こんにちは、医療事務ブロガーの元ヤン次女です!
あなたはどれくらい英語に自信がありますか?
例えば「医療事務」を英語で表現できるでしょうか。
答えは”medical assistant”もしくは”medical secretary”です。
近年日本には多くの外国人観光客が訪れるようになりました。
そしてこれからグローバル化が増え続ける日本においても英語を使う機会は増えてくるかもしれません…。医療事務も例外ではなくなってきています…。
「医療事務として働く人に英語力は必要なのか?」
「英語ができなくても医療事務として働くことは可能か?」
医療事務をこれから目指す方にとって、「医療事務は英語力が必要なのか?」と不安に思うことも少なくありません。
そんな方に向けて、医療事務と英語の関係にスポットを当てて、英語を活かせる職場や需要性について解決できる記事を書きました!

この記事を読めば、「医療事務を目指すのに英語力は重要ではない!」ということがハッキリと分かりますよ!
英語力よりもコミュニケーション力が求められる!
それでは、どうぞ!
解説ショート動画:英語力を活かせる医療事務の仕事3選
医療事務の英語力の必要性

英語力は不必要
まず結論から言うと、医療事務に英語力は必要ありません。
英語が分からなくても医療事務として働くことはできます。
外国人患者よりも圧倒的に日本人患者が多い日本では、英語力がなくても医療事務として困ることはそれほどないといえるでしょう。

とはいえ、日本では誰もが英語を話せるわけではありません。
英語を聞き取ることができても話すことができない人も多く、英語力があり外国の方とスムーズなコミュニケーションを取ることができる人材は非常に数少ないため、英語力があるスタッフはいざというとき非常に役立ちます。
英語力があれば役立つ
日本語を話すことができない外国人が、日本の病院を訪れるとなるとよっぽどの体調不良があるか、健康に不安を抱えている状態であることが分かります。
言葉の通じない病院で体調面の不安だけでなく、言葉の不安までも抱えてやってくる外国人の患者さまに対し、英語が話せるスタッフがいれば大きな安心にもつながります。
また、片言の英語で交わす会話では誤った認識のまま伝わってしまうことも考えられます。
人の命に係わる医療現場だからこそ、正しい情報できちんと相手に伝える必要があります。
インバウンドの需要あり
現在日本には多くの外国人観光客が訪れるようになりました。
2017年、日本に訪れた外国人の数は2,869万人と5年連続で過去最高の人数を記録しています。
日本はこの増える外国人観光客に向けて、観光地には外国人向けの看板やメニューが多く見られ、駅には外国人向けの案内所も多く設置されるようになりました。
日本に訪れる外国人が増えると言うことは、医療を必要とする外国人が増えることも予想されます。

英語力を活かせる医療事務の仕事3選
先ほど、医療事務は英語力がなくても働くことができると述べましたが、今後は働く病院の場所によって英語力のある医療事務が求められるかもしれません。
日本語が話せない外国人が多く訪れることによって、院内での混乱やトラブルを避けるためにも英語が話せるスタッフを採用し、スムーズな受付や診療が行えるように万全の体制をとることも予想されます。
英語スキルを活かせる医療事務の仕事は以下の3つです。
- 大都市や観光地の病院
- 外国人患者受け入れ医療機関認証制度(JMIP)の認証を取得している医療機関
- 美容クリニック
仕事①:大都市や観光地の病院
外国人患者さんの受診が多い大都市や観光地の地域では、必然的に英語が話せる医療事務の需要が高い傾向にあります。
東京都や大阪府、千葉県、京都府、愛知県、奈良県などの大都市や観光地域では、医療事務とはいえ、英語経験のある人材が必要とされることも。
また、2021年にオリンピック開催地となる東京、2025年に万博の開催が決まった大阪、その近郊の観光地などにある医療機関では今後ますます外国人観光客が増えるため、英語力のある医療事務スタッフや看護師などの需要が増えるのではないでしょうか。
仕事②:JMIP認定の医療機関
外国人患者受け入れ医療機関認証制度(JMIP)とは、外国人患者の受入れを推進する国の事業のひとつです。
外国人患者がよく利用するため、受付案内での英語スキルが必要とされることがあります。
仕事③:美容クリニック
日本の美容サービスは世界最高水準であることから、外国から患者さんが訪れることも多いとされています。
その影響もあって、美容クリニックの医療事務さんも英語スキルが絶対条件の場合もあります。
英語力は採用時の武器になる

医療事務の採用面接では医療事務の実務経験が最も強く有利に働きます。
実際に医療事務経験や資格の有無などが面接時では聞かれるため、医療事務の知識や資格が有利に働く傾向にあります。
それに対し、医療事務の面接では「英語力があるか?」という質問は基本的にされません。
とはいえ、自分自身が英語力に自信があるのであればアピールポイントとして面接では必ず伝えるべきでしょう。
どの医師も皆英語が得意というわけではありません。
そのため、英語しか話せない外国人が来院された際、医師だって診療の際に戸惑うことがあります。
外国人の患者さまの症状を聞くことも、診断した病名を説明することさえも非常に苦労するため、英語力がある医療事務スタッフは非常に重宝されます。
英語が直接的に必要ではない医療事務ですが、病院によっては採用時の大きな武器になることもあるので、医療事務未経験者であっても面接では必ず英語力はアピールしておくとよいでしょう。
まとめ:英語力がなくても医療事務として働くことができる
今回の記事では、医療事務スタッフと英語力についてご紹介しました。
- 医療事務に英語力は必要ない
- 場所によっては英語力を活かせる仕事もある
- 採用面接では英語力をアピールしていこう
今後増え続けることが予想される外国人観光客対策として、英語力を重視する医療機関も増えることが考えられます。
英語力に自信があるのであれば、採用面接では英語力をアピールすることで採用の武器になるかもしれません。
大都市や観光地では「英語で対応できる医療事務」の需要は増加傾向にあります。
ぜひ、英語できる医療事務として転職活動をしてみましょう!

ぜひ、あなたの英語力を医療事務に活かしてみませんか?
以上、元ヤン次女でした!
今回の記事で分かること