こんにちは、医療事務ブロガーの元ヤン次女です!
「職場になれない…。みんなどうしているのかな?」「医療事務の仕事はどのくらいで一人前になるのか?」なんて疑問を持ったことはありませんか?
そんな方に向けて、「医療事務の仕事に慣れるまで」についての記事をまとめてみました!
本記事では、医療事務へ転職した人がどのくらいの期間を経て一人前になれるのか、はっきりと解決することができますよ!
それでは、どうぞ!
医療事務という仕事のイメージ
医療事務は、資格や経験が無くても働くことができる職種です。全国どこでも求人があり結婚、妊娠、出産と女性のライフスタイルに合わせて働き方を変えることができるので、女性にとって人気の職種とされています。
資格や経験がなくても働くことができるという採用条件の低さから、「誰でもできる仕事」と印象を持ってしまっているのではないでしょうか?もちろん医療事務として病院で働くことはできます。ですが、知識が無くても働くことができる職種だというわけではありません。
医療事務として働くためには実に多くのことを覚えなければならないのです。採用条件が低いだけに誰でもできる仕事と言う印象を持たれがちですが、医療事務は事務職ではあるものの幅広い仕事内容から多くの仕事をこなす必要があります。
医療事務に関する保険の流れ、請求事務、診療報酬の算定方法や、医療機関に属する医療従事者として医療の基礎知識をもちろん理解しておく必要があります。
医療事務の仕事に慣れるために
上記でも述べたように、医療事務は仕事内容が幅広く院内の多くの業務に携わります。様々なことに携わっている医療事務はそれだけ覚えることが多いということです。
覚えることが多い上に、病院は日々多くの患者様が来院し待合室は「診察はまだか」「会計はまだか」と順番を待ちわびる患者様であふれています。そんな患者様を長時間待たせないためにも、正確でスピーディーな作業までもが求められています。
保険請求や診療報酬などの特殊な専門知識が頭に入っていなければ、作業できない仕事がほとんどなので、仕事に慣れるためにはまず幅広い業務内容の基礎知識を覚えていくことから始まります。
働く場所によって違う
厚生労働省の調べによると平成29年度現在、病院と分類されている施設が8.439件、一般診療所に分類されている施設が101.580件、総数178.932件の医療機関が存在し日本は世界一病院が多い国とされています。
医療機関があるということは、その病院に医療事務が必要とされ全国どこでも医療事務として働くことは可能です。ですが、大袈裟に言うならば全国178.932件の病院において医療事務の仕事内容は全て違ってきます。それはその病院の規模や病院が標榜している診療科の違い、電子カルテや紙カルテの違い、レセコンのメーカーの違いなどその病院によって細かな仕事内容が違います。
これはどの仕事にも当てはまることではありますが、医療事務としての実務経験があったとしても、新しい病院で働くとなると一から覚えなければならないことがたくさんあるというわけです。
慣れるまでの期間は資格や経験の有無によって異なる
医療事務に限らずどの仕事でも慣れるまでに時間はかかるものです。特に覚えることが多い医療事務の場合は慣れるまでに時間のかかる仕事です。仕事内容も医療という普段聞きなれない専門分野の知識になるため、ほとんどの人が実務経験を経て知識を身につけています。
資格や経験の有無によって、医療事務の仕事に慣れるまでの期間は大きく異なります。全くの未経験・未資格で仕事を始めるのと、資格取得のために学んだ知識があるとないのとでは大きく違います。
医療事務として一番初めにするであろう仕事が受付業務です。患者様から診察券、保険証を預かり確認をします。その際も「保険の種別」「医療証の種類」などを知っていなければ、保険証の確認すらできません。
医療事務の資格は民間資格になり、そこまで重視されてはいませんが資格取得のために学んだだけの知識であっても、有るとないとではまず仕事を理解するスピードや慣れにも違いが出てきます。基本的な知識がない状態で医療事務の仕事に就くと、覚えることの多さに挫折してしまう人も少なくありません。
まとめ
医療事務の知識を理解していなければ日々の診療業務に携わることができません。
医療事務として一人でレセプト業務が出来れば一人前ですが、レセプトをこなすためには医療保険制度の仕組みを理解し、請求事務が点検できる正確な知識が求められます。
そのため、経験者であってもその病院に慣れるまで早い人で半年、未経験者であれば1年以上と時間がかかるのが医療事務です。
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