こんにちは、医療事務ブロガーの元ヤン次女 (@iryojimu_hikaku) です!
「医療事務のお昼休みって長いって本当?」
「一度帰宅して、家事をこなせるって嘘でしょう…」
特別な資格やスキルがなくても務まる医療事務。
けれども実際に自分が働くことを考えると、どのようなタイムスケージュールで1日の仕事をこなしているのか気になる人も多いでしょう。
そんな方に向けてここでは、医療事務の1日の仕事の流れとともに、医療事務のお昼休みの過ごし方についてご紹介します。
この記事を読めば、医療事務のお昼休憩が長い理由や、休憩時間に何をして過ごしているのかがわかりますよ!
仕事の昼休みが長いって、素晴らしい!
それでは、どうぞ。
医療事務の仕事の流れ
まず、診療時間よりも早く来て、開院準備します。その後、開院時間と同時に受付を開始します。
来院した患者は、受付に置いてある診察券ボックスに診察券や保険証を入れることもあれば、直接医療事務に渡すこともあります。
月初めの場合には患者の保険証の確認を行い、初めて来院した患者の場合は、問診票を書いてもらいます。
再診の患者の場合は、すでにカルテがあるため、保険証に変更がないかを確認してから診察室にカルテを回します。
診察後は、薬が必要な患者には処方箋を作成して説明を行い、会計をします。
会計が終わるまで患者は帰れないので、迅速かつ正確な作業が求められます。
会計後は、預かっていた保険証や診察券、領収書や薬の処方箋などを患者に渡し、「お大事に」などの患者の気持ちを思いやる言葉をかけて患者を見送ります その他にも予約の電話や問い合わせの電話にも対応します。
医療事務のお昼休み
午前の診療時間が終わると昼休みとなります。
総合病院などの大きい医療機関であれば、常に窓口は開いているため、医療事務は交代で休憩を取ることが多いです。
クリニックなどの場合は、午前診療と午後診療の間に長めの時間があるので、その時間に休憩を取ります。
その際は、休憩室で食事をすることもあれば、スタッフと外に食べに行くこともあります。
クリニックなどの昼休みの時間が長いところだと、1度帰宅して溜まった家事をこなしたり、夕飯の支度を済ませたりして時間を有効的に活用する人も多いです。
ただし、自宅が勤め先からある程度近い場所でないと、こういった時間の使い方はできません。
また、平日にしかできない銀行の手続きや、買い物などに行く人もいます。
しかし、外出時は私服に着替えなければならないというルールのクリニックもあるので、その点は確認しましょう。
午後の診療も基本的には午前の診療時と同じ業務ですが、空いた時間があれば各種書類などデータ管理をすることもあります。
休診時間全てがお昼休みになるわけではない
ここで注意してほしいのが、休診時間すべてがお昼休みになるわけではないということです。
なぜなら午前診療の終了間際に駆け込んでくる患者もいるため、そこから診察と会計が終わるまで、休憩時間が押してしまうことがあるからです。
「受付は診療時間終了の〇分前まで」としているところもありますが、それでも午前の診療時間ちょうどに終わるところは少ないようです。
また、午後の診療時間にも、開始時間より前から患者が来るケースがほとんどであるため、15分~30分ほど前には、誰かが受付で対応する必要があります。
このように診療時間どおりに診察が終了したり、開始したりするとは限らないので、休診時間がすべてお昼休みとして使える時間というわけではありません。
お昼休みの過ごし方は職場によってさまざま
お昼休みの過ごし方は基本的には自由であり、休憩室でお弁当を食べてテレビを見たり、メールをしたりと、各自思い思いに過ごしていますし、休憩時間中にお昼寝をする人もいます。
しかしながら、午後診療の準備をしたり、他の仕事を済ませたりする場合もあるので注意が必要です。
特にレセプト請求がある時期は、夜の残業を少なくするためにお昼休みに作業をする場合があります。
また、医療機関によっては、休診時間中でも誰かが受付内に残るように当番が決められている場合もあります。
まとめ
クリニックなどの小規模な医療機関では、午前診療と午後診療に分かれていることが多く、その間の休診時間が長いことが多いです。
ただ、休診時間がすべてお昼休みになるわけではありません。また、お昼休みの過ごし方は基本的には自由です。
今回の記事で分かること