先輩3人が教える！調剤薬局事務の仕事をして良かったことの体験談

以前医療事務の資格を取りました。しかし病院で働いていてとても残業が多く、辛い思いをしたことがあったのです。そのため、調剤薬局事務として働くことにしました。元々医療事務だったのですんなりとその場所に溶け込むことが出来たと思っています。

特に患者さんと話をすることが多く、馴染みの患者さんもいるので病気のことなどについて話をすることはあります。その時、どんな病気でどんな薬が処方されているのか、だいたいわかるようになりました。そしてこの薬は、よくきくとか副作用があるので注意をしようとか、とても専門的なことが分かるようになるのです。通常の事務と違って、薬についてたくさんのことを知ることができます。それは、大きなメリットと感じます。

医療事務の時も、少しは知識としてもっていました。しかし実感として感じることはなかったのです。その点、患者さんからの情報や薬剤師さんとの話で、とても理解しやすいのです。このままいくと、資格をとって専門的にやりたい、そんな気持ちになっています。

病気と薬がつながると、とてもやりがいがあります。単に事務をしているという感じではなく、その中身を勉強できる場所でもあると感じれるのはすごいメリットです。

（４３歳女性なおさん）

私は調剤事務という仕事を約5年半してきました。(ちなみに現在は出産・育児のため一旦辞めましたが育児がひと段落着いたらまた現場に復職したいと考えています！)

5年半という期間の中では大変なことも沢山ありました。本当にいろいろなことを経験してきたけれど…これだけは良かったと思える事。それは…≪登録販売者≫という資格を取得できたことです。

この登録販売者の資格を取得して1番に良かったと思える事は、なんといっても就職のしやすさだと思います。

実は私、結婚を機に主人の働いている土地へ引っ越しをした為、資格を取得した薬局は辞めているんです。ただ調剤事務という仕事が好きでまた同じ職種に就きたいと考えていたので同じような条件で働ける場所を探しました。…結果、この資格を持っていた事により以前と同じような環境で就職できることになったんです！ちなみに就職先では資格手当も頂けることになり、この時ほど資格を取得して良かったな～と思ったことはありません。

高卒の私にとって大げさに聞こえるかもしれないけど人生で1番勉強して取得した登録販売者の免許。合格するまでは大変だったけれどいざ取得すると調剤薬局に限らず薬局ストアーでも活かすことができるので就職先の幅を広げるにはとてもいい武器になりました。まして資格手当でお給料が上がるなんてことにも繋がったので…。

資格を取得できた事が私にとって調剤薬局に務めて1番良かったことです。

（２７歳女性えりかさん）

調剤薬局事務の仕事はいつも同じ作業の繰り返しで、近隣の病院が混む時には薬局も混み合うので急かされて仕事は大変でした。薬剤師さん達は常に忙しそうにしているので、その補助仕事をなるべくしたいと毎日思い細かい仕事をしていました。薬局内の掃除などの雑務もしていました。

そんな調剤薬局事務の仕事をしていて良かったと思う事は、様々な薬がある事を知れた事です。

自分が関わった事のない病気やその薬がある事を知って、そんな薬があるのだと知る事が多かったです。そして薬を知る事は自分が病気になった時にも役に立ちました。病院で診察を受けてその後調剤薬局に行くのですが、処方箋を出すだけなので自分からどんな薬がいいと言うのは難しいです。

しかし最近ではジェネリック医薬品が多く出ているので、処方箋に書かれた薬と同じ成分だけど安い薬もあるので、仕事している時の知識を使ってできるだけジェネリック医薬品を出してくれるように言います。

親切な薬剤師さんだと自分から希望を言わなくてもジェネリック医薬品がある事を教えてくれるのですが、混み合っている時など忙しい時にはわざわざそんな事を教えてくれません。しかし自分でジェネリック医薬品がある事を知っていれば、薬剤師さんに希望を伝えられるので安い薬を購入する事ができます。

（３６歳女性はやみさん）