こんにちは、医療事務ブロガーの元ヤン次女 (@iryojimu_hikaku) です!
医療事務の仕事に興味がある方や、すでに現役で働いている方の中には、
といった悩みを抱えている人も少なくないのではないでしょうか?
医療事務の職場は病院やクリニックなどの医療機関で、日々対応する電話も多岐にわたります。その中には、業務に支障をきたす迷惑電話も含まれており、これが大きなストレス源となることもありますよね。
ここでは、医療事務の現場でよくある迷惑電話の具体例と、その効果的な対処法について詳しくご紹介します。
この記事を読んで、少しでも日々の業務が楽になるヒントを見つけていただければ幸いです。
それでは、さっそく始めましょう。
もくじ
医療事務にかかってくる迷惑な電話5選
医療事務の現場では、多岐にわたる電話対応が求められます。
その中でも、特に迷惑と感じる電話の種類を5つご紹介し、それぞれの対処法を提案します。
- 無断キャンセルの確認電話
- 診療内容に関する詳細な質問
- 営業・勧誘の電話
- 苦情やクレームの電話
- 間違い電話
それでは順番に見ていきましょう!
迷惑電話①:無断キャンセルの確認電話
予約をしていた患者さんが無断でキャンセルし、その後に何度も予約の確認電話をかけてくることがあります。
たとえば、ある患者さんが予約をしていた日に来院せず、その後「予約があったかどうか」を確認する電話を何回もかけてきました。
こちらが「キャンセルされた予約は無効になっています」と伝えても、また同じ問い合わせを繰り返されることがよくあります。
- 一度キャンセルされた予約は無効となり、もう一度予約が必要であることをはっきり伝える。
- 予約システムのルールを説明し、患者さんに理解してもらう。
例: 「予約をキャンセルされた場合は、もう一度新しい予約を取る必要があります。」 - 同じことが繰り返されないように、予約時にキャンセルのルールをしっかり伝え、注意を促す。
何度も同じ問い合わせをされると、やっぱりストレスが溜まるよね~。
キャンセルのルールをしっかり伝えることが大切ですが、それでも理解してもらえない場合は困るよね。
私の場合、特に注意深く対応するようにしています。
たまに、『またあの患者さんか…』と思うこともありますが、丁寧に対応するしかないんですよね。
迷惑電話②:診療内容に関する詳細な質問
電話で診療内容や治療法について細かく質問してくる患者さんがいます。
たとえば、ある患者さんが「この薬はどのくらいで効きますか?」や「治療の流れを詳しく教えてください」といった質問を、長時間にわたって電話で尋ねてくることがあります。
- 診療に関する詳細な質問は、医師との直接の相談が必要であることを説明する。
例: 「詳しい診療内容については、直接医師にご相談いただく必要があります。」 - 来院を促す。
例: 「この件に関しては、実際にご来院いただいて、医師にお話を伺うのが一番です。」 - 必要に応じて、医師から折り返しの電話をするように調整する。
例: 「医師に確認後、折り返しお電話いたします。」
電話で細かい質問をされると、時間がかかってしまい、他の業務が進まなくなることがあるのよね。
『来院していただければ、もっと詳しくお答えできますよ』と言うと、少しは納得してもらえることが多いですね。
迷惑電話③:営業・勧誘の電話
医療機器やサービスの営業、勧誘の電話がかかってくることがあります。
たとえば、ある営業担当者が新しい医療機器の紹介や、医療サービスの契約についての勧誘を長々と電話で話し続けることがあります。
- 事務所の決まりに基づき、営業の電話は受け付けていないことをはっきり伝える。
例: 「当院では、営業の電話はお断りしています。」 - 必要であれば、担当者のメールアドレスを案内し、直接連絡を取るように依頼する。
例: 「ご用件がある場合は、担当者にメールでご連絡いただけますか?」
営業の電話は本当に多くて、対応する時間がもったいない!
はっきりとお断りすることが大事ですが、それでもしつこくかけてくることがあります。
その場合、メールで連絡してもらうようにすると少しは楽になります。
『すみませんが、営業の電話は受け付けていません』と言うだけで、かなりの時間が節約できますね。」
迷惑電話④:苦情やクレームの電話
診療やサービスに対する不満やクレームを電話で伝えてくる患者さんがいます。
たとえば、「待ち時間が長すぎる」や「スタッフの対応が悪い」といった苦情を電話で訴える患者さんがいます。
- まずは冷静に話を聞き、患者さんの感情を受け止める。
例: 「ご不便をおかけして申し訳ありません。まずはお話をお伺いします。」 - 問題の詳細を確認する。
例: 「具体的にどのような点でご不満がありましたか?」 - 適切な担当者にエスカレーションするか、対応策を説明する。
例: 「担当者に伝えて、早急に対応させていただきます。」
苦情の電話は、どうしても心が疲れてしまうよね。
でも、まずは冷静に話を聞くことが大事です。
患者さんの気持ちを理解して、しっかり対応することで、信頼を取り戻すことができます。
『また苦情か…』と思うこともありますが、丁寧に対応するように心がけています。
迷惑電話⑤:間違い電話
他の医療機関や異なる部署宛の間違い電話がかかってくることがあります。
たとえば、患者さんが他の病院にかけたつもりで、誤ってこちらに電話をかけてくる場合や、違う部署に用事があるのに間違えてしまうことがあります。
- 丁寧に間違いを指摘する。
例: 「申し訳ありませんが、こちらは〇〇病院ではありません。」 - 正しい連絡先を案内する。
例: 「〇〇病院の電話番号は×××-×××-××××です。」 - 同じ間違いが頻繁に起こる場合は、電話番号の案内を工夫する。
例: 「電話番号の案内をわかりやすくするために、ウェブサイトや案内板を見直す。」
間違い電話は頻繁にあるものだよね。
特に忙しいときに何度もかかってくると困りますが、丁寧に対応するようにするの。
同じ間違いが続く場合は、案内方法を工夫してみると効果があるよー。
『また間違いか…』と思うこともありますが、冷静に対応することが大切ですね!
まとめ:迷惑電話への効果的な対処法で業務をスムーズに
医療事務にかかってくる迷惑電話の対処法を5つまとめました。
- 無断キャンセルの確認電話:
- キャンセルのルールをはっきり伝える
- 同じことが起きないように、予約時にキャンセルのルールを説明する
- 診療内容に関する詳しい質問:
- 詳しい質問は医師に直接相談する必要があることを説明する
- 来院をすすめ、必要なら医師からの折り返し電話を調整する
- 営業・勧誘の電話:
- 事務所の決まりで営業の電話は断っていることを伝える
- 必要なら担当者のメールアドレスを案内する
- 苦情やクレームの電話:
- 冷静に話を聞き、患者さんの気持ちを受け止める
- 問題の詳細を確認し、適切な担当者に任せる
- 間違い電話:
- 丁寧に間違いを伝え、正しい連絡先を案内する
- 同じ間違いが続く場合は、電話番号の案内方法を工夫する
医療事務の現場では、さまざまな迷惑電話が日々の業務を妨げることがあります。しかし、適切な対処法を身につけることで、ストレスを軽減し、業務を効率的に進めることができます。
これらの対処法を実践することで、日々の仕事がよりスムーズになり、ストレスの軽減にもつながります。あなたの努力が、より良い医療サービスの提供に役立つことを願っています。
迷惑電話の対応はときどき大変だけど、冷静に、そして丁寧に対応することで信頼を築けるんです。
最初は戸惑うこともあるかもしれないけど、経験を重ねることで自信がついてきます。
大事なのは、患者さんの立場に立って対応すること。
毎日の努力が患者さんの笑顔につながると信じて、前向きに頑張りましょう!
以上、元ヤン次女でした!
「患者さんの電話対応が大変で困っている…。」
「日々かかってくる迷惑電話にどう対処すればいいのか悩んでいる…。」