こんにちは、医療事務ブロガーの元ヤン次女 (@iryojimu_hikaku) です!
「日本医師会認定医療秘書は取得しやすいってホント?」
「転職に有利になるの?」
これから医療秘書の資格を取得しようと検討されている方で、このような疑問はありませんか?
そこで本記事では、日本医師会認定医療秘書について、難易度や受験資格などの基本情報を紹介いたします!
少しでも医療秘書になりたい!と考えている方にとって、参考になる内容となっています。
それでは、どうぞ!
もくじ
日本医師会認定医療秘書とは?
日本医師会認定医療秘書は、1981年(昭和56年)より開始された日本医師会が主催する日本で最も古い医療秘書の認定資格です。
2018年度の合格率は92.9%であり、医療秘書の関連資格としては非常に取りやすいことが特徴です。
第38回(2018年)試験までの認定者数は、10,261名。全国的にも有資格者が少ないため、希少価値の高いレア資格です。
試験に合格すれば、履歴書やジョブカードの資格欄にしっかりと記載できる資格です。
しかしながら、同団体が認めた養成機関(通学)にて、1年以上の学習(全日制)を通じてカリキュラムを修了しなければなりません。しっかりと腰を据えて勉強をする必要がありますね。
基本データ
正式名称 | 日本医師会認定医療秘書 |
受験者数 | 318名 |
合格率 | 90.6% |
受験料 | 5,000円 |
難易度 | 易しい |
取得目標期間 | 全日制(1年以上) 通信制(2年以上) |
受験形態 | 養成校にて会場受験 |
受験資格 | 認定養成機関のカリキュラム履修者 |
試験時間 | 120分(13:00〜15:00) |
実施期間 | 年1回(2月) |
主催団体 | 公益社団法人 日本医師会 |
問合せ先 | 〒113-8621 東京都文京区本駒込2-28-16 |
通学教育 | 認定養成機関 |
日本医師会認定医療秘書の概要
日本医師会認定医療秘書は、社団法人日本医師会が主催する医療秘書の民間資格です。
医療秘書として医師の業務をサポートするための実務業務や、一般医療事務としても活躍できるような接遇・受付業務・電話対応・レセプトコンピュータの操作方法など幅広い技能とスキルが試されます。医療秘書としてのエキスパートとして総合的に認定・評価される資格試験です。
認定を受けるためには、3つの条件があります。
- 日本医師会が認めた養成校におけるカリキュラムを履修
- 日本医師会医療秘書認定試験に合格
- 規定の秘書技能3科目(秘書検定、情報処理、保険請求事務)取得する
以上のすべてをクリアすれば晴れて資格取得の認定を受けることができます。
カンタンに説明すると、学校に通って卒業すればテストを受けられるってこと。そのテストを合格すれば、資格ゲットってことよ。
日本医師会認定医療秘書の試験内容
◆医療・保健・福祉基礎教科◆
- 健康とは、疾病とは
- 患者論と医の論理
- からだの構造と機能
- 臨床検査と薬の知識
- 医療にかかわる用語
- コミュニケーション論
◆医療秘書専門教科◆
- 医療秘書概論
- 医療秘書実務
- 医療情報処理学
- 医療関係法規概論
- 医療保険事務
日本医師会認定医療秘書の合格率
過去の合格率は以下のようになっています。
日本医師会認定医療秘書の合格率
実施年月 | 受験者数(人) | 合格率(%) |
---|---|---|
2021年(第41回) | 358 | 92.5 |
2020年(第40回) | 309 | 92.6 |
2019年(第39回) | 318 | 90.6 |
2018年(第38回) | 336 | 92.9 |
2017年(第37回) | 302 | 92.7 |
2016年(第36回) | 351 | 90.9 |
2015年(第35回) | 368 | 97.2 |
2014年(第34回) | 411 | 94.4 |
2013年(第33回) | 375 | 94.4 |
2012年(第32回) | 376 | 94.1 |
2011年(第31回) | 402 | 96.5 |
2010年(第30回) | 386 | 89.9 |
参考:日本医師会 公式HP
頭の悪い私にでも、これなら合格できそうな気持ちになってきたわ。
資格取れないと困っちゃうわよね。
認定校(養成校)
2018年現在では、認定校は12県・14校(宮崎県のみ3校)です。認定校はすべて、外部教育機関へ委託された全日制となっています。
宮城県、群馬県、富山県、福井県、山梨県、静岡県、愛知県、滋賀県、岡山県、広島県、福岡県、宮崎県
日本医師会認定医療秘書の特徴
- 1年に1度しか行われない認定試験。毎年2月上旬に行われる
- 合格通知は都道府県医師会を通じて、半月後にハガキで交付される
- 2018年3月までの合格者数は10,261人。
- 全国的に有名なレセプトコンピュータ「日医標準レセプトソフト(ORCA)」の操作スキルを身につけることができる
まとめ
日本医師会認定医療秘書は、養成校により1年以上学び資格を取得する必要があります。その甲斐あって、合格率や非常に高くなっていることが特徴の医療秘書の認定試験です。
じっくりと時間を掛けてでも医療秘書になりたい方にとっては、いいかもしれません。しかし、働いている方や主婦の方、育児・介護で忙しい方には向いている資格ではありませんね。
学校に通わず、受験できる医療秘書の認定試験は他にもあります。あなたも、類似資格を目指して、より効率良く憧れの医療秘書を目指してみませんか?
私も本気でチャレンジしてみよっと!
医療秘書資格は是非とも取得しておきたいわね!
今回の記事で分かること