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医療事務は妊娠したらいつまで働ける?報告のタイミングや働き方の6つの注意点

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こんにちは、医療事務ブロガーの元ヤン次女です!

「上司にいつ報告したらいいのかな?」
「そもそも妊娠中は仕事できるの?」

医療事務で妊娠が発覚した際に、今後の仕事のことで不安に思うことはありませんか?

そんな方に向けて、妊娠中に働く際、注意したほうがよい点や妊婦さんでも医療事務として働くことができるのかどうか、についてお話します。

元ヤンの次女

この記事でわかることは以下のポイントです。

  • 妊娠したと思ったらすべきこと
  • 妊娠したらいつまで働けるのか?
  • 妊娠中の働き方の注意点、ポイント

すでに妊娠している人はもちろん、これからのライフプランを検討している人や妊娠期間の流れを知りたい人にも役立つ内容となっています。

妊娠中の不安を少しでも取り除いて、「胎児にストレスを与えないこと」が何よりも大切ですよ。

それでは、どうぞ!

ショート解説動画:医療事務が妊娠したら仕事はどうする?【完全マニュアル】

この記事の内容は、以下のYouTubeショート動画でも解説しています。動画で視覚的に内容を確認してみましょう。

https://www.youtube.com/watch?v=I7WTfNg1Ioc

妊娠したと思ったらすべきこと3選

医療事務として働いている人で「妊娠したかも?」と思ったら、以下の3つのことをすぐにしてください。

妊娠したと思ったら即対応すべきこと3選
  • ①医師の診断を受けよう
  • ②早めの報告・相談をしよう
  • ③妊娠・出産の制度をチェックしよう

行動①:医師の診断を受ける

妊娠したらするべき行動1つ目は、専門医にすぐに受診をすることです。

妊娠検査薬で陽性反応を確認したら、とにかくすぐに受診をすることがベストです。

最寄りの産婦人科を受診して「妊娠」の確認を必ずしましょう。

専業主婦の長女

まずは慌てず、焦らず、医師の診断を。すべてはここから、ママとしての生活がスタートします。

行動②:妊娠報告をしよう

妊娠したらするべき行動2つ目は、職場へ報告することです。

妊娠したことがわかったら、職場への妊娠報告をするタイミングはなるべく早くしましょう。

つわりがひどかったり、腰痛など体力的に不調が起こりやすく、周囲の人たちの助けが必要になるかもしれません。

妊娠12週(妊娠4ヵ月)の安定期を目途に、早い段階で報告することが、あなたにとっても職場の方にとっても大切なことです。

元ヤンの次女
妊娠初期は流産の可能性が高いから、もし心配なら、安定期の前に報告してもOK!早め早めの行動が吉となります。
専業主婦の長女

あなたのカラダと胎児が何よりも、大切なものだからね。

妊娠を報告する相手は?

医療事務が妊娠を判明したら、まずは院長や直属の上司に報告しましょう。

小規模なクリニックであれば院長先生に。大きな病院であれば、医事課の事務長、部署のリーダーなど、直属の上司にまず報告するべきです。

キャバの三女

その後、院長や上司と相談したうえで、先輩や同僚、その他看護師などのスタッフに周知するタイミングを決めていきましょう。

行動③:職場の制度をチェックしておこう

妊娠することで活用できる制度があれば、フルに活用したいものです。

主に、以下の制度が活用できるはずです。チェックしておきましょう。

出産に関わるお休みの制度
  • 産前・産後休業(産休)
    ⇒産前6週間・産後8週間お休みできる制度です。出産予定のある女性であればだれでも取得可能。
  • 育児休暇(育休)
    ⇒子どもが1歳の誕生日までお休みできる制度です。医療事務のパートやアルバイトも利用可。
出産に関わる給付金の制度
  • 出産育児一時金
    ⇒赤ちゃん1人あたり42万円が支払われる制度
  • 出産手当金
    ⇒働けない期間に賃金のおおよそ2/3相当額が支払われる制度
  • 育児休業給付金
    ⇒育児休業期間に賃金のおおよそ2/3相当額が支払われる制度
元ヤンの次女
お金と休みのイメージをこの時点で明確にしておきましょう。
専業主婦の長女

少しでも不安要素を取り除いておきましょうね。

 

医療事務が妊娠した場合の6つの注意点

妊娠中は「つわり」「眠気が強い」「イライラ」するなど、トラブルはつきものです。

特に医療事務さんは、医療現場で働くがゆえに、風邪や感染症・その他ウイルスにも注意して仕事を続ける必要があるでしょう。

ここでは、医療事務が妊娠したときの注意点を6つ解説します。

医療事務が妊娠中の働き方の注意点6選
  • ①自分の体を第一に考えよう
  • ②ストレスを避けよう
  • ③力仕事は避ける
  • ④疲れたらすぐ休もう
  • ⑤お腹を圧迫しないように
  • ⑥復帰後の働き方を考えておこう

注意点①:自分の体を第一に考えよう

医療事務の妊娠中の働き方で注意すべきこと1つ目は、母体を最優先にすることです。

医療事務は母子ともに健康な状態であれば、原則「産前6週間(妊娠9ヶ月)まで」働くことが可能です。

医療事務は、座り仕事&体力を必要としない仕事であるがゆえに、妊娠中でもこれまでと同じように仕事を続ける事ができる特徴があります。

とはいえ、おなかに赤ちゃんがいると、体調が良い時もあれば悪くなる時もあります。

元ヤンの次女

切迫流産や切迫早産、つわり・妊娠悪阻などのトラブルに見舞われないよう、細心の注意を払いましょうね。

先輩や同僚スタッフの協力を得ながら、自分のカラダと生まれてる赤ちゃんを最優先にすることを肝に銘じておきましょう。

つわりの対処

妊娠初期には、吐き気や嘔吐をはじめとしたつわりの症状が現れます。

症状の軽さや重さも含めて個人差はありますが、つわりは妊婦さんにとって最初の試練とも言われています。

そしてそれは働く妊婦さんにとっても無視できない事柄です。

  • 疲労を避ける
    ⇒仕事中に気分が悪くなった時は、我慢せずに体を休めるようにしましょう。
  • 空腹を避ける
    ⇒空腹になると気分が悪くなることが多いので、飴やチョコレート・一口タイプのお菓子類を常備しておくとよいでしょう。
  • 刺激臭を避ける
    ⇒食品や香水などの化粧品、たばこといったにおいでも気分が悪くなることが多いので、マスクを持ち歩くか事情を話して理解を得ることも必要です。

注意点②:ストレスを避けよう

医療事務の妊娠中の働き方で注意すべきこと2つ目は、ストレスを避けることです。

妊娠中はつわりで気分が悪くなったり、疲れやすく体がだるくなったりと、心身ともにストレスが溜まりやすい状態になります。

避けるべき仕事内容
  • 立ちっぱなしの仕事
  • 膨大な量の仕事内容
  • 患者からの苦情や強い口調でクレームを受ける
専業主婦の長女

妊娠している時は、血液が薄まり疲れやすいもの。立ち仕事には注意が必要です。

「疲れたな。」と思ったらすぐに休めるように、そばに椅子を置いておくなどの工夫をしておきたいところです。

何かトラブルがあってからでは遅いので、体調が悪い場合は早めに上司に相談して仕事を調整してもらうか負担の少ない仕事に変えてもらうようにしましょう。

医療事務が妊娠中も働く場合は、あらかじめ起こりうるトラブルや突発的な事態があることを、職場の人に伝えることも忘れないようにしましょう。

元ヤンの次女

妊婦さんが働くには、周囲の人の理解と協力が必要です。

注意点③:力仕事は避ける

医療事務の妊娠中の働き方で注意すべきこと3つ目は、力仕事は避けることです。

妊婦さんが重いものを持つと、おなかに圧力がかかり流産のリスクが高まります。可能な限り、妊娠中はあまり重い物を持たないようにしましょう。

【参考】労働基準法

労働基準法第64条においても「妊娠中の女性に重量物を取り扱う業務をさせてはならない。」と定められています。※引用:労働基準法(厚生労働省)

キャバの三女

重い物を取り扱う時は、他の人に頼む or 上司に相談して仕事内容を見直してもらいましょう。

注意点④:疲れたらすぐ休もう

医療事務の妊娠中の働き方で注意すべきこと4つ目は、こまめに休憩をとることです。

妊娠中は胎内の赤ちゃんに栄養が送られているので、妊婦さんはとにかく疲れやすいことは自明の理。

そのため、以下のように疲労感を感じやすくなります。

妊娠中の疲労感
  • 疲れやすい
  • 体がだるい
  • 体が重い

なかなか疲れがとれず、仕事がままならない場合は、すぐに上司に相談するようにしましょう。

また、睡眠や食事、適度な運動など何を試しても疲れが取れないときは、すぐに専門医に相談することがベストです。

元ヤンの次女

医療事務という職業柄、精神的なストレスによる疲労感という場合もあるから注意が必要ですね。

注意点⑤:お腹を圧迫しないように

医療事務の妊娠中の働き方で注意すべきこと5つ目は、おなかに負担をかけないことです。

おなかが大きくなると、立ったり座ったり、ちょっとした動きだけでおなかが張ってきます。

この場合は切迫早産を予防するためにも、おなかが張ったら無理をせず、すぐに体を休めることが必要です。

また、医療事務のデスクワークをする際にも、注意が必要です。

診療内容の入力、データ入力のパソコン操作に夢中になりすぎて同じ姿勢を続けていると、おなかが張るだけでなく腰痛の原因にもなることがあります。

専業主婦の長女

ときどき立ち上がって歩いたり、体を動かしたりして、おなかの張りに注意しましょう。

妊娠中は体が大きく変化しているため、なるべく負担をかけないように、無理のない働き方を心がけましょう。

注意点⑥:復帰後の働き方を考えておこう

医療事務の妊娠中の働き方で注意すべきこと6つ目は、育休あけ復帰後の働き方を上司と相談することです。

仕事と育児の両立は、子育て世代のママであれば必ずぶち当たる壁。

専業主婦の長女
ワーママの悩みは尽きないものです。

子どものお世話だけではなく、掃除や料理などの家事をしながら、しっかり仕事をしなければいけません。そんな自分の未来に不安を抱えている妊婦さんも多いものです。

そのような不安を少しでも和らげるために、産休・育休に入る前に、これからのキャリアプランを上司と相談することが大切です。

復帰後の働き方の実例
  • アルバイトとして短時間勤務で働く
  • パート社員として「午前のみ」「午後のみ」とシフト制で働く
  • 正社員としてフルタイムで働く

幸いなことに医療事務は、様々な雇用形態を用意している医療機関が多いため、時間に融通が利きやすく働きやすい特徴があります。

「いつ職場に戻ればいいの?」「戻ったら勤務時間はどれくらい?」このような不安は、産休に入る前に事前に相談しておきましょう。

 

まとめ

今回の記事では、医療事務が妊娠したらどう行動すればいいのか?その注意点について解説しました。

以下、今回のおさらいです。

この記事で解説したこと
  • 医療事務さんが妊娠したら早めに報告する
  • 健康であれば「産前6週間まで」働くことができる
  • 胎児や母体を何よりも優先させて働くこと

医療事務は、体調の悪い患者さまと深くかかわる仕事であるゆえに、妊娠中は感染症の予防や健康などに注意する必要があります。

しかし、基本的にはデスクワークであるため、妊娠中でも仕事を続けやすいでしょう。

体調が良い場合は、最大限に働ける目安は妊娠9ヶ月です。覚えておきましょう。

そしてもし妊娠中でも働く場合は、「決して無理をしないこと」と「上司や同僚など周囲の人たちの理解と協力」が不可欠です。

元ヤンの次女

生まれてくる新たな生命を、第一に考えて下さいね。これからはあなたはお母さん。頑張ってね!

この記事が、あなたの人生に少しでも役に立てれば嬉しいです。ありがとうございました。

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元ヤン次女医療事務ブロガー
医療業界10年以上の「中の人」。医事会計システム&電子カルテのインストラクターや医療用コンピュータのシステム保全のお仕事をしながら、医療事務ブログを運営。夢は、一人でも多くの読者さんを一人前の医療事務に育て上げること。