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少子高齢化に伴い調剤薬局事務の求人が増えるのはこれからって本当?

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調剤薬局事務は無資格・未経験でも働くことができる医療関係の仕事として人気が高い職業です。民間の資格とその資格取得のための講座がいくつもあることから、調剤薬局事務として働きたいと考える人の多さがわかります。

これからますます少子高齢化が進む世の中ですが、調剤薬局事務の需要や求人は増えていくのでしょうか?

 

増加傾向にある調剤薬局の数

コンビニよりも多い調剤薬局

厚生労働省の衛生報告例によれば、平成29年度末現在の薬局数は59,138か所であり、その数は毎年増加傾向にあります。

調剤薬局の数だけ調剤薬局事務が必要なわけですから、単純に考えると薬局数の増加に伴って調剤薬局事務という職業の需要や求人も毎年増加傾向にあると言えるでしょう。

なぜ調剤薬局は増えるの?

なぜ薬局の数が毎年増えていくのかについてさまざまな理由はありますが、その背景の1つに医薬分業の推進があることは無視できません。

医薬分業とは「医師や歯科医師が診療に集中できること」「患者さんが適切で安全な服用ができること」を目的に診療や薬の処方を行う医師・歯科医師と、その処方せんに基づいて調剤などを行う薬剤師をそれぞれ独立させる制度のことを言います。

日本では院外処方せんの発行の価格を高く設定するなどの利益誘導を行うことで、医薬分業の推進とともに調剤薬局の数を増やしてきました。

 

変化する調剤薬局の在り方

しかしこうした利益誘導は大きな病院の前などに調剤薬局を乱立させるばかりか、新しい医療機関ができるたびにその周辺に調剤薬局も新しくできるといった、いわゆる門前薬局の増加を引き起こしました。

これに関して厚生労働省は「かかりつけ薬局」の目標を2015年に発表しました。これは特定の医療機関の処方せんばかりを受け付けている門前薬局の報酬を引き下げ、広い範囲の医療機関からの処方せんを受け付けている薬局を評価するという方針です。

この方針により、複数の医療機関から処方される薬をまとめて管理できるような薬局が今まで以上に求められるようになりました。

実際に今では店舗の多様化や異種業種連携を行う調剤薬局が出てきましたが、変化しているのは何も調剤薬局の在り方だけではありません。

 

変化するドラッグストア

現在、生活圏や駅前などの人が多く集まるところに展開しているドラッグストアが、幅広い医療機関からの処方箋を受け付けるためにちょうどいいとして、調剤併設店を増やしてきています。

またドラッグストアはもともとOTC医薬品(一般用医薬品)や日用品、化粧品などを展開している上に、近年では食品の品揃えにも力を入れているところが増え、1ヶ所で買い物を済ませられるように工夫しています。

ドラッグストアが処方箋を集めるにあたって、こうした工夫が「利便性」という武器になっています。

このようにドラッグストアなどもその在り方を変えてきている昨今、もはや処方箋を受け付けるのは調剤薬局だけではなくなりました。

それでは調剤薬局事務はどう変化していくのでしょうか?

 

調剤薬局事務のこれから

調剤薬局事務の主な仕事は、患者応対・処方箋の受付と入力・会計・月に1度のレセプト(調剤報酬明細書)の作成と請求です。調剤薬局事務の在り方が今後変化していくとしても、調剤薬局事務の根本的な役割が薬剤師のサポートにあることは変わらないでしょう。

調剤薬局事務がいなければ患者応対や処方箋の受付と入力・会計はもちろん、その他の雑務もすべて薬剤師が行わなければならなくなります。

したがって調剤薬局の在り方や調剤薬局事務の在り方が変化しても、調剤する薬剤師がいるところにはその薬剤師をサポートする存在は必要だと言えます。

 

まとめ

単純に毎年増加傾向にある調剤薬局の数だけ見れば、調剤薬局事務の求人も増加傾向にあると言えるでしょう。

ただし調剤薬局などの在り方が変わりつつある今、これからの調剤薬局事務も変化を余儀なくされるかもしれません。

しかし調剤薬局事務の役割が薬剤師のサポートにあることは変わりないでしょう。あなたもこれから需要が高まり、将来性のある職業「調剤薬局事務」を本気で目指して見ませんか?

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