安定感を重視した医療事務「正社員」の待遇は?

 

女性に人気のある仕事「医療事務」。その理由として「さまざまな雇用形態がある」という点も魅力の一つです。

今回はそんな数ある雇用形態のうちのひとつ「正社員」の待遇についてご紹介します。

ライフスタイルに応じた働き方

女性に根強い人気を持つ医療事務という仕事ですが、その人気の一つに「幅広い働き方」があります。

多くの女性は人生の中で、「結婚・出産・育児」といったライフスタイルの変化が訪れます。このライフスタイルの変化により、今までと同じ条件で働き続けることが難しくなり、女性が仕事を辞めざる負えなくなってしまうのです。

(女性の三大転機)

しかし、医療事務には「正社員」「パート・アルバイト」「派遣社員」などといったさまざまな雇用形態があるため、その時のライフスタイルに応じた働き方が可能になります。

とくに医療事務としての実務経験があれば、その経験は強い武器となるため全国どこに行っても、自分自身の働き方に合う医療事務の職場を探すことができるのです。

 

医療事務の「正社員」とは

そんな多様な雇用形態がある医療事務ですが、今回は「正社員」について詳しくみていきます。

医療事務は、働く病院によって勤務形態が異なります。規模の大きな病院、地域に密着した診療所、土日も診療を行う都会のクリニックなど…その病院によって診療時間や休日はさまざまです。

そんな決められた診療時間でメインとして働くのが医療事務の「正社員」です。正社員は基本的に定められている休日以外は出勤し業務をこなします。

職場のスタッフはすべて正社員として働いているわけではなく、正社員やパート・アルバイト・派遣社員などさまざまな雇用形態の人が混同しともに働いている場合が多いのですが、その中でも基本的には正社員が中心となってスタッフを指揮し業務を行います。

医療事務としての仕事の責任は皆同じですが、他の雇用形態よりはより責任感や皆を統轄するという意味では正社員の責任感は増します。

 

医療事務の正社員の待遇

医療事務の正社員としてどのような待遇があるのかも見ていきましょう。

正社員の平均給与

安定した収入を確保できる

正社員になれば契約期間など定められることなく雇用されるため、一般的には定年まで働くことができます。そして正社員になると給料は「月給」という形になり就職先によっては退職金も支払われることもあるので、他の雇用形態に比べ収入の安定を得ることができます。

さらに、正社員であれば賞与(ボーナス)が与えられます。まとまった収入があるため、パートや派遣社員に比べれば、必然的に正社員が最も年収が高くなります。

以下は、医療事務職の正社員における年代別の平均給与です。

初任給 35歳 50歳
高卒 15万5,838円 25万1,944円 32万5,320円
大卒 17万9,738円 25万8,598円 33万6,030円
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ポイント!

高校卒と大学卒で初任給に大きな差があるもの、年齢を重ねていけば徐々に月収の差はなくなっていくのが分かります。これは、医療業界では学歴はほとんど意味を持たないものであり、実務経験がなにより大切だということが分かります。

ただし、正社員は残業あり

医療事務の主な仕事として、レセプト請求業務があります。この業務は医療機関の「お金」を扱う重要な業務であるため、なにより優先される仕事です。そしてその中心として医療事務の正社員がレセプト請求業務を担います。

多くの医療機関では、診察後にレセプト業務を行います。したがって、レセプト業務を行う月末月初は残業を覚悟したほうが無難です。(医療機関によっては、診療中の患者が途切れる時間帯・昼休み等を活用してレセプト業務を行う場合もあります。そのため、絶対に残業があるとは限りません。)

もちろんサラリーマンやOL同様に、「残業代」が貰える場合がほとんどであるため、必然的に給料は増えます。

 

正社員の福利厚生

健康保険、雇用保険・厚生年金・介護保険・労災といった福利厚生が完備されている職場が多く、働く上での安心感もあります。

会社員と同様、保険料は医療機関との折半で支払うことになるため、従業員に優しい制度です。

このような収入や保証などといった安心面以外にも、残業手当や皆勤手当、役職に就けば役職手当などといったさまざまな手当が正社員にはついてきます。また、パートやアルバイトとは違って正社員には能力に応じて昇給や昇格もあるため、自身がより医療事務として頑張りたいという気持ちがあるのであれば正社員として働くことが有利になると言えるでしょう。

 

医療事務正社員のメリット

自身のスキルアップにつながる

医療事務の正社員になるということは、自身のスキルアップにも大きく繋がります。

医療事務が行う診療報酬請求業務は通常二年に一度診療報酬改定が行われます。そのため、正社員はこの診療報酬改定時はもちろんのこと、普段からもさまざまな講習や勉強会に参加する機会があります。

パートやアルバイトといった立場ではこういった勉強会には基本的に参加を求められないため、積極的に医療事務としての知識をつけたいと思っている人にとっては正社員になることで医療事務としてのスキルアップになることは間違いありません。

 

働きやすい環境

女性への理解がある

医療事務は大きな規模の病院だと働くスタッフの男女の比率は7割~8割程度を女性が占めており、小さな診療所となるとほぼ女性スタッフのみというのが現状です。

そのため、他の職場に比べると女性スタッフがメインの医療事務は女性への理解がある職場といえるでしょう。

育休が取得しやすい&復帰しやすい

正社員として働く中で、産休や育休が取得しやすい傾向にもあります。職場復帰した際も、子育てとの両立に理解を得やすく女性として働きやすい環境といえるでしょう。

またパートやアルバイトで働いていた人も、育児がひと段落したことをきっかけに正社員として働く人も少なくありません。女性としての働き方に理解があるというのも医療事務の正社員のメリットとも言えるでしょう。

ポイント!

年々、育児休暇への理解が深まっている我が国日本ですが、まだまだ取得しにくい企業はたくさんあります。その為、妊娠を機に退職を余儀なくされることも女性ならではの悩み。少子化と騒いでいる割には、育児休暇への理解がまだ完全ではないようです。

しかしながら、医療の現場では別の話。「子供は奇跡の賜物」だと知っているからこそ、育休や職場復帰を応援してくれる人がたくさんいます。きっとあなたの妊娠や出産を応援してくれますよ。

まとめ

医療事務の正社員の待遇についてご紹介しました。女性が生涯正社員として働くためには職場や周りの理解がある方が断然働きやすいと言えます。

その点で言えば、女性が多く働く医療事務の職場は比較的理解の得やすい環境です。医療事務の正社員は他の職場環境に比べ女性にとって働きやすい環境ではないかと思われます。

もしあなたが20〜30歳代の若い世代であれば、正社員を目指すべきです。(正社員からパートや派遣社員になるのは簡単だからこそ。)

人に役に立ち、社会的に意義のある医療事務の正社員を目指しましょう。そのためにもやっぱり資格は取得するべきです。一緒に頑張りましょうね!

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