医療秘書技能認定試験とは、主に専門学校・短大・大学の教育機関を対象とした医療秘書の資格試験です。
2011年合格率は90.6%と合格率が高く、非常に易しい医療秘書認定試験です。
しかし2018年現在は、主催団体が承認している教育機関の団体試験のみ対象としているため、一般・社会人の方には対象外となります。予めご了承ください。
主婦の方や働いている方には「2級医療秘書実務能力認定試験」がオススメの医療秘書資格よ。
ここでは、「医療秘書技能認定試験」について説明されています。
最もメジャーな医療秘書資格である「医療秘書技能検定試験」とは異なることに注意してください!
基本データ
正式名称 | 医療秘書技能認定試験 |
合格率 | 90.6% |
受験料 | 5,000円 |
難易度 | 易しい |
取得目標期間 | 専門学校・短大・大学の教育課程 |
受験形態 | 各教育機関 |
受験資格 | 誰でも受験できる |
試験時間 | 180分(学科・実技合わせて) |
実施期間 | 年2回(2月・8月) |
申込期間 | 試験日の2ヶ月前〜2週間前 |
主催団体 | 一般財団法人 日本医療教育財団 |
問合せ先 | 〒101-0064 東京都千代田区猿楽町2-2-10 |
通学教育 | 指定教育機関のみ |
概要
「医療秘書技能認定試験」は、一般財団法人 日本医療教育財団が主催する医療秘書の民間資格です。
秘書実務業務をより実践的に問われる試験内容となっているのが特徴です。
- コメディカルとしての身だしなみ
- 来客の対応
- スケジュール管理
- 郵便物の整理
- 電話応対や取次ぎ
- 文章作成や整理 etc ‥
社会人としての基本的なマナー・患者接遇など、現場経験のない未経験者や学生には取り掛かりやすい試験内容となっています。
2018年現在、大学や専門学校、短大の教育機関でのみ受講可能です。
一般の方には受験することができません。十分ご注意ください。
試験内容
試験時間は学科試験・実技試験合わせて180分(3時間)で行われます。合格ラインは学科・実技ともに全体の70%以上の正解率で合格となります。
◯学科試験
三肢択一式筆記30問。以下の範囲から出題されます。
- 受付・案内業務(来客対応の基礎とマナー)
- 医療コスト計算(窓口会計業務の基礎)
- 医学知識・用語(医学基礎知識や保険制度)
- 秘書実務(実務に基づいた医療秘書のスキル)
- 社会・組織関係(社会人・医療人としての心得)
◯実技試験
以下の内容を面接形式で審査・評価試験が行われます。
- 顧客接遇の基本(丁寧な振る舞い方)
- 顧客案内や応対(社会人としての最低限のマナー)
- 電話の応対(電話のかけ方・受け方・取次ぎ方)
受験校においては、実技試験は免除されている!
特徴
- 主催団体の認定校のみで試験が開催される。団体受験のみ。一般受験は非対応。
- 主に大学生や専門、短大生が目指す医療秘書資格
- 合格発表は、約1ヶ月〜1.5ヶ月に郵便で通知される
- 平均合格率は約90%前後と易しい試験内容
まとめ
医療秘書技能認定試験は、未経験者にとっては有効な資格です。しかし、大学や専門学校の2年間以上の勉強課程を通じて、団体試験を受けるしか方法はありません。
団体受験のみに対応となった当資格は、育児や介護の合間に勉強をされる方にとっては困難です。
ぜひ、より簡単で取り掛かりやすい医療秘書の資格を目指してみてはいかがでしょうか?
つまり私は受けれれないってことよね。