2017年現在、我が国にて消費される薬剤費は10兆円ほどに膨らんでいます。薬の費用は年々増加傾向にあり、家計の出費に大きな影響を与えかねません。
病気になれば薬は欠かせないものです。しかし、結構な値段がするものが多く、必要なものだと言ってもできるだけ安く済ませたいものですよね。どうにかして安く手に入る方法は無いのでしょうか。
実は、薬を安く・お得に入手するには様々な工夫やテクニックが必要です。ここでは、誰でもすぐに実践できる方法で、なるべく費用を抑え、薬を安価に手に入れる簡単な5つの方法をご紹介します。参考にしていただければ幸いです。
もくじ
お薬が安くなる!?お薬手帳のススメ
病院に定期的に通われる方にとって、つい忘れがちなお薬手帳。「無くてもいいや。」「シールだけもらって貼ればいいや。」とお思いではありませんか?実は持っていると、とても便利なのです!
飲み合わせ問題を未然に防いでくれる
まず第一に、複数の病院に通う方にとってのメリットがあります。お医者さんはあなたがどのような薬を飲んでいるか知りませんので、ややもすると飲み合わせの悪い薬を出していることがあります。お薬手帳があれば、そういった危険な事態を薬局の方が防いでくれます。
アレルギーのチェック
またこれに近い利点として、今まで薬等で出たアレルギーを記録してもらえます。アレルギーを起こす薬を弾いてくれるので安心して薬を飲むことが出来ます。
お薬手帳でお薬代を安くさせる!?
そして最も大きな利点として、お薬手帳を持っていくと「少しだけお薬代が安くなる」ということがあります。
2016年4月までは、実はお薬手帳に記録するほうが高くなっていました。しかしこれは飲んでいる薬を管理するのによくない、ということで今では120円安くなっています。多くの人は3割負担なので40円、一部の方は端数切捨てで10円安く薬をもらえることになります。
但し、お薬手帳を持っていけば必ず安くなるわけではありません。6か月以上行っていない薬局で薬をもらう場合や、今まで薬をもらっていた薬局以外で薬をもらう場合はこの割引は適応されないのです。この制度を利用するなら、なるべくならかかりつけの薬局を用意するようにしましょう。
いかがだったでしょうか。あるだけでお得なお薬手帳、今度から皆さんも必ず持って行って下さいね。
薬は必ず病院でもらうとお得?その理由とは
皆さんは軽い病気(風邪等)や慢性的な症状の場合は何処で薬を買われていますか?多分結構な方が薬局や今ですと一部コンビニ等で買われる方も多いと思います。
ですが面倒だからや近いからと決めると意外と損しているかもしれません 大抵の薬を手に入れるのなら病院や診療所でもらうほうが効きますし物によっては安く済みます。
普通に購入出来るお薬はある種まとめて効果が出るようになっている物が多いです(医薬指定の縛りもあって成分が多く入れられ無い物もあるため)ので集中的に治すには時間と量が要ります。
ですが診察を受けた場合はそれに合わせた薬を医師が適切に処方したものをもらえますので良く効いて早く治ります。病院に行く時間が取りづらければ近くの診療所でも簡単な症状のお薬でしたら問題なくもらえます。
更に保険適用に加えて最近ではジェネリックの薬品も積極的に取り入れてる場合が多いですので結果安く済むということです。
風邪薬や目薬等でも良く効きます。やっぱり病気は煩わしく感じるものですので早く完全に治したいと思いますので普段は市販品で済ませている方も一度処方されたお薬で試してみて頂けたらと思います。
ジェネリックを活用して半額で手に入れる!
「ジェネリック医薬品」を選択することで、薬を安く買えるという方法があります。
ジェネリック医薬品とは特許(20年)の切れた薬の事で、製薬会社が独占している最新の薬ではないため安いのです。
昔の薬と言っても最新の薬の前のバージョンと言ったところで、怪しいものではありません。効果は同じです。ジェネリック医薬品を買うには薬局にて「ジェネリックでお願いします」と言うだけです。最近は薬局から聞いてくる場合もあります。ちなみに大体半額程度になります。
まとめ買いはやっぱりお得!
薬をできだけまとめて買う事で、賢く安く入手することができます。これにより「調剤料」が安くなります。
「調剤料」とは薬剤師が薬を調剤する手数料のようなものです。薬を買うと必ず発生するものですが、実は薬を処方する日数によって料金が違うのです。
7日分以下と8日分以上では10円の違いがあり、日数が多いほど安くなる仕組みになっています。まとめて買うにはお医者さんに話をして処方箋を書いてもらうようにしましょう。
ネット販売でお得!
最後に「ネットで購入」という方法もあります。
昔は殆ど薬剤師のいる店でしか薬は買えませんでしたが、法律の改正によりネットで購入できる薬の種類も増えました。
しかし、ネットで薬を売るには様々な規制があるため、買う店は良く調べてからにしましょう。場合によっては安くならないかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。どの方法も簡単にできる方法です。ぜひ試してみてください。地味に節約することができて、ちょっぴり幸せな気持ちになれるでしょう。
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