こんにちは、医療事務ブロガーの元ヤン次女 (@iryojimu_hikaku) です!
「医療事務ってこれからニーズがある職業なの?」
「高齢者が増加し人材不足になるってホント?」
と、医療事務の必要性について悩んでいませんか?
そんな方に向けて、超後期高齢化社会の突入に伴い、医療事務のニーズが増大していくことがわかる記事を書きました!
本記事で紹介する「高齢化の状況」や「医療の雇用者数」を見れば、誰でも医療事務のニーズがあることが明白になりますよ!
さぁ、医療事務の世界へ行く準備はできましたか?
それでは、どうぞ!
ねーお姉ちゃん。
医療事務の仕事は一生涯食べていける職業なの?
将来的に需要がない職業だったら嫌じゃない。
今後必要とされる職業なのかはっきりしたいわ。
あら、そんなのちょっと考えればわかるじゃない。医療事務はこれから市場が拡大するニーズよ。
それじゃ、あなたにもわかるように簡単に医療事務の必要性を教えちゃうわね。
もくじ
解説ショート動画:医療事務が今必要とされる5つの理由
この記事の内容は、以下のYouTubeショート動画でも解説しています。
医療事務のニーズが高まっている5つの理由
医療事務のニーズの需要が年々高まっている理由は、以下の5つの通りです。
- ①需要の多さ
- ②一般診療所の増加
- ③生活習慣病の増加
- ④医療事務の働き方も年々多様化
- ⑤雇用者数の増加
具体例を交えて、ひとつひとつ解説していきますね。
理由①:需要の多さ
医療事務が今必要とされている1つ目の理由は、少子高齢化社会によるものです。
みなさんご承知の通り、日本は出生率が低下している「少子化」と65歳以上の高齢者が増加している「高齢化」が同時に進行している国です。
世界的にみても、日本の少子高齢化は先進国でも群を抜いて高い水準です。
下のグラフは内閣府が公開している「高齢化の現在と将来」について見やすく書かれたグラフ。
このグラフで重要な点は、
2060年には、2.5人に1人が65歳以上。4人に1人が75歳以上となること。
えっ?それってヤバくない?
ほとんどが老人じゃん。
周り見渡せば高齢者しかいないじゃない!!
そうなの。
少子高齢化や医療の発達による平均寿命の増加に伴って、高齢化はどんどん深刻化していくことがわかっているわ。
そうなると当然、医療を必要とする人口が増加することが分かるわね。
ポイント
後期高齢化社会に突入することが確定している、我が国ニッポン。
医療が必要となるのは「高齢者」であることから、ますます医療のニーズが高まることが確実であることが分かりますね。
理由②:一般診療所の増加傾向
医療事務が今必要とされている2つ目の理由は、医療施設は増加傾向にあるからです。
以下のグラフは一般診療所の年次推移です。
一般診療所の伸び率は、じわじわと増加傾向にあることがわかります。
医療施設が増えているということは、おのずと医療事務が働く職場が増えるということです。
つまり、医療事務のニーズは減るどころか増える一方であることが分かりますね。
ポイント
一般診療所とは?
一般診療所とは、19人以下の患者を入院させるための施設を有するもののことであり「〇〇クリニック」「〇〇診療所」などの規模の小さい病院を指します。
理由③:生活習慣病の増加
医療事務が今必要とされている3つ目の理由は、生活習慣病が増加傾向にあるからです。
現代社会では、高齢者だけではなく、若い世代も医療を必要としています。
特に、ストレスや日夜逆転の生活、食習慣、運動不足などから引き起こす生活習慣病は問題です。
厚生労働省の「国民健康・栄養調査」によると成人男性の3人に1人が肥満というデータもあります。
げっ、私も最近ちょっと太ってきたけど・・。
まだ若いから大丈夫だわ。
若いから大丈夫という考えは捨てた方がいいわよ!
世界保健機関(WHO)が生活習慣病による死亡者数の発表があったわ。
生活習慣病による年間死亡数は3,600万人、2030年には5,500万人というデータがあるわよ。
あんまり脅かさないでよ。
医療機関の需要が高くなることが言いたいのよね。
その通り!!意外と感がいいわね。
医療の需要は拡大することがわかっているのよ!
理由④:医療事務の働き方も年々多様化
医療事務が今必要とされている4つ目の理由は、医療事務の働き方が多様化しているからです。
一般的な医療事務のイメージでは、「病院の受付窓口に立っている事務員さん」を想像するのではないでしょうか。
しかし、現代の医療事務は、病院内の様々な場所に配置されて働いています。
例えば、以下のような働き方です。
- 受付窓口:クリニックの受付で患者を対応する事務員さん
- 病棟クラーク:主に病棟(入院施設)に駐在する事務員さん
- 医療秘書:主に医師の事務や総務をサポートする事務員さん
- 医師事務作業補助者:医師のカルテ入力や文書作成を代行する事務員さん
このように、医療事務として活躍できるフィールドは多種多様な時代です。
就職先のバリエーションは広がりつつある医療事務さんの仕事内容。
これからも様々な現場で必要とされること、間違いなしですね。
理由⑤:雇用者数の増加
医療事務が今必要とされている5つ目の理由は、医療事務の雇用者数が増加しているからです。
厚生労働省が発表している「働く女性に関する対策の状況(令和元年版)」という資料によると、医療・福祉産業で働く女性の割合は、徐々に増えているようです。
令和元年では、625万人の女性(グラフ右側)が実際に働いており、需要も右肩上がりであることがわかります。
医療系の仕事は、今も需要があり、そして近い未来もニーズが高まっていることが分かるグラフね。
医療の需要ピークがいつ?
医療のピークは人口ピラミッドから算出することが可能です。
以下、2045年時点の日本全国の人口ピラミッドです。
医療を最も必要としている年代は「75歳前後」。つまり、2045年に医療が最もニーズが高まっていることが分かりますね。
医療事務を目指すことに、今から遅いってことはない。むしろチャンスと捉えるべきだね!
その通り!医療の需要は高まるばかりだわ!!
まとめ:2045年に向けて医療事務になろう!
今回の記事では、医療事務のこれからのニーズについて解説しました。
最後に、今回の内容をおさらいします。
たくさんの図やグラフを使って、医療事務の需要が高まっていることが分かりましたね。
医療のニーズは高まっている。
つまりやることは一つだけ!今のうちに資格の勉強をはじめましょう!
そうね。
需要があることがわかったから、今すぐ勉強をはじめる。
よーし、やるぞー!
記事は次のような人におすすめ!