医療秘書情報実務能力検定試験とは、医療秘書としての基礎的な知識や実務的能力を持ち合わせていることを証明する試験です。
合格者には「医療秘書管理実務士™」の称号が与えられます。履歴書・ジョブカード・職務経歴書に記載できる資格です。
過去平均合格率は1級では58.4%。2級では61.8%であり、医療秘書の資格としてはやや難しい資格であることが特徴です。
2018年4月以前では、在宅受験に対応していましたが、2018年4月以降は「一般受験受付」を終了しています。
MEDIN(メッドイン)賛助会員指定校による団体受験のみ、当試験を受講することができますので予めご了承ください。
基本データ
正式名称 | 医療秘書情報実務能力検定試験(医療秘書管理実務士™) |
合格率 | 1級:58.4% 2級:61.8% |
受験料 | 1級:8,700円 2級:7,700円 |
難易度 | 1級:やや難しい 2級:普通 |
取得目標期間 | 会員校にて2年 |
受験形態 | 団体受験のみ対応 |
受験資格 | 1級:2級合格者 2級:誰でも受験できる |
実施期間 | 1級:年3回(3月・7月・12月) 2級:年4回(3月・7月・9月・12月) |
申込期間 | 試験月の約2ヶ月前 |
主催団体 | 特定非営利活動法人 医療福祉情報実務能力協会 |
問合せ先 | 〒160-0023 東京都新宿区西新宿3-2-27 オーチュー第7ビル4F |
通信教育 | TERADA医療福祉カレッジ |
概要
「医療秘書情報実務能力検定試験」は、特定非営利活動法人 医療福祉情報実務能力協会(MEDIN)が主催する医療秘書の民間資格です。
医療秘書の実務能力のみならず、患者サービスの満足度向上化・医師事務作業補助業務などの医療秘書としてのスペシャリストとして総合的に審査される試験です。
合格すれば、院長秘書・部長秘書・医局秘書、病棟クラーク業務に就くことができます。
以前は1級・2級ともに在宅試験に対応していましたが、2018年4月以降より一般受験が廃止となりました。十分ご注意の上、当資格を目指すことをオススメします。
試験内容
試験は学科試験・実技試験が行われ、1級・2級それぞれに難易度を変えて出題されます。
◯学科試験
択一式筆記20問(医療秘書実務・医療関連法規、医療保険制度・医学の知識・医療事務)が出題されます。
◯実技試験
診療報酬明細書(レセプト)作成問題2問(外来・入院各1問)が出題されます。
合格率・合格ライン
各級についての過去の合格率は以下のようになっています。
1級の合格率
実施年月 | 合格率(%) |
---|---|
2008年 | 16.9 |
2007年 | 18.3 |
2006年 | 33.3 |
2級の合格率
実施年月 | 合格率(%) |
---|---|
2008年 | 58.9 |
2007年 | 61.1 |
2006年 | 62.3 |
2005年 | 42.9 |
試験の合格ラインは8割正解の場合、合格することができます。
合格のメリット
合格した多くの方から「自信がみなぎる」と回答があり、現場ではメディカルセレクタリースペシャリストとして大切にされる資格です。
「医療秘書情報実務能力検定試験」は、医師専属秘書やクラーク業務の職を目指す方にとって、知識と技能のレベルを認定するには十分な資格です。 しかしながら、団体受験のみに対応となった当資格は、受験自体がハードルが高く困難です。 育児・仕事の合間にでも勉強することができる医療秘書は他にもあります。ぜひそちらも合わせてチェックしてみてはいかがでしょうか?
特徴
まとめ
それって、働きママや育休産休ママには試験を受けること自体ハードルが高いわ。