係の悪さは一度こじれると改善することは難しいです。したがって、仕事が激務であるかどうかよりも人間関係を苦にして辞職してしまう人が少なくないことが現実です。

残業について

仕事の忙しさと同様に、残業の有無についても薬局によってさまざまです。残業がある場合は、患者さんが多く来局するシーズンだけほとんど毎日残業するというところもあれば、毎日何かしらの残業があるというところもあります。

また、正社員・パート・アルバイトなどの雇用形態によっても変わります。さらに門前薬局の場合、近隣の医療機関に営業時間を合わせていることがほとんどであるため、その医療機関で診察が長引くと薬局の営業時間も長引きます。

まとめ

調剤薬局事務の仕事が激務であるかどうか、残業があるかどうかについてはすべて勤める薬局次第です。

したがって就職・転職活動の際は、薬局の規模や立地、近くの医療機関の診療科、薬局の雰囲気(人間関係は良好そうかなど)を下調べしておくと、はずれが少ないでしょう。

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