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お薬は代理人が受け取ってもよいのか?代理人が持っていくものや注意点

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病院へは本人が診察してもらいに行かなければ意味はありませんが、薬局の場合は、処方箋があれば代理人が薬を受け取ってもよいのではないか?と気になる人も多いでしょう。

ここでは代理人が薬を受け取れるのかどうかについて詳しくお話します。

薬は代理人が受け取ってもよいのか?

病院に限らず薬局へも本人が行くのがもちろん最適ですが、小さいお子さんや高齢者、インフルエンザなどの感染力の高い病気にかかっていたり、症状がひどかったりするなどのさまざまな理由で、薬局へ行くことが難しい場合があります。

そうした場合に、代理人が薬局へ処方箋を持参し、薬を受け取ることについては問題ありません。

他にも、寝たきりで動けない人や何らかの介護が必要な人、足や腰に痛みがあるなどで歩行が困難な人、抵抗力が落ちているため他の感染症にかかるリスクが高い人なども代理人が薬を受け取る必要があります。

さらに病気や薬の影響で知らない人がいると過度に緊張してしまったり、イライラが収まらなくなったりして、薬局内で待つことが難しい場合なども、代理人による薬の受け取りをおすすめします。

他に代理人が薬を受け取りに行くほうがよい場合

認知症の人の場合、薬を受け取ったことを忘れたり、薬の保管場所を忘れたりすることがあります。

病院などの医療機関で処方箋の再発行を受けた後、同じ薬局へ処方箋を持っていった場合は薬の受け渡しの記録がすぐに確認できますが、他の薬局へ処方箋を持って行ってしまうと記録の確認ができないため、重複して薬を渡してしまう可能性があります。

さらに後日、紛失した薬が見つかった場合、誤服用のリスクが高まります。そのため、認知症の場合は、代理人による薬の受け取りが望ましいです。

また、処方箋の有効期は発行日を含めて4日間であるため、仕事の都合などで処方箋の有効期限内に薬局へ行くことが難しい場合は、代理人に薬の受け取りを依頼するとよいでしょう。

薬局へ行く際に代理人が持っていくもの

代理人が薬局で薬を受け取る際は、処方箋・保険証・お薬手帳を持っていく必要があります。また、自治体から「子どもの医療費・ひとり親家庭に対する助成」などの何らかの医療費の助成を受けている場合は、その受給者証が必要となる場合があります。

処方箋は、内容の変更や改ざんなどがないかを確認するためにも、たとえFAXや画像データを送っていたとしても必ず原本が必要です。

保険証や各種受給者証は、医療費の負担割合を確認するために必要なので、これらがない場合は10割負担を求められることもあります。

お薬手帳の提出は必ず必要なわけではありませんが、薬の履歴から処方内容に変更があったかどうかや、飲み合わせなどが確認できるため、可能な限り提出するようにしましょう。

特に、いつもと違う薬局へ行く場合や処方内容に変更があった場合は、お薬手帳が役立ちます。

薬局へ行く際に代理人が注意すべきこと

まず本人の病状や薬の服用状況などを把握し、本人に代わってきちんと状態を伝えられることが大切です。初診の場合には、アレルギー情報や既往歴、副作用歴、体質などについても把握しておきましょう。

また飲み忘れの薬の有無や残薬の状況などの服薬状況を確認しておくことも重要です。残薬がある場合は処方日数の調整が可能な場合があります。

さらに「むせるので粉薬が飲めない」「生活パターンと服用時間が合っていない」など、飲み忘れや残薬に何らかの理由がある場合は、薬剤師から医師に服用できない理由を伝え、処方内容の見直しにつながることもあります。

そして処方箋の内容について薬剤師から代理人に対して確認を取ったり、今後の薬の飲み方の相談をしたりすることもあるので、代理人は本人の状態をしっかりと把握するように注意しましょう。

まとめ

何らかの理由で本人が薬局へ行くことが困難な場合は、代理人が処方箋・保険証や各種受給者証・お薬手帳を持参することで、受け取ることができます。

その際、代理人は本人のアレルギー情報や服薬状況などの状態をある程度把握しておく必要があります。

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