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医療事務や調剤薬局事務に求められる人材や人物像・能力とは?

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こんにちは、医療事務ブロガーの元ヤン次女です!

どのような職業でも人によって向き不向きはありますが、病院やクリニックなどの医療機関や調剤薬局の事務にはどのようなタイプの人間が向いているのでしょうか?

「医療事務に求められる人材とは?」「求められる能力はあるの?」「ぶっちゃけ私に向いているの?」など、このような疑問を持つ方も少なくありません。

そんな方に向けて、ここでは医療事務や調剤薬局事務として働くにあたってどのような人物が求められているのかをいくつかご紹介します。

元ヤンの次女

記事は次のような人におすすめ!

  • 今から医療事務を目指そうとされる方
  • 医療事務の適性や資質、能力を知りたい人
  • あなたが向いているか、向いていないか知りたい人

 

専業主婦の長女
OL・フリーター・専業主婦など様々な年齢層や世代を超えて支持されている医療事務という職。
元ヤンの次女
あなたはそんな仕事に適しているのか、チェックしてみましょう。

それでは、どうぞ!

医療現場で求められる人物像

1.常に学び続ける向上心

医療は常に進歩しているため、医療に携わる職業に務める人は常に勉強することが必要になります。医療行為に直接関わらない事務スタッフもそれは変わりません。

なぜならば診察料などの算定に関わる「診療報酬」とお薬代の算定に関わる「調剤報酬」は2年に1度改定されるため、すぐにこれまでの知識が通用しなくなってしまうからです。

この診療報酬というものは、病院を受診した際に保険証を提示して受けた診療に対して支払われる費用のことです。

支払う費用は、国によって定められている「診療報酬点数」をもとに計算します。その診療報酬点数は2年に1度改定、いわゆる見直しがされています。

時代に応じた改定がされている中で、医療事務はこの改定内容をしっかりと把握する必要があります。

全ての改定を把握する必要はありません。ですが、自分の勤務している病院で取り扱う範囲内の改定を重点的に把握し、間違った請求をしないよう対応しなければなりません。

たった2年のブランクでも診療報酬点数の改定により学び直しが必要なのです。時代とともに変化していく医療業界。変わりゆく診療報酬に対し、常に学び続ける向上心が必要とされます。

補足

勉強しなければならないのは何も診察料やお薬代の算定に関わることだけではありません。例えば調剤薬局事務ならば、門前の医療機関によって新しい医薬品を処方することも多いため、医薬品に関する最新の情報や知識を身につけておく必要があります。

したがって、勉強することが好きな向学心のあるタイプは事務スタッフとして求められます。 

キャバの三女
高齢化社会や医療の進歩によって、現代医療の見つめ直しを行っているわけね。
元ヤンの次女
医療に関わる全ての人間に関係してくる診療報酬改定。

医療事務も例外になく避けては通れないわよ。

 

2.正確で迅速なパソコンスキル

現在国を上げて医療システム化を推進しており、医療機関ではますます電子化が進んでします。中でも医療のIT化に向けて電子カルテの導入が年々増加しており、大きな病院ほど電子カルテの普及率が高くなっています。

厚生労働省の調査によると平成26年度の時点で一般病院では34.2%、一般診療所では35.0%の普及率となっています。(参照:医療施設調査(厚生労働省))

一般病院の普及率34.2%とありますが、そのうち400床を保有する病院は77.5%と高い普及率で、一般診療所の普及率も3割とまだまだ低い数字ではありますが、今後新しく開業される診療所では間違いなく電子カルテが導入されることでしょう。

このように、少しずつ電子カルテが普及している中で医療事務もIT化に対応する能力が求められます。患者様を待たせないためにスムーズな受付~会計処理までを行う中で、慌ただしい業務でもミスなく迅速に作業できるある程度のパソコンスキルが必要とされます。

専業主婦の長女
レセプトコンピュータだけではなく、電子カルテの代行入力なども今後必要なスキルとなるわ。
元ヤンの次女
電子カルテに関するポピュラーな資格「電子カルテオペレーション実務能力認定試験」をチェックしてみよう!
キャバの三女
医事資格と同時進行して学習できれば最高ね!

 

3.落ち着いて判断できる冷静さ

医療事務は事務職ではありますが、立派な医療従事者です。

医療機関で働いている以上、医療事務のミスも患者様の命に関わるミスにつながるということを忘れてはなりません。ですが、病院は多くの患者様が訪れ慌ただしい現場です。もちろん予想もしていないような状況も起こります。

このような環境であっても落ち着いて判断し、冷静に対応できる人材が求められます。前述にした様に、どのような状況であってもミスのない正確な事務作業をこなす必要があります。

ミスがないように仕事に集中しているときであっても、患者様の対応には応じなければなりません。当たり前ですが、病院に来られるのは体調を崩した患者様です。混み合っていることが分かっていても待ち時間が長くなると気分を害し、腹を立ててしまわれた患者様の苦情対応をするのも医療事務です。

中には横柄な態度を取る方もまれにいるでしょう。ですが、そんなときも決して感情的にならず落ち着いて患者様の気持ちに寄り添い、対応しなければなりません。

キャバの三女
薬の用法用量の入力間違いには、十分注意してね!
元ヤンの次女
子供を扱う小児科では、ちょっとのミスが命取りになり兼ねないわよ。
専業主婦の長女
医療に携わる人間として、十分な自覚や使命感を持って働く必要があるわね。

 

4.観察力とコミュニケーション力

医療事務は患者様の応対も業務のひとつです。病院の受付や会計では患者様の応対を行います。

特にスタッフが少ない個人の診療所では一人の事務員が受付や会計をこなしますが、業務以外にも目を向ける観察力が必要とされます。

  • 「脚の不自由なお年寄りが困っているのであれば、手を添え介助する」
  • 「受付で体調が悪化してしまった人いれば、速やかに車椅子で別室へと案内する」
  • 「耳が不自由な方がいれば、筆談で応対する」
  • 「あまりにも待ち時間が長引いている患者様には、きちんと理由を説明し納得していただく」
  • 「診察や会計の順番が前後していないか、注意を払う」

など、受付は業務以外の細かな部分にも、常に目を向けスムーズに診療が進むように行動する必要があります。

病気や怪我で、不安定になっている患者様の気持ちを理解し、安心感を与える応対が求められます。

キャバの三女
接客・サービス業の経験者であれば、面接時に全面的にアピールしていけるわ!

私のようにキャバクラ出身とかもいいかもね♪

元ヤンの次女
人あたりがいい人や笑顔が素敵な方であれば、患者様に安心感を与えられる強力な武器になるわ。

ぜひ医療事務を志すべきね!

 

5.人と接することが好きな人

人とコミュニケーションを取ることが苦手な人は、医療現場で働くのは厳しいと言えるでしょう。

なぜならば医療機関や調剤薬局には、老若男女さまざまな患者さんが毎日訪れます。そこで働く事務スタッフはそんな患者さんたちと接し、時に彼らの要望や悩みに真摯に向かい合って対応しなければならないからです。

人とコミュニケーションを取らずには務まらない職業であるため、人と接することが好きなタイプの人や人と触れ合うことを苦に思わないタイプの人であれば、医療現場の事務スタッフとして働くことは難しくありません。

また誰かを喜ばせることや笑顔を見ることが好きなタイプや人の世話をすることが好きな面倒見のよいタイプも医療事務や調剤薬局事務に向いています。

 

6.チームで動くのが得意な人

病院ならば医師や看護師、診療放射線技師、臨床検査技師、管理栄養士などさまざまなスタッフとともに医療事務は働いており、円滑に業務をこなすためにスタッフ同士は互いに協力してそれぞれの業務をこなしています。調剤薬局のスタッフは薬剤師と調剤薬局事務のみであるため医療事務ほど多くのスタッフと関わることは少ないでしょうが、同様に互いに協力し合って仕事を進めています。

例えば薬剤師が調剤に集中できるように他の細かい業務は調剤薬局事務が行ったり、調剤薬局事務が忙しい時には薬剤師が患者応対や会計を手伝ってくれたりします。

このように状況に合わせて自然と互いを助け合う協調性が求められるため、チームプレイが得意なタイプが事務スタッフに求められます。

 

7.器用で要領のよい人

事務スタッフは一般的な事務仕事から患者応対まで幅広い業務を行います。特に総合病院の医療事務は他と比べても業務内容が多岐にわたるでしょうし、OTC医薬品(一般用医薬品)やマスクなどの医薬品以外の商品を取り扱っている調剤薬局ならば調剤薬局事務はその販売も任せられます。

したがってさまざまな業務をそつなくこなせる器用なタイプは事務スタッフとして重宝されます。

また忙しい時などは消耗品の補充や管理、伝票の整理や管理、ごみ出しなどの雑務をこなすのが難しくなります。しかし優先順位をつけてちょっとした時間に片付けられるようにしておくなど、時間を有効に使う要領のよさがある人も業務をスムーズに進めることに向いている人材です。

さらに器用な人あるいは要領のよい人は、臨機応変に対応することが得意だと考えられるでしょう。そのため状況に応じて柔軟に対応することが求められる医療現場において必要なタイプだと言えます。

 

まとめ

どのような仕事でもミスがあってはなりません。ですが、医療事務の業務のミスはナイーブになっている患者様の不安を募らせたり、病院に対する信頼を失うことにもつながります。

医療機関で働くことの責任感をしっかりと持つことが大切です。患者様が安心して病院を利用できる場となるような、臨機応変に対応できる柔軟なコミュニケーション能力を持った医療事務は病院の頼れる存在になると言えるでしょう。

元ヤンの次女
医療に関して何も知識がないところから医療事務を目指す人は、決して特別なことではありません。

はじめはみんな初心者なのよ!

専業主婦の長女
これらのタイプに当てはまらないからといって医療事務や調剤薬局事務が務まらないわけではないからね。

どのような職業であっても働いていくうちに自然と仕事に慣れ、適応していくようになるものよ。思い切って、挑戦してみることが大切ね!

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元ヤン次女医療事務ブロガー
医療業界10年以上の「中の人」。医事会計システム&電子カルテのインストラクターや医療用コンピュータのシステム保全のお仕事をしながら、医療事務ブログを運営。夢は、一人でも多くの読者さんを一人前の医療事務に育て上げること。