こんにちは、調剤薬局事務ブロガーの小薬です！
面接において採用担当者が重視するものの１つに職歴があります。
前職がある場合、採用担当者はその退職理由によって、「長く勤めてもらえるのか」「トラブルを起こすような人間かどうか」などを見極めます。
したがって、退職や転職理由をきちんと答えられるようにしておくことが求められます。
しかし、「好印象な退職理由を伝える方法ってあるの…。」「どこまで本音をいっていいのかわからない…。」と不安に思うことはありませんか？
そこで今回は、悪い印象を与えない退職理由や、転職理由の例文などをご紹介していきます！
本記事で紹介する「あなたに合わせた退職理由」を参考にすれば、採用面接を上手く通過できること間違いなしです！
なぜなら、実際に私もこの方法を使って、採用面接をクリアできたからです。やったー！
ささ、早速みていきましょう、どうぞ！
よくある退職理由
パワハラやセクハラなどの職場環境や人間関係の悪さを理由に退職する人は多いですが、これを素直に伝えてしまっては、
- 「本人のコミュニケーション能力に問題があるのではないか？」
- 「また人間関係を理由に辞めてしまうのではないか？」
- 「人間関係で何か揉め事を起こすのではないか？」
などと採用担当者にネガティヴなイメージを与えてしまいます。
調剤薬局事務は薬剤師とのコミュニケーションが必要不可欠な職業であるため、人間関係を退職理由に挙げることはマイナスにしかなりません。
したがって、ポジティヴな方向に言い換えましょう。
ポイントは発想の転換
人間関係の悪さが嫌になったということを別の角度から見ると、「人間関係の良い職場を求めている」ということになります。
つまり、「コミュニケーションが活発で、従業員同士が協力しながら仕事をするような職場で働きたい」という見方ができます。
例えば、
「以前の会社では経営者が変わって以来、個人のノルマや売り上げが重視されるようになり、職場の雰囲気もギスギスしたものになっていきました。私は本来、周囲と意思疎通を図りながら仕事をするのが好きな性質です。一つのチームとして周囲と協力しながら成果を挙げる仕事がしたいと考え、退職いたしました」
というように上手く退職理由に繋げれば、調剤薬局事務と薬剤師が一丸となって業務を行う薬局において、プラスのイメージを与えられます。
勤務地の遠さが理由で退職した場合
同じように発想の転換をして退職理由をポジティヴに言い換えてみましょう。ここでは「勤務地が遠く、通勤時間の長さが嫌になって退職した」場合を例として述べます。
これは「通勤にかかる多くの時間を仕事に使いたい」と、仕事に意欲的な姿勢を見せると良いでしょう。
例えば、
「前職は通勤に2時間以上かかりましたが仕事に不満はなく、人間関係も良好で自分に合っていました。しかし、通勤時間に割いている時間を使ってもっと仕事に打ち込みたいと思い、退職いたしました」
というように言い換えることができます。
また薬局は生活圏内にあることがほとんどであるため、自宅から近いことが多く、勤務地の近さを理由に調剤薬局事務を志望する人も少なくありません。したがって、「地元や地域に密着して働きたい」という方向に転換して伝えることも一つの手です。
残業の多さが理由で退職した場合
いわゆる「ブラック企業」と呼ばれる、労働基準法違反ではないかと思われる激務やサービス残業を課す会社は多くあり、健康を害して退職する人は軽視できないほどの数、存在します。
しかし全く残業のない会社は少なく、薬局にもよりますが調剤薬局事務にも残業はあります。ただ、一般的な会社に比べて少ないことは確かです。
正直に退職理由を答えて、「うちの薬局にも残業はあるけど大丈夫なのか？」とマイナスなイメージを持たれないように、これも上手く言い換えましょう。
例えば、
「前の会社は残業することが当たり前で、仕事の効率については二の次でした。残業自体は嫌ではありませんが、もっと効率的に、もっと無駄なく仕事がしたいと考え、退職いたしました」
というように、効率的な働き方をしたいという方向に言い換えることができます。
まとめ
ネガティヴな退職・転職理由を上手くポジティヴな方向に言い換えることで、採用担当者にマイナスイメージを与えずに済みます。
例として述べてきた退職理由はいずれも会社に対する「不満」が発端です。しかし不満の奥底には「こうしたい！」という欲求があるものです。したがってそれを上手に伝えることができれば、問題ないでしょう。
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