こんにちは、医療事務ブロガーの元ヤン次女 (@iryojimu_hikaku) です!
突然ですが、好きな医療ドラマはありますか?医療ドラマと言っても、ジャンルは様々です。
- 大学病院の権力争い
- 救命救急センター
- 天才医師、名医
- 小児科・産婦人科・心臓外科・放射線科など特定の診療科
- 新米ナースのお仕事
医療系のドラマは人気があり、医師や看護師だけでなく、さまざまな医療従事者が登場します。
もちろん中心となる職業は「医師」ではありますが、中には医療従事者に焦点を当てた作品もあり、医療事務としての視線で動画を見てしまうこともありますよね。
本コラムでは、そんな映画やドラマの中から、医療事務さんにぜひ見てほしい医療ドラマをご紹介します。
このコラムには、あなたにとって、気になっていたドラマや映画があるはずですよ。
この機会にぜひ、チェックして楽しんでみてはいかがでしょうか。
それでは、どうぞ!
もくじ
医療・医療従事者をテーマにした医療ドラマ4選
医療ドラマ①:JIN-仁-
医療ドラマと一口に言っても、救命救急などの医療現場の最前線にスポットを当てたものや、大学病院や大きな病院を舞台に繰り広げられる権力争いにスポットを当てたもの、あるいは産婦人科や小児外科など身近な場所を題材にしたものなど、実にさまざまなドラマが存在します。
その中でも「JIN-仁-」は、これまでになかった医療とSFを融合させた設定が、他のドラマと差別化されていて面白いと話題になりました。
JIN-仁-は、「現代の医師が、もし幕末へタイムスリップしたらどうなるか?」ということを描いた、村上もとかの同名漫画を原作としたSF医療ドラマシリーズです。
「西暦2000年の現代から幕末の日本へタイムスリップした主人公の脳外科医・南方仁が、過去の人々の運命を変えていることを自覚しながらも、病に苦しむ人々を救うため、現代医療の知識と幕末の人々の協力により、近代医療を実現していき、その過程で日本の歴史自体にも大きな関わりを持つようになっていく」という話です。
現代医学を幕末で使用する場合の考証が丹念に行われており、医療監修以外にも医史監修と歴史監修も入っています。
医療ドラマ②:白い巨塔
山崎豊子の同名小説が原作の大病院を舞台にしたヒューマンドラマで、何度もテレビドラマ化されている作品ですが、おすすめは主人公の外科医・財前五郎を唐沢寿明、財前の同期でライバルの内科医・里見脩二を江口洋介が演じた2003年のものです。
「財前五郎は大阪の浪速大学付属病院の外科助教授。
一流の腕を持つ実力主義者で権力を欲し、大学病院の医局という“白い巨塔”での権力争いに進んで入っていく」というのが話のあらすじです。
原作の舞台が1960年代であるため、2000年代当時の医学水準に合わせて制作されています。
旧態然とした教授選がストーリーのメインであり、人間関係のドロドロとした感じがとてもリアルで、医師からも人気の高い作品です。
医療ドラマ③:コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-
「コード・ブルー」は、2008年からフジテレビ系列で始まった医療ドラマシリーズで、2018年には劇場版が公開されたほど人気の高い作品です。
翔陽大学付属北部病院の救命救急センターを舞台に、ドクターヘリに乗り込むフライトドクターを目指す4人の若き研修生と1人のフライトナースが、救命救急と災害医療の現場で奮闘する姿を描いています。
2007年に「救急医療用ヘリコプターを用いた救急医療の確保に関する特別措置法(ドクターヘリ特別措置法)」が成立したばかりの、まだ馴染みのないドクターヘリという特殊な現場を舞台にしており、当時としては画期的な医療ドラマでした。
また、「日本医科大学千葉北総病院 救命救急センター」による医療監修を受けており、リアリティのある災害医療の現実を描いているとして、評価も高いです。
医療ドラマ④:コウノドリ
鈴ノ木ユウの同名漫画が原作の医療ドラマシリーズで、実在する産科医をモデルにしていることもあり、リアルな産科の現場を描いている作品です。
ドラマ化する際も、本物の未熟児が登場するなど徹底してリアリティを追求しています。
情熱的な天才ジャズピアニストでありながら、愛情深い産婦人科医という2つの顔を持つ鴻鳥サクラを主人公に、妊婦とその家族の妊娠や出産をめぐるさまざまな物語や、現場が抱える社会問題について描かれています。
命が宿る、誕生する産科の現場にスポットが当てられた本作品は、特に出産経験のある女性からの支持が高く、人気です。
まとめ
限りなくリアルを追求した医療ドラマもありますが、あくまでもドラマはドキュメンタリーとは違って、エンターテインメントとして制作された虚構の世界です。
そのため医療ドラマを視聴の際は、そういったことを念頭に置いて楽しみましょう。
今回の記事で分かること