こんにちは、医療事務ブロガーの元ヤン次女です!
「医療事務の窓口業務の流れってどうなっているの?」「受付から会計までの具体的なフローが知りたい!」と、初心者の方にお悩みがある方も少なくありません。
そんな方に向けて、ここでは「医療事務の無駄のない業務フロー」が分かる記事を書きました!
医療事務として患者様への最高のサービスを提供するために、重点的に考えなければいけないことの一つとして「待ち時間」が問題される傾向があります。
患者様にとって、病院の玄関を入った時からが「待ち時間」の始まりであり、玄関を出たところで診療が終わったことになります。
ゆったりとした気分で、迅速でありながら正確な事務処理、それから明るく親しみやすいにこやかな接遇ができれば適切です。
本記事で紹介する「無駄を発生させない業務フロー」を実践すれば、患者様の立場にとって最善のサービスであり、待ち時間の問題を解決することができますよ!
じっくり記事を読み込み、受付から診察・会計までのフロント業務をしっかり理解することで、医療事務のスキルが格段と向上すること間違いなしです。
また、初心者の方であれば、医療事務の仕事内容をスッキリ理解することができる内容となっています。
参考にして頂ければ嬉しいです。
それでは、どうぞ!
「初診」か「再診」か?
患者様が来院され挨拶が済んだら、窓口で判断するべきことは、「初めての方」か「二度目からの方」を分別する必要があります。
それにより業務の流れが異なるからです。診察券の提示を求めたり、患者様へコミュニケーションを図りながら「初診」か「再診」か判断します。
初診患者さんは、何しろ初めての病院であるため、受付窓口でどういう手続きをすればよいのか、困ってしまう患者様も多いものです。適切なご案内で、不安解消することが望ましいでしょう。
そっと手を差し伸べてくれるスタッフがいると安心するのよね。
初診患者受付の一般的な業務フロー
- 保険証、受給者証を確認します
- 問診票の記載を患者様へお願いします
*問診は医師の診療行為の一つですが、予め訴えを聴いておくことでスムーズな診察を行うことができます。 - レセプトコンピュータ(医事コンピュータ)へ新規患者登録をします
*患者ID・住所・氏名・生年月日・性別・電話番号・保険者番号等の基本情報をデータベースへ登録 - カルテ(診療録)を作成します
- 診察券を発行します
- 問診票の記載情報を元にバイタル入力や症状をデータとして取り込みます
- カルテ・問診表を医師へ搬送します
- 患者様を受診される科の診察室へご案内します
4・5の工程は現在はコンピュータで一括管理しているため、3の新患者登録をすることにより、自動発行されることが一般的です。業務フローはITの活用により迅速かつ正確になっています。
再診患者受付の一般的な業務フロー
- 診察券の情報から対象患者のカルテを取り出しをします
- 保険証、受給者証の確認します
- 記号・番号など変更点があれば患者登録の修正を行います
- カルテを医師へ搬送します
- 患者様を受診される科の診察室へご案内します
再診の場合、基本データや前回の診察内容があるため、手順が少ない。患者様にも無駄な工程を省き、ストレスを無くさせることも重要なポイントです。
会計の業務フロー
- 診療報酬(医療費)の算定をします。
*カルテを参照しながら、医師の診察内容を医事コンピュータへ入力します(医療事務の重要な仕事)
*現在は電子カルテが普及しているため、入力をしなくても次の帳票を出力することができる場合もあります。 - 各種帳票(領収証・請求書・処方箋)をレセプトコンピュータで出力します
- 保険証・診察券・各種帳票を窓口でお渡しします
- 医療費(お金)の徴収をします
- 「お大事に!」と元気な挨拶で患者様を送り出します!
まとめ
患者様が来院されてから、お帰りまでの流れは理解できたでしょうか?
これを一人一人の患者様へご対応することが、医療事務としてのメインの業務となります。他にも、
- 電話対応
- 問い合わせ対応
- クレーム対応
- 予約管理
- 入出金管理
- 日次・月次統計の管理
と様々な多岐にわたる業務があり、医療事務としてはオールラウンダーの人材が要求されます。
今は良く理解できないかもしれません。けど安心してください。はじめは誰でも分からないことですから♪
そのために、医療事務としての患者対応から、診療内容まで深く学べる資格を選び、学ぶことが重要です。
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大丈夫、今からでも一緒に勉強をはじめてみませんか?頑張りましょう!!
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