こんにちは、医療事務ブロガーの元ヤン次女 (@iryojimu_hikaku) です!
「最近、全然疲れが取れない…。」
「医療事務の人間関係に疲れた、わたしってうつ病かもしれない…。」
「もう仕事に行きたくない…。今すぐに辞めたいよ…。」
医療事務として働くのが夢で、実際に医療事務として働くことができた。仕事も好きでやりがいを感じながらここまでやってきた。
それなのに、最近はなんだかやる気が出ず、疲れも取れない、という人は要注意です。
もしかしたら、うつ病の恐れがあるかもしれません。
では、もしうつ病かもしれないと思ったら、具体的に何をすればよいのか悩んでしまう方もいるでしょう。
そんな方に向けてこの記事では、体調不良が続いている感覚がある医療事務さんに、まずしてほしいことや、うつ病の症状や解決策についてご紹介します。
本記事で紹介する「うつ病の改善策や対処法」を押さえることができれば、医療事務として健康に働き続けることができますよ!
じっくり読んで、楽しい医療事務ライフをお送りくださいませ。
それでは、どうぞ!
うつ病とは?
うつ病は、一言で説明するのは非常に難しい病気ですが、厚生労働省によれば、脳のエネルギーが欠乏した状態であり、それによって憂うつな気分やさまざまな意欲(食欲や睡眠欲など)の低下といった心理的症状が続くだけでなく、さまざまな身体的な自覚症状を伴うことも珍しくない、としています。
つまり、エネルギーの欠乏により、脳というシステム全体にトラブルが生じてしまっている状態だと考えることができます。
例えば、人間関係が思うようにいかなかったり、仕事や受験で失敗してしまったりなどが原因で、日常生活の中で憂うつになったり、気分が落ち込んだりといった感情の波は誰でも経験することです。
そうした落ち込んだ気分は、原因が解消されたり、気分転換をしたり、ある程度時間が経過したりすることで次第に回復していくものです。
ところが、うつ病の場合は、たとえ原因となっていた問題が解決しても気分が回復せず、仕事に行けない、思うように動けないなど、日常生活に大きな支障が生じるため、治療が必要になります。
うつ病の初期症状
うつ病の初期症状には、
- 「いつもなら楽しかったようなことでも、楽しみや喜びを感じなくなり、何をしていても憂うつな気分を感じる」
- 「きっかけとなった出来事や要因が解決したり、自分にとってよいことが起こったりしても、気分が晴れない状態が続く」
- 「趣味や好きなことが楽しめないばかりか、疲労感ばかりが増していく」
などが挙げられます。
このような症状が2週間以上続く状態をうつ病と言い、早い段階で自覚できれば、発症を未然に防ぐこともできます。ただ、こうしたうつ病を代表とする心の健康状態に関する疾患は、生活習慣病にも非常に似ており、日々生活をしている中ではなかなか自覚しにくいという難しい点があるのも確かです。
仕事中に見られる症状
仕事中に見られるうつ病の症状として、他者から見てわかりやすいものの1つが、「仕事上のパフォーマンスが以前より明らかに落ちている」ことです。
仕事への熱意や集中力が低下している状態であり、注意力も散漫になるため、書類上の誤字脱字や計算ミスをしたり、いつもしないようなケアレスミスが目立ったりします。
もともと仕事ができる人だとそれが顕著で、期日の間違いや忘れなども多くなります。
また、色々なことへの気づきややる気がなくなることから、物が片付けられず、今までできていた整理整頓ができなくなることも多くなります。
さらに、身体的、精神的な症状が出てくれば当然、職場に行きたくなくなるので、遅刻や早退、欠勤が増えていきます。特に事前に報告や申請、連絡がない遅刻や早退、欠勤が多くなった場合は注意が必要です。
仕事に支障が出たらどうすればよいのか?
うつ病は、予防と早期発見が大事ですが、自分で気づくことがなかなか難しいものでもあります。生活をするためには働かなければなりませんから、どうしたって毎日仕事をすることが優先され、気がついたときには仕事に支障が出るほど症状が悪化していることも多いです。
そのため、症状が出たらまず、医療機関にかかりましょう。そしてもし、症状が悪化した場合は、無理をせず仕事を休職しましょう。うつ病はなるべく早く治療に専念することが大切です。
症状を放っておくと、どのみち仕事を長期で休職し、結果的に退職せざるをえないということもあります。
まとめ
ここで紹介したような症状は、日々の生活の中や、仕事をしている上で誰にでも起こることです。
こういった症状が2週間以上続く場合は、うつ病の疑いがあるため早めに医療機関にかかるようにしましょう。
あなたの命が一番大切です。早めのケアを心がけてください。
今回の記事で分かること