こんにちは、医療事務ブロガーの元ヤン次女 (@iryojimu_hikaku) です!
医療従事者は日々進歩していく医療技術などに伴って、常に情報をアップデートし学んでいく必要があります。
それは診療報酬が2年に1度改定される医療事務も、例外ではありません。
ここではそんな医療事務・調剤薬局事務も含め、病院・薬局で働く人の勉強に、おすすめの情報サイトをご紹介します。
まとまった時間が取れない方でも、空き時間を見つけてウェブサイトで、医療情報の学習を進めてみましょう。
それでは、どうぞ!
m3.com
「m3.com」はエムスリー株式会社が運営している会員限定の医療従事者向けポータルサイトです。27万人以上の医師と16万人以上の薬剤師が登録しており、医療に関するさまざまな情報はもちろん、薬剤師や薬局に関する情報が集約された日本最大級の医療従事者専用サイトです。
m3.comはポータルサイトであるため、毎日更新される国内外の最新医療ニュースをまとめて閲覧することができます。
一般的な医療ニュースから新薬情報・行政情報・臨床情報・コラムなどの幅広いラインナップが用意されているので、好きなところや興味のある記事だけ読んでもいいですし、あえて普段はあまり触れることのないジャンルの記事を読んで勉強するのもいいでしょう。
特に診療報酬改定の時期になると診療報酬改定の特集が組まれるので、医療事務は最低でもここだけはチェックすることをおすすめします。
実にたくさんの記事が日夜更新されていくため、このサイトをチェックするだけで業界のだいたいのことがわかります。
勉強になるコンテンツ
m3.comには医師や薬剤師による医薬品の口コミや評価できるコンテンツが設けられています。書き込みは薬剤師よりも医師が多く、その医薬品の効果の強さや即効性・持続性・信頼性などが5段階で評価できるようになっています。
また医師が「なぜその薬を選んだのか」についても多数書き込みがされており、医師のリアルな処方感や臨床情報がわかるようになっています。
したがって普段そうした情報をなかなか手に入れることができない薬局で働く薬剤師にとっては、非常に勉強になるコンテンツです。
またm3.comにはここでしか読めない薬剤師や専門家のコラムも掲載されています。「問診票を「面倒だから」と拒否する患者さんに対する対応について」「薬の量に関するクレームの対応について」など医療事務にとっても、ためになるコラムがあります。
メリット
m3.comは無料で利用できるにもかかわらず、「Amazonギフト券」といった商品券など、1800種類以上の特典と交換できるm3ポイントがもらえるというメリットがあります。
ポイントはログインをしたり、「MR君」や「QQL君」を利用したりすることで貯まっていきます。
「MR君」というのは医薬品・疾病・治療といった医療などの情報が提供されるツールのことであり、「QQL君」というのは開業支援、転職など医療以外の情報を提供するツールのことです。
さらに薬剤師専用の掲示板も設けられており、日々の疑問やホットな話題について誰でも匿名で質問が可能です。m3.comに登録している人は医療従事者だけであるため、一般の人が回答する知恵袋のようなサイトよりも信頼性のある回答を得られやすいというメリットがあります。
医療系の情報収集ならおまかせ
m3.comにはメルマガ機能があり、これによってわざわざサイトにアクセスしなくても普段のメールチェックのついでに情報収集することが可能です。
配信される内容は細かく設定することができるので、必要な情報だけ配信されるようにカスタマイズするといいでしょう。
またm3.comの他にも「日経DI」というサイトが有名ですが、こちらはさまざまなサイトで配信された医療系のニュースを集約したm3.comとは違い、雑誌がベースにあるためコラムが多いです。
したがって最新の医療系ニュースを含めた情報収集にはm3.comがうってつけだと言えます。
まとめ
医療系の情報サイトは一般の人の閲覧を制限するために登録制になっており、m3.comと日経DIも登録して利用できるのは医療従事者のみとなります。
だからこそすべての医療従事者にとってためになる情報やコンテンツが盛りだくさんのサイトだと言えるでしょう。
「独学で学べるかな…。」「書籍だけで十分なのだろうか…。」と不安に思っている方も少なくないでしょう。