こんにちは、医療事務ブロガーの元ヤン次女 (@iryojimu_hikaku) です!
花や植物は見て楽しむことはもちろん、その空間に豪華な雰囲気を持たせたり、落ち着いて安心感のある雰囲気を持たせたりすることができ、贈り物としてとても人気があるものです。
病院に彩る花や観葉植物に関して、以下のようなギモンはありませんか。
「病院の待合室に適している観葉植物ってどんなの?」
「診療科によって生ける花を変えるべき?」
「クリニックに贈り物として喜ばれる観葉植物は?」
そんな方に向けてここでは、病院の待合室に飾るならばどのような花や植物がよいのかについてお話します。
記事を読めば、医療機関に飾る花、植物に関してのギモンが解決することができますよ!
じっくり読んでいってくださいね。
それでは、どうぞ!
もくじ
花を選ぶ前に
まず、日本では4・9・13は縁起が悪い数字、不吉な数字として知られているため、花を選ぶ際はそれらの本数を避けて飾るようにしたほうがよいでしょう。
また、高級感を演出しようとして大きい花を飾ろうと考える人もいますが、待合室の大きさに合わせたサイズのものを選ぶようにしましょう。
さらに、飾る場所にも注意が必要です。患者や受付の邪魔にならない程度のものを選ぶ必要があります。
そして、飾る花は定期的に交換しましょう。
生花であれば、次第に枯れてゆくので交換の目安がわかりやすいですが、アーティシャルフラワーなどの造花は、いつまでも飾ってしまいがちです。
季節に合わせて飾る花を変えると、新鮮な雰囲気を作り出して院内に季節を感じさせることができるでしょう。
アーティシャルフラワーとは
先にも少し触れましたが、アーティフィシャルフラワーとは、生花をリアルに再現し、生花にはない美しさを表現して造られた花のこと言います。
近年、欧米はもとより日本でも注目を集めており、年々向上するクオリティと、生花では出せない高い芸術性と耐久性が人気の秘訣で、世界的に高い評価を受けています。
アーティシャルフラワーは、造花の一種ではありますが、従来の造花にあった安っぽいイメージや、どこか違和感を覚える見た目とは一線を画す、超高品質なものとなっています。
生花の美しさをリアルに再現しながらも、生花よりも耐久性があり水やりなどのお世話の必要がないので、最近ではコサージュなどのアクセサリー、インテリアとしても使用されています。
またアーティフィシャルフラワーは何より、生花のように花粉が飛ぶ心配もなく、匂いもしないため、病院の待合室に飾るにはうってつけの花です。
ブリザードフラワー・ドライフラワーと比較
ブリザードフラワーやドライフラワーもよく見聞きするものですが、アーティシャルフラワーとどう違うのでしょうか?
ブリザードフラワー
プリザーブドフラワーとは、生花や葉を特殊な液に沈めて脱水・脱色した後、染料を吸わせることで好みの色へと仕上げ、長期保存が可能な加工を施したもののことを言います。
アーティフィシャルフラワーほどの耐久性はありませんが、生花を使っているため花本来の柔らかさを持ち、みずみずしい印象が特徴です。
染色ができるため生花とは異なる色合いを楽しむこともでき、1年以上の長期保存も可能です。
ドライフラワー
次にドライフラワーとは、生花や葉をさまざまな方法で乾燥させ、水分を抜いたもののことを言います。
生花やアーティフィシャルフラワーとは違って、アンティークのような褪せた色合いと、水分の抜けた固めの質感が特徴です。
病院の花や植物の選び方
選び方①:皮膚科の場合
例えば皮膚科ならばアレルギーの患者がいるため、切り花を飾るのは避けたほうがよいなど、どの診療科の待合室に飾るかによっても選ぶ花や植物は変わってきます。
人によっては、アレンジメントに使用される花で皮膚がかぶれてしまうことがあるため、患者のことを思うのならそうしたことも考慮しなければなりません。
選び方②:小児科の場合
また、小児科の場合は子供がケガをするかもしれないので、とげがある植物や葉先が鋭い植物は避け、清潔感があってかわいらしい見た目のものが雰囲気に合います。
また、緑色にはストレスの解消を促進し、リラックスさせる心理的効果があることから、花ではなく観葉植物を飾るのもおすすめです。
まとめ
生花は飾ったらそれで終わりではなく、水やりや日光に当てるなどのお世話が必要になります。
忙しくてお世話に手が回らない場合は、アーティシャルフラワーなどの手のかからないものを飾るのも1つの方法です。
今回の記事で分かること