そもそも医療事務になるには資格は必要?実務経験と資格の必要性

 

医療事務は「民間資格」だから、無資格でも働くことができます。それでも資格を取得した方がいいといわれるのはなぜでしょうか。

実際に、無資格では応募できないという職場も多くありまし、面接を受けても採用されにくいことも事実。今回は医療事務の資格取得が必要な理由について解説していきましょう。

 

経験者が優遇される医療事務

医療事務の場合、最も採用されやすいのは「経験者」であること。それも仕事についた年数が長ければ長いほど有利です。「資格がある」かつ「経験を積んでいる」人が有利であること。医療事務に就いている人をみると、年齢の高い方も多いのが特徴のひとつになっています。

当たり前のことですが、「資格なし・未経験者」は最も採用されにくいのが現実。「資格あり・未経験者」よりも、「資格なし・経験者」の方がむしろ有利かもしれません。それだけ医療事務は「実務経験」を重視される職業といえるかもしれません。

ポイント!

医療事務の就職には「資格の有無」より、「実務経験」が求められる。

  1. 資格ある×経験者
  2. 資格なし×経験者
  3. 資格あり×未経験者
  4. 資格なし×未経験者

 

なぜ経験者が優遇される?

医療の現場はどこも人手不足。一般企業のように研修制度を設けて、しっかりと新人教育を行う余裕がないところがほとんどです。

特に医療事務は、正規雇用が少なく「即戦力」が求められています。現場で使われる医療用語や業務に必要な最低限の知識やスキルの他、患者さんや医師、看護師とのコミュニケーション、連携など信頼関係をきちんと築けることも大切なポイント。

すでに他の職場でこういった実務経験を積んでいれば、安心して現場を任せられると判断されます。「経験」こそ、医療事務最大の財産といえるでしょう。

 

資格の有無で採用率が変わる

とはいえ、誰にでも「初めて」はあります。経験のない人が医療事務の仕事につくにはどうしたらいいでしょうか。現場に飛び込み、見様見真似で経験を積むことができる職場はほとんどありません。あったとしても身内がやっている病院や、未経験者をじっくり教育できる余裕のあるクリニックということになります。

ほとんどの場合、このようなコネがありませんので、まずは資格取得をすることが出発点になります。少なくとも「資格取得者」は、最低限の知識があり、学ぶ意欲があると判断されます。本気で医療事務の仕事に就きたいと考えていることをアピールできるというわけです。

 

もちろん資格があるだけではダメ!

どの職場でもそうですが、資格があるだけでは通用しません。

日本商工会議所が発表している「人材ニーズ調査」の中で、医療事務に求められる基本的な能力・性格・思考について最も重視されているのは「責任感」で、他業種の重視度が44.31%であるのに対し、81.02%近くが重視していると回答。

(求められる基本能力・性格・思考)

項目 医療事務(%) 全職種平均(%)
責任感 81.02% 44.31%
協調性 34.77% 21.91%
業務遂行力 34.27% 30.50%
対自己計 162.38% 110.59%

それ以外に重視されているのは協調性34.77%、業務遂行力34.27%の順で重視されているようです。

ほしい基本能力のうち

  • 「対課題(情報収集力や分析力など)」
  • 「対人(他者理解力や信頼構築力など)」
  • 「対自己(ストレス耐性や自立心など)」

のうち、最も重視されているのは「対自己」能力。職場のスタッフとお互いに助け合いながら、責任感を持つ人物が必要とされています。

ポイント!

責任感と協調性があり、誠実で向上心があることが求められている人物像と言えます。

 

まとめ

資格の有無は必要ないといわれつつも、レセプト等の医療事務専門知識やノウハウはあった方がいい。最低でもメディカルクラークの資格は持っている人材を採用したいというのが医療現場の本音。

今後ますますIT化が進むことを考えると、PC作業に慣れている人はより有利といえそうです。

「人材ニーズ調査」でもパソコン活用能力が全業種平均7.28%に対して、医療事務は10.85%とやや高い数値を示しています。医療事務の仕事に就きたいと思ったらまずは資格取得を目指すこと。できればパソコン作業に慣れておくことも有利ということですね。

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