医療秘書技能検定試験の難易度と合格率

 

医師や看護師が本来の業務に専念できるように事務的なサポートを行う「医療秘書」。医療の進歩に伴って、年々重要さを増している職業です。

「医療秘書技能検定試験」とは、医療秘書としての専門知識を有することを証明する代表的な資格です。医療事務のカンタンな基礎知識・実務的なマナーや接遇・医療法規や医療用語など総合的に評価する検定試験です。

レベルは1級、準1級、2級、3級の4階級があり、すべてのランクで受講資格は不問です。どなたでもいつでも受講可能なことが特徴です。

毎年の志望者数が約10,000人を超える人気の資格です。医療秘書として医療現場で働きたい方には、第1に目指すべき資格でしょう。

キャバの三女
医療秘書って響きがいいわ。憧れる職業よね。
元ヤンの次女
医療秘書を目指すなら、まず知っておくべき資格の1つよ。

さぁ、詳しく見ていきましょう!

基本データ

正式名称医療秘書技能検定試験
受講者数1級:46人
準1級:824人
2級:3,166人
3級:4,705人
合格率1級:21.7%
準1級:31.1%
2級:53.4%
3級:69.9%
受験料1級:6,500円
準1級:5,800円
2級:5,100円
3級:4,000円
難易度1級:難しい
準1級:やや難しい
2級:普通
3級:易しい
取得目標期間会員校にて2年
受験形態会場試験
受験資格誰でも受験できる
試験時間2時間
実施期間年2回(6月中旬・11月中旬)
申込期間4月中旬〜5月中旬
9月中旬〜10月中旬
主催団体一般社団法人 医療秘書教育全国協議会
問合せ先〒134-0084
東京都江戸川区東葛西6-7-5
滋慶ビル2F
通学教育会員校にて受講可能

概要

「医療秘書技能検定試験」は、1988年に設立された「医療秘書教育全国協議会」が主催する検定試験です。30年以上の歴史がある由緒ある資格です。

1級、準1級、2級、3級の4階級あり、それぞれが高難度レベルです。1級合格率はなんと20%前後と非常に難しい検定試験となっています。

一般的には、専門学生として2年以上の勉強過程を通じてから受験する方が多いのが特徴です。

キャバの三女
受験資格に制限はないから、独学で過去問題集やテキスト・参考書を購入して学習を進めることもできるわね。
元ヤンの次女
けれども学習内容が難しいから、ある程度実務経験者や勉強経験のある人でない限り、強い意志と根気が必要になってくるわ。
専業主婦の長女
主婦や育休産休ママ。初心者や入門者であれば、通信講座を用いて、もう少し簡単で易しい医療秘書を目指すことをオススメするわね!

試験内容

出題範囲は3つの領域に分かれており、各60点・計180点満点の試験が行われます。以下の領域から級ごとにより難易度を変えて出題されます。

  • 領域Ⅰ :医療秘書実務・医療関連法規に関連した問い。
  • 領域Ⅱ:医学基礎知識・医療関連知識に関連した問い。
  • 領域Ⅲ:医療事務に関連した問い。

試験時間は領域Ⅰ領域Ⅱにて55分(1級のみ70分)。領域Ⅲにて60分(1級のみ75分)で行われます。

 

領域Ⅰ」は、医療秘書として現場での実務的な知識が問われます。社会人として一般常識を身についていれば特に問題ない領域です。

領域Ⅱ」は、当検定の最難関領域です。

投薬・注射・処置・検査・画像診断などの医学の基礎知識から解剖・生理学まで。臓器名称・主要疾患の読み書き。診療録の医療英単語を読み解く問題など。。出題範囲が膨大なことが特徴です。

過去問で、出題傾向を十分に抑えておく必要がある領域です。この領域が一番苦戦するでしょう。

領域Ⅲ」は、一番易しい領域です。領域Ⅲのみ参考資料・ノート・点数表の持ち込み可です。

問題の40%が穴埋め問題。60%の問題がマークシートによる回答形式です。2級以降は入院に関する出題がされます。その点を十分に用意して試験に臨みましょう。

キャバの三女
領域Ⅲは、参考資料を参照できるから緊張をほぐしながら臨みましょうね。
元ヤンの次女
領域Ⅱをどうやって勉強するかが、この試験のムズいポイントね。

合格率・合格ライン

それぞれの級についての合格率は以下のようになっています。

1級の合格率

実施年月受験者数(人)合格率(%)
2017年4621.7
2016年5317.0
2015年549.3
2014年2330.4
2013年4520.5
2012年3920.5
2011年2626.9
2010年3511.4
2009年1915.8
2008年3014.8
2007年429.8

準1級の合格率

実施年月受験者数(人)合格率(%)
2017年82431.1
2016年81032.2
2015年85330.2
2014年1,01426.2
2013年89341.7
2012年75141.7
2011年70632.7
2010年66925.1
2009年71726.9
2008年72926.2
2007年87425.3

2級の合格率

実施年月受験者数(人)合格率(%)
2017年3,16653.4
2016年3,24651.2
2015年3,68758.3
2014年3,88850.2
2013年3,93456.6
2012年4,16756.6
2011年3,69451.0
2010年3,77755.8
2009年3,96749.1
2008年5,02550.7
2007年5,73651.2

3級の合格率

実施年月受験者数(人)合格率(%)
2017年4,70569.9
2016年4,92671.0
2015年5,22674.0
2014年5,93271.8
2013年6,40071.4
2012年6,41371.4
2011年6,43173.1
2010年6,06570.9
2009年5,85171.0
2008年7,54170.1
2007年9,30871.8

試験の合格ラインは各領域の60%以上が正解の場合、合格することができます。

キャバの三女
1級は20%前後、準1級でも30%前後の合格率となっているわ。

最上級の1級・準一級は実務経験を十分に積んでいる方を対象としているからね。

専業主婦の長女
3級からスタートして、徐々にレベルを上げて取得することがベーシックな狙い方よ。

合格のメリット

  • 総合病院や大学病院など、大きな病院では医療秘書課を設置している傾向あり。就職に有利となる資格!
  • 患者受付、病棟クラーク、院長秘書など、病院に働くために需要を増している資格!
  • 複雑で高度な医療の発展に伴い、さらなる需要が拡大が望まれている職業!

特徴

  • 領域Ⅲのみ資料(点数表・ノート・参考書)の持ち込みOK。
  • 一般的に専門学生が数多く受講されている学生に人気の資格試験
  • 最近では、社会人・一般受験者も増えているため注目されている資格
  • 1988年から実施されて長年続けられている有名な資格
  • 年間約10,000人が受講されている人気の資格
  • 難易度は各級難関であり、十分に準備が必要。独学ではそれなりの覚悟が必要。
  • 合格後は、1.5ヶ月以内に通知あり
  • 会員校で受講される場合と一般で受講される場合で、料金は異なる。(会員校の方が安い)

まとめ

「医療秘書技能検定試験」は、高齢化社会に伴い医師と患者を繋がるパイプ役として、病院や医療機関で今後大切にされる資格です。

医療秘書としての実力・実務能力を証明するには十分な資格です。しかし、医療事務や医療の基礎知識など幅広いスキルを有していなければ困難な試験内容です。

あなたが本気で望まれるのであれば、過去問を中心として十分に学習してからチャレンジしてくださいね。(学習時間の目安としては1年〜2年程度を要する。)

短期間で医療秘書の資格を目指したい方には、もう少し取っ付きやすい類似資格を取得することをオススメしています。

キャバの三女
2年間も勉強し続けるのは、社会人にとって難しいことよね。
元ヤンの次女
主婦の方や子育てママ・働きママには、ちょっとハードな資格だわ。

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