こんにちは、医療事務ブロガーのみかん (@iryojimu_hikaku) です!
医療事務として働いていて、「転職を考えているけれど、失敗したくない」「理想の職場が見つからない」という悩みはありませんか?
この記事を読めば、失敗しないで希望の条件で転職するための5つのステップがわかります。
なぜなら、この記事では、10年以上医療業界に携わってきた私が、実体験に基づいて有効な転職のポイントをまとめているからです。
そこで今回は、医療事務の方が自分に合った職場を見つけて、スムーズに転職するための5つのステップを詳しく説明しています。
それでは、どうぞ!
解説動画:【保存版】医療事務から高収入職へ!転職成功の秘訣5選
このブログの内容は、以下の動画でも解説しています!
医療事務からの転職を考える理由
医療事務からの転職を検討する理由は人それぞれですが、多くの方が共通して抱えている背景があります。
まずは、転職を検討する主な理由を確認し、ご自身の思いと照らし合わせてみましょう。
- 年収アップへの希望
- 新しいキャリアステップへの思い
- ワークライフバランスの改善
それぞれの理由について具体的な事例を交えて、解説していきましょう!
転職を考える理由①:年収アップへの希望
医療事務から転職を検討する大きな理由の1つが、年収アップへの希望です。
医療事務の給与水準は決して高くありません。できる仕事が増えるにつれ、給与がそれに伴わないと感じる人も多いでしょう。
医療事務の初任給は20代前半で16万~20万円程度が一般的です。経験を積んでもなかなか大幅なアップは望めません。一方で、医療業界は人手不足が深刻な状況にあり、有能な人材を欲しているのが実情です。
- 医療秘書技能審査統一試験に合格したCさん(27歳)
- 年収が260万円から320万円にアップ
- 「事務職としてのスキルが評価された賃金になった」
資格取得は年収アップの確実な手段です。しっかりとスキルを身に付ければ、将来的には年収500万円以上も夢ではありません。
着実な努力を重ね、更なるキャリアアップを目指しましょう。
転職を考える理由②:新しいキャリアステップへの思い
医療事務からの転職を検討する大きな理由の1つに、医療事務の中でのキャリアアップを望む思いがあります。
医療事務を長年続けていると、単なる事務作業だけでなく、より専門性の高い職種に就きたいと考えるようになる人が多くいます。
一般的な医療事務の仕事は、医師や看護師の補助的な業務が中心です。
しかし、経験を積み重ねることで高度な知識やスキルを身につけられれば、専門職への道も開かれます。医療事務から昇進する機会も用意されているのです。
【医療事務から医療管理職へ】
- 10年間医療事務を経験したEさん(35歳)
- 医療秘書の資格を取得し、医療機関の事務管理職へ昇進
- 「医療現場の事務全般を統括する立場になれた」
医療事務は単なる窓口業務にとどまらず、将来的には医療現場の重要な管理職を目指せます。継続的な学習と経験の積み重ねが、キャリアアップへと導いてくれます。
そうなんだね。
最初は窓口対応などの基本事務から始めても、医療の専門家を目指せるだー。わくわくしてきちゃった!
転職を考える理由③:ワークライフバランスの改善
医療事務からの転職を検討する大きな理由の1つに、ワークライフバランスの改善があります。
医療事務は、勤務先の職場環境次第で、家庭生活との両立が難しい場合もあります。より良いワークライフバランスを求めて、転職を選ぶ人が多くいます。
医療事務の勤務体制は施設によって大きく異なります。
中小病院や人手不足の施設では、夜勤や長時間残業が避けられないケースも。一方、大病院などでは労働環境が比較的良いことが多いのが実情です。
- 働きやすい病院に転職し、ワークライフバランス改善
- クリニック勤務で残業が多かったDさん(34歳)が、大病院の医療事務職に転職
- 「前職場は夜遅くまで残業が当たり前で、子育てが大変だった。今は労働時間が規則正しく、家庭と両立できる」
医療事務の勤務環境は職場により大きく異なるため、ワークライフバランスを重視する人は、より働きやすい環境の医療機関へ転職を検討することが重要です。
適切な職場を選ぶことで、家庭生活との両立が可能になります!
医療事務から転職で失敗しがちな3つのポイント
医療事務から転職する際には、多くの落とし穴があり、注意が必要です。転職に失敗すれば、せっかくの機会を無駄にしてしまう可能性があります。
そこで、この章では医療事務から転職する際の5つの注意点を取り上げます。これらのポイントを押さえておけば、スムーズな転職が可能になるでしょう。
- 就業中に転職活動を行う
- 就業条件をしっかり確認する
- ブラック病院を避ける
医療事務から転職する際の落とし穴を事前に認識し、うまく乗り越えていきましょう。
注意点①:就業中に転職活動を行う
医療事務から転職する際の重要なポイントが、就業中から転職活動を行うことです。
退職してから転職活動を始めると、収入が無くなるリスクがあります。そうならないためにも、在職中から次の仕事を探す必要があります。
医療事務の仕事は人手不足が深刻な業界です。求人への応募が殺到することが多く、一定の期間が空くと次の仕事が見つからなくなる可能性があります。
そのため、転職活動に時間がかかる場合でも、収入があるうちから動く必要があります。在職中にチャンスを見つけられれば、スムーズな転職が可能になります。
【在職中から情報収集して次の転職先を見つける】
- 在職中の転職活動でスムーズに次の職を確保
- Lさん(32歳)が、医療事務の職を続けながら、並行して転職活動を行う
- 「求人サイトで随時チェックしていたところ、希望の条件を渡り合える職を見つけられた」
収入を維持しながら転職活動するには、在職中からチャンスを探す必要があります。スムーズな職場移動を実現するため、今の仕事を続けながら、着実に次の一手を準備しましょう。
転職したいと思ったら、すぐに行動に移さないとねえ。
注意点②:就業条件をしっかり確認する
医療事務から転職する際の大切なポイントが、就業条件をしっかり確認することです。
転職先の給与、労働時間、待遇などを事前に把握しないと、後々トラブルに巻き込まれる可能性があります。
転職の面接では、企業は美辞麗句を並べがちです。しかし、実際の就業環境とはかけ離れている場合も多くあります。
そのため、応募前に給与水準、残業代の有無、休暇日数、社会保険の加入状況など、できる限り詳細な就業条件を確認する必要があります。
- 期待した給与より低かった
- Mさん(27歳)が面接の際の約束を信じて転職したところ、実際の給与が3割以上低かった。
- 「面接では高給与を示唆されたが、実態とかけ離れていた。事前に確認しておけば良かった」
転職の面接では企業から良いことばかりが説明される傾向にあります。
しかし、あくまでそれは一方的な情報に過ぎません。入社後に予期せぬトラブルに見舞われないよう、就業条件をしっかりと確認しておくことが重要です。
転職先の面接で有利な条件を説明されても、すぐ鵜呑みにしちゃダメよ。
注意点③:ブラック病院を避ける
医療事務から転職する際の重要なポイントが、ブラック病院と呼ばれる劣悪な労働環境の職場を避けることです。
長時間労働や厳しい人間関係など、働きづらい病院には引かないよう気をつける必要があります。
医療業界でも一部にブラック病院と呼ばれる悪い評判の病院があります。そういった職場では、過酷な勤務を強いられたり、パワハラなどの問題が起こりがちです。
転職先の選び間違いは、精神的・肉体的な負担が大きくなり、さらに転職を考えざるを得なくなるリスクがあります。
- 医療事務の数・スタッフが足りているか
- 職場の雰囲気や人間関係は良さそうか
- 働いているスタッフの年齢層が偏っていないか
- 日曜日も営業している
- 営業時間が長い
- 事務スタッフが1人しかいない
- 患者の出入りが多い
このような点に注意し、可能であれば実際に職場を見学して、自分の目で確かめることが大切です。
ブラック病院には長時間労働や嫌がらせ、パワハラなどの問題が多く、入職すれば心身を蝕まれる危険があります。
転職先を選ぶ際は、上記の観点から十分な情報収集が重要。
事前に問題のある病院をリストアップし、可能な限り回避しましょう。
失敗しない転職の5ステップ
これまで、医療事務から転職する際の注意点を3つのポイントからご説明してきました。
- 就業中に転職活動を行う
- 就業条件をしっかり確認する
- ブラック病院を避ける
転職の際には様々な落とし穴がありますが、それらを事前に認識し、うまく対処することで失敗を防げます。
ここからは、失敗しない転職に向けた具体的な5ステップをご紹介します。
- 自分の経験とスキルを見直す
- 希望する働き方や条件を明確にする
- 最新の知識とスキルを身につける
- 転職サイトやエージェントを上手に活用する
- メンタルケアを心掛ける
これらのステップを一つひとつ実践することで、スムーズで理想的な転職を実現できるはずです。
具体的な取り組み方をお話ししますので、ぜひ参考にしてみてください。
ステップ①:自分の経験とスキルを見直す
医療事務として働いた経験があれば、その中で培った知識やスキルは大きな強みになります。
転職の際は、自分が持っているスキルと伸ばすべきスキルを整理することが重要です。
医療事務の仕事には様々な側面があり、経験によって得意分野や苦手分野が異なります。
自分の長所と短所を客観的に把握しておけば、転職先を適切に選べるだけでなく、今後のスキルアップの方向性も定めやすくなります。
- 医療費請求業務
レセプトコンピュータの経験があれば、電子カルテなどの医療システムやクラーク業務への展開も視野に入れられます。 - コミュニケーション能力
患者対応などを通じて培った対人スキルは、医療サービス全般で役立ちます。
このように、経験を活かせる部分と新たに伸ばす部分があることを認識し、スキルアップの備えをしておくことが大切です。
同じ医療事務でも、分野によってスキルが違うのかー。
ステップ②:希望する働き方や条件を明確にする
医療事務の仕事はさまざまです。転職の際は、希望する働き方や条件を事前に明確にしておくと、効率的な転職活動ができます。
病院や診療所、企業の健康管理室など、医療事務の就職先は多岐にわたります。また、フルタイムやパート、在宅ワークなど働き方のバリエーションも豊富です。
自分の希望をはっきりさせておけば、無駄な時間を費やすことなく、適切な求人を探せます。
- 子育て中の働き方
時短勤務制度や在宅ワークなど、子育てと両立できる柔軟な勤務形態を重視する。 - 勤務地の条件
自宅から通勤できる範囲の職場を希望する。または、転勤が伴わない勤務地を希望する。 - 給与や福利厚生
収入面での希望額を設定する。また、産休・育休制度、社会保険の有無なども重要なポイントになる。
このように、ライフスタイルや価値観に合わせて働き方を選ぶことができるのが医療事務の強みです。
自分にとって最適な条件を明確にし、それに合った職場を見つけましょう。
ステップ③:最新の知識とスキルを身につける
転職に備えて、資格取得や通信講座を活用して医療事務の知識とスキルを最新のものにしておくとよいでしょう。
医療制度や診療報酬の仕組みは年々変化しています。長期間離職していた場合は特に、最新の知見を得ることが重要です。また、転職活動でアピールできるスキルを身につけられます。
- 医療事務講座の通信教育
自宅で空いた時間を活用して学習できる通信講座を利用する。 医療事務の基礎から最新知識まで学べる。 - 医療資格の取得
診療報酬請求事務能力認定試験などの資格を新たに取得する。転職の際の経歴評価で有利になる。
このように自宅でも学べる環境が整っています。子育て中のママでも医療事務の通信講座を利用すれば、知識とスキルの最新化が可能です。
育児に加えて勉強するのは大変でしたが、資格取得のおかげで、面接で高評価をもらえましたよ。
ステップ④:転職サイトやエージェントを上手に活用する
医療業界では人物重視の採用が多いため、転職サイトやエージェントを上手に利用すると、理想の求人を見つけやすくなります。
医療従事者の採用では、スキルや経験以上に人間性が重視されがちです。書類選考で落とされてしまうリスクを減らすには、転職サイトやエージェントの力を借りるのが賢明です。
面接機会が増え、自分をアピールする機会が広がります。さらに、エージェントによるサポートを受けられるのも大きなメリットです。
例えば、医療事務に特化した、以下のサイトが転職サイトがおすすめです。
医療事務になるための最適な転職サービスはアポプラスキャリアです。調剤事務・医療事務に特化した転職サービス
医療事務としての理想のキャリアを築くための強力なパートナー、それがアポプラスキャリアです。
このように転職サイトやエージェントを利用すれば、よりスムーズに理想の職場を見つけられるでしょう。医療業界に精通したプロのサポートを活用するのがおすすめです。
履歴書の書き方や面接の受け答えなど、わからないことは積極的にエージェントの方に質問しましょう。
ステップ⑤:メンタルケアを心掛ける
転職活動には精神的な負担が伴います。ストレス解消法を身につけ、心身ともにメンテナンスすることが大切です。
面接の失敗や長期間の就職活動など、転職活動での精神的プレッシャーは避けられません。ストレスをため込まないよう、上手にリフレッシュする方法を見つけておく必要があります。
メンタルが保たれていないと、意欲の低下や集中力の欠如を招き、結果的に転職にも影響が出かねません。
- 家族や友人とのコミュニケーション
- 転職活動の愚痴をこぼしたり、別の話題で気分転換をするなど、身近な人とのふれあいを大切にします。
- 運動やヨガなどで体を動かす
- ストレス解消に加え、体力の維持・向上を目指して、軽い運動を習慣化します。
転職という大きな環境の変化に対処するには、心身ともにベストな状態でいることが不可欠です。
ご家族の理解と協力を得ながら、上手にメンタルケアを心がけましょう。
まとめ:
今回の記事では、医療事務の方が失敗しないで希望の条件で転職するための5つのステップをご紹介しました。
- 自分の経験とスキルを客観的に見直す
- 希望する働き方や条件を事前に明確にする
- 通信講座などで最新の知識とスキルを身につける
- 転職サイトやエージェントを上手に活用する
- メンタルヘルスケアを心がける
この5つのステップを着実に実行していけば、あなたの医療事務からの理想的な転職は確実に実現できるはずです。
年収アップや新しいキャリアステップ、ワークライフバランスの改善など、転職を検討している理由に応えられる職場が必ず見つかるでしょう。
転職活動に踏み出す前に、ぜひ【アポプラスキャリア】を活用してみてはいかがでしょうか。
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医療業界に特化した求人情報が集まっており、非公開求人にもアクセスできます。
転職エージェントによるサポートも受けられるので、理想の転職に向けた確かな第一歩となるでしょう!
以上、元ヤン次女でした!
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