こんにちは、医療事務ブロガーの元ヤン次女 (@iryojimu_hikaku) です!
お世話になった人が退職するとき、どのようなメッセージを贈ればよいのか悩むことも多いでしょう。
今回は、医療事務さん向けのねぎらいや送る言葉を短く厳選して、テーマ別に3つ紹介していきます。
- 上司への寄せ書きメッセージが思いつかない。
- 先輩への手紙には何を書いたらいいだろう…。
- 大好きな後輩には、元気づけるメッセージはどんなのがいいだろうか…。
という人のために、医療事務を退職する人へのメッセージの書き方をはじめ、メッセージを書くときの注意やマナー、そして具体的なメッセージの例もご紹介します。
それでは、どうぞ!
メッセージを書くときの注意
上司や先輩、同僚など、退職メッセージを贈る相手はさまざまですが、どの相手に対しても感謝やねぎらいの気持ちを伝えることが大事です。
また、相手が退職しても、それで2度と会えなくなってしまったり、縁が切れてしまったりするわけではありません。特に同じ業界に転職するのであれば、また何かの機会に会うこともあるでしょうし、仕事でお世話になることもあるかもしれないので、今後につながるようなメッセージを考えることも時には必要になります。
さらに、退職する理由や、転職の場合は転職先などのプライベートな内容については、本人が公表していない可能性もあるため、触れないほうがよいでしょう。特に多くの人の目に触れる寄せ書きなどでは気をつけましょう。
なお、病気療養や介護など、プライベートな理由で退職する場合で、本人が事情を明かしているのなら、それについて一切触れないほうが不自然なので、ごく軽く触れた上で励ましの言葉を書き添えるとよいでしょう。
メッセージを書くときのポイント
お世話になった人へ気持ちを伝えるには、まずは「ご退職おめでとうございます」「今までお疲れ様でした」など、お祝いの言葉やこれまでの働きをねぎらう言葉からはじめるとよいでしょう。
また、心に強く残っている相手とのエピソードなどを交えながら、自分なりの言葉で思いを伝えることで、より相手に気持ちが伝わり、心に深く残りやすくなります。
そして最後は、「新天地ではさらなるご活躍をお祈りしています」「体に気をつけて頑張ってくださいね」といった、退職する人のこれから歩む道を応援したり、幸せを祈ったりする言葉で締めるとよいでしょう。
さらに、これからも関係を続けていきたい相手であれば、「また今度連絡します」「また仕事でご一緒できる日が来るといいですね」などと一言添えておきます。
メッセージのマナー
まず、ネガティヴな内容のメッセージを書いたり、相手が嫌な気持ちになったりするようなメッセージは贈ってはいけません。相手が前向きな気分になったり、気持ちよく退職できたりするようなメッセージが相応しいでしょう。また、退職する相手を引き止めるようなメッセージを書くのも避けましょう
特に、上司や先輩などの目上の人へのメッセージでは、「今までご苦労様でした」「これからも頑張ってください」といったメッセージは、上から目線の失礼な言い回しになるため注意が必要です。そのため、メッセージの内容は相手との関係性によって相応しいものに変えなければなりません。
さらに、どんなに仲の良い相手でも、退職メッセージにプライベートな話題を書かないようにするのもマナーです。
メッセージ文例
ここでは、退職する相手ごとの退職メッセージ文例をまとめてご紹介します。
上司の場合の例文
まず上司の場合は、
「ご退職おめでとうございます。入職当初から、私に優しくご指導くださったこと、とても感謝しています。ありがとうございました。新しい環境でも、ますますご活躍されますことを願っています。」
先輩の場合の例文
次に先輩の場合は、
「ご退職おめでとうございます。在職中は、いつも的確なアドバイスをありがとうございました。一緒に仕事ができ、大変勉強になりました。寂しくなりますが、これからもお体に気をつけて、ご活躍されますことを願っています。」
同僚の場合の例文
最後に同僚の場合は、
「〇年間お疲れさまでした。一緒に仕事をし、楽しい時間を過ごしたことは忘れません。〇〇さんがいなくなってしまうのは寂しいけれど、新しい職場での活躍を応援しています。今まで本当にありがとう。」
まとめ
退職メッセージは、目上の人に贈るのか、目下の人に贈るのかなど、伝える相手との関係性によって多少内容が変わりますし、親しさによって表現も異なります。
しかし、これまでの感謝の気持ちと、今後の活躍や幸せを祈る気持ちを伝えるのは同じです。