こんにちは、医療事務ブロガーの元ヤン次女です!
「医療事務の資格って国家資格?」
「公的資格ってあるの?」
これから医療事務の資格を取ろうと検討している方で、このようなギモンはありませんか?
まず、はじめに結論から。
「医療事務には国家資格・公的資格はありません!」
では、医療事務の資格は無意味なものでしょうか?
資格は役に立たないものでしょうか?
そんな方に向けてここでは、資格の性質と医療事務において資格が不要な職業である理由についてご紹介します。
医療事務をちょっとでも目指そうとしている方にとって、必ず為になる内容です。
本記事をじっくり読み込めば、医療事務の資格が必要であることが明確にわかりますよ!
それでは、どうぞ!
お姉ちゃん。頭の悪い私に分かりやすく説明してよね!
誰でもわかるように丁寧に解説しちゃうわよ!
資格ってなに?
資格は、ある行為を行うために必要若しくは相応しいとされる地位や立場をいう。
つまり、資格とは「スキルや能力の証明書」です。優れた知識・スキルを所持していることを第三者が認定することで、世間から評価されます。
資格の大分類
資格は、大きく分けて3つに分類することができます。
- 国家資格
- 公的資格
- 民間資格
国家資格は、「国」が法律に基づいて認定するものです。
医師、薬剤師、歯科医師、助産師、看護師、臨床検査技師、理学療法士
公的資格は、「公益法人(財団法人・社団法人)」が認定するものです。
ケアマネジャー(介護支援専門員)、国立大学法人等職員、福祉住環境コーディネーター
民間資格は、「民間の営利団体や任意団体」が自主的に認定するものです。
Microsoft Office Specialist、TOEIC、ファイナンシャル・プランナー
以上のように、「誰が認定するか」によって、呼び方が異なります。
医療事務資格の場合、「医療保険学院、技能認定振興協会」など、医療事務関連団体が認定する資格しかないので、結果として医療事務の資格はすべての民間資格になります。
例えば、TOEIC900点なんて言ったら、グローバル企業は喉から手が出るほど欲しい人材だったりするわ。
業務独占の資格とは?
世の中には様々な職業がありますが、大きく区別すれば、「資格を取得しないとできない仕事」「資格を取得していなくでもできる仕事」に区別することができます。
資格を取得しないとできない仕事を専門用語で「業務独占」と呼ばれ、その資格を「業務独占資格」と言います。
国家資格は法律で定められている資格である為、「業務独占資格」が数多くあります。代表的な医療系職業として、医師、薬剤師、看護師など人命に直接関わる業務が挙げられます。国が定めている法律で決まっている為、国家資格がない者は医療行為自体を行うことは法律で罰せられます。資格がなければできない仕事ということです。
それに対して、民間資格ではそのような業務独占資格はありません。つまり、医療事務の資格は持ってなくても、業務に携わることが許されているのです。
医療事務の資格は不要?
現在日本には、医療事務の資格を数えてみると約80種類もあります。しかし、どれも民間資格です。では、医療事務の資格は役に立たないものでしょうか?取るだけ無駄なのでしょうか?
はっきり言えることは、資格は十分に役立ちます。
医療事務の現場では、様々な専門知識やスキルが必要です。薬剤・処置・手術・検査・入院など、幅広い仕組みを理解していなければ務まらない職業です。さらにレセプト業務と呼ばれる医療機関の「お金」に携わる重要な業務をこなす必要があります。ある程度の専門知識・能力を蓄積していなければ、現場で働くことは困難です。
先ほどのおさらいですが、資格とは能力を証明してくれるツールです。これにより、あなたが採用担当者に医療事務としての知識を蓄えていることを教えることができるのです。医療現場では、有資格者を確実に優先して採用します。資格がなければ採用しない病院・クリニックもあるくらいです。
もし、あなたが医療現場経験がなく、全くの未経験者であれば、資格取得は就職の為の「絶対条件」です。今すぐ、資格取得を目指してみましょう。
資格を取らなければ次に行けないってことがわかったわ!
まとめ
以上を踏まえて言えることは、未経験者であれば、専門用語や知識を身につけ勉強しながら、医療事務資格を目指すことがベストな答えです。
大丈夫です。医療事務資格は、一般的に簡単な資格と言われています。標準で3〜4ヶ月、最短で1ヶ月程度で取れる程度の難易度です。権威ある難易度の高い資格から、在宅試験対応の超初心者専用資格まで数多く存在します。あなたに合ったピッタリの資格を目指しましょう。
一生役に立つ、一度取ればいつまでも有効な医療事務資格。これであなたの人生を180度変化を起こしてみましょう!
今回の記事で分かること