命を守る病院の三密対策・感染症対策!工夫のポイントを紹介

 

新型コロナウイルス感染症は、症状を有する患者だけでなく、発症前の患者や無症状病原体保有者も感染を伝播すると言われています。

ここでは、病院における基本的な感染症対策をご紹介しますが、医療機関を訪れる患者一人ひとりが感染症対策に努めることも大切です。

 

標準予防策(スタンダード・プリコーション)の遵守

感染対策を講じるには、まず発症前または無症状ではあるけれど病原体を保有している患者やスタッフが存在することを前提として考えていかなければなりません。

病院に勤務するスタッフのすべては、日常生活だけでなく仕事を通して感染するリスクも高いです。また、自身が院内感染の原因になる可能性もあるため、手指衛生を基本とした標準予防策(スタンダード・プリコーション)を日頃から遵守することが重要になります。

標準予防策(スタンダード・プリコーション)とは、病原体の感染・伝播リスクを減少させるために行うものであり、感染症の有無に関わらず、すべての人は伝播する病原体を保有していると考え、「血液、体液、汗を除く分泌物、排泄物、粘膜、傷のある皮膚」を感染の可能性のあるものとみなして対応する基本的な対策のことを言います。

 

手指衛生とマスク着用の義務

手指衛生は、感染対策において病原体の伝播の防止、つまり感染経路遮断のために1番大切なことです。手指衛生は、病室に入る前後や患者に触れる前後、無菌操作の前、体液や排泄物に触れた後、患者周辺の物品に触れた後などに正しい方法で行うことが重要です。

また、新型コロナウイルス感染症は、無症状の人も感染を媒介するため、咳やくしゃみなどの呼吸器症状がある人だけでなく、すべての人が平時からマスクを着用することが重要になります。

そのため、病院では感染対策の1つとして、院内に入るすべての人にマスク着用を義務付けています。院内のスタッフや医療従事者はサージカルマスクの正しい着用を徹底し、マスクを着用していない患者やマウスシールド・フェイスシールドのみの患者は入館できないことがほとんどです。

医療事務は仕事の場でマスクをするべき?医療機関のマスク着用マナー

2020年1月15日

 

個人防護具と環境整備

感染対策では個人防護具の取り扱いにも注意が必要です。標準予防策(スタンダード・プリコーション)として行う個人防護具は、手袋やガウン、サージカルマスク、ゴーグル、フェイスシールドなどであり、必要なタイミングで必要な個人防護具を正しく使用する必要があります。

また、個人防護具を外すときや外した後は、感染性廃棄物容器に廃棄するなどの環境汚染に気をつけなければなりません。そして、必ず手指衛生を実施します。

さらに、個人防護具を装着した状態で電話を使用したり、パソコンに触れたりしないよう注意が必要です。

他にも、院内の感染対策として、手すりやドアノブなどの高い頻度で人が接触する部分を中心にアルコール消毒や環境クロスで除菌するといった環境整備を定期的に行うことも大事です。

 

スクリーニングとゾーニング

病院を訪れる人に対しても感染対策が求められます。病院へは患者だけでなくその付き添いの人や、入院患者に面会に来た人、業者などさまざまな人たちが出入りするため、入館者にはスクリーニングの実施が必要です。

スクリーニングとは、対象となる集団に対して共通する検査を行い、その中から感染している対象者を見つけ出すことを意味します。例えば、病院に入る前にスタッフが非接触型の体温測定をするのはそのためです。

また、外来では発熱などの新型コロナウイルスの感染を疑う症状のある患者や陽性者との接触がある患者と、その他の患者の場所を分けるゾーニングも必要となります。

 

まとめ

病院によって細かな感染症対策は異なります。

しかし標準予防策を徹底し、患者と接する際はマスクの着用や手指衛生を怠らない。それだけではなく、入館者のスクリーニングとゾーニングや院内の環境整備を行うといったことは、共通していると言えるでしょう。




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