こんにちは、医療事務ブロガーの元ヤン次女です!
全国の医療事務求人数はフルタイムでは17,744件、アルバイトやパートでは14,802件と多くの募集が出ており、医療事務は女性に有利と言われている人気の職業です。
医療事務は医師や看護師のように直接医療行為を行う職種ではありませんが、医療機関で働く「医療従事者」です。
- 医療従事者という響きから、「オシャレをすることが許されない厳しい職場」を連想する人も多いのではないでしょうか?
- 医療事務として働くようになった場合、髪の色や髪型、ネイル、ピアス、靴などの身だしなみはどのように気をつけたら良いでしょうか?
今回はそんな医療事務従事者の気になる身だしなみ・オシャレ事情についてしっかりチェックしていきましょう。
もくじ
医療事務身だしなみの重要性
女性中心の職場
医療事務として働く男女の割合は約1:9で、大半を女性が占めています。働く女性の年齢層も20代から50代までと幅広く、中でも20代から30代の女性が多い傾向にあります。
そのため、まだまだオシャレを楽しみたい年代の女性が多い医療事務ですが、医療事務のオシャレや身だしなみにはある程度気配りが必要になってきます。
病院の顔としての役割
まず、“身だしなみ”についてですが「医療機関の顔」となる医療事務は相手を不快な気持ちにさせない清潔感のある格好を心掛ける必要があります。
これは医療事務だけに限らず、接客を行う職種であれば誰にでも当てはまることです。
病院という場所は、体の不調を訴えた小さな子供からお年寄りまで様々な年齢層の方たちが訪れる場所です。誰が見ても不快な気分にならないように、
- 制服、白衣のシワや汚れに気を付けて清潔感を保つ
- 濃すぎないナチュラルなメイク
- 髪の毛をきっちりと束ねる
- 爪を短く切っておく
などがポイントとして挙げられますが医療事務だから特別なことではなく、社会人として当たり前の身だしなみを心掛けていれば大丈夫です。
患者様に嫌悪感を与えないことが絶対条件!
医療事務は、医療に関する事務全般を行う仕事ですが、受付窓口として患者さんと接する役割もあります。
特に個人経営の医療機関で働く場合は、受付・会計だけではなく、患者さんへのお声かけや、案内役など患者様との密なコミュニケーションを行う場合が多くあります。
患者さんは具合が悪くて病院へ来ている人が多いですので、不快感を与えない身だしなみをすることがとても大切です。
もっとしっかりしなさいよ!
香りの強いものは避ける
医療事務として働く場合、事前の説明で香水の使用を禁止している所も多いです。
普段つけている香水や柔軟剤などは、自分では香りに慣れてしまい麻痺しているところも多いですが、周囲からはかなり匂いがきついと思われることも多々あります。
香水、強いシャンプーの香り、柔軟剤の香りなどは、体調の優れない患者さんからは不快に思われることが多く、上司や患者さんから注意されることも多いです。出来れば香りの強いものは避けるようにしましょう。
病院は体調や気分が悪い患者様が訪れる場所よ。
どんなに良い香りだと言っても、体調が悪いときに匂う香水の香りは相手を不快にさせてしまう恐れがあるわ。
体調が優れない人には、キツい香りは迷惑になりかねないわ。
ふさわしい髪色は?
医療事務は女性の多い職場ですので、髪の色や髪型も気になる所です。
髪の色は一般的には過度に明るすぎない色であれば大丈夫でしょう。白髪がたくさん目立つようなヘアスタイルよりは、きちんと白髪染めをしている方が清潔に感じますので、清潔感を意識したヘアカラーを心がけましょう。
髪色については各医療機関の決まりに従います。「黒髪」でないといけない厳しい病院はあまりみられません。金髪のように明るすぎる髪色はNGですが、ナチュラルな茶髪であればOKとしている病院が多いです。
髪型の決まりはあるの?
髪型は、基本的に決まりはありません。社会人としての常識の範囲ないであれば自由で清潔感のある整えられた髪型であれば大丈夫です。
診療所や、診察室で医師の横につき入力を行う医療事務になると診療補助に入ることもあるので、どのスタッフも長い髪は邪魔にならぬように束ねる必要があります。
アップできる方はアップした方が良いでしょう。医療機関は清潔さを重要視していますので、ボブでも結べる長さの髪の毛であれば結ぶ方が良いでしょう。
ネイルはOK?
手先は患者さんからも見られる部分です。「清潔感」が最重視されますので、医療機関によってはネイル禁止の所も多いです。
しかし、個人経営の医療機関などでは淡いベージュ、薄ピンク一色などの淡いカラー、ナチュラルでシンプルなネイルはOKのところも多いです。デコパーツを盛った華美なネイルは絶対にNGなのでやめておきましょう。
日常の業務はパソコン業務ですので、キーボード操作の邪魔にならないようにも爪は伸ばさずに短めにしておきましょう。
また場合によっては患者さんの手を引いて誘導する場合もありますので、爪を切ってヤスリで丸く整えておく配慮もしておくと良いでしょう。
子供に怪我なんかさせたら、大問題になるわ。
ピアスはOK?
医療機関ごとによってアクセサリーの装着に関してのルールは違います。面接に行こうと思う医療機関に事前に下調べに行って、医療事務スタッフがピアスをつけているかどうか確認しておくと良いでしょう。
穴を開けている人でも勤務中は取り外すように指導している医療機関も多いですが、”華美なもの”“派手なもの”“大きなもの”“垂れ下がるピアス”でなければ付けていてもOKという所もあります。
複数穴が空いている場合、全ての穴にピアスを付けると華やかに見られるので外しておく方が良いでしょう。
オススメの靴はどんな靴?
医療事務の靴は、病院で統一しているため支給される場合や、自前で準備しなければならない場合に分かれます。靴は自分で用意することが多いです。
医療事務は事務服や白衣が制服になるため白やピンク、黒のナースシューズを着用していることが一般的です。
ナースシューズを用意する人もいますし、黒い3cmヒールのバレエシューズなども多いでしょう。ナースシューズの場合は、看護師・事務服の色に合わせても良いでしょう。
最近では動きやすさの面から、病院のスタッフ全員が統一してクロックスを取り入れている医療機関も多く見られます。病院の方針に従うことになりますがヒールが無く、動きやすい、疲れない自分に合った靴がおススメです。
医療事務はパソコン入力でなくその他業務である程度歩きますので、疲れにくい靴を選ぶようにしましょう。
まとめ
医療事務の気になるオシャレ事情をご紹介しました。
基本的には働く病院の決まりに従うことになりますが、華美なオシャレは避けるようにしましょう。
医療事務が働く場所は病院です。患者さまの立場を考えて不快感を与えない清潔感のある格好を心掛けましょう。
単なる事務員ではなく、病院の顔として窓口に立つ場合も多くありますので、身だしなみには十分注意しましょう。
一番大切なのは「清潔感」です。清潔感を心がけ、業務に支障がない身だしなみを意識しましょう。
しっかり教えてよねお姉ちゃん!