「医療事務を体験してみたいけど、インターンシップってあるの…。」
「インターンシップではどういったことを学べるの…。」
「インターンシップという名前を聞いたことはあるけど、実際にどういうものかよくわからない」という人も多いのではないでしょうか?
ここでは、インターンシップとは何なのか、また参加するメリットとは何か、そして医療事務にインターンシップはあるのかについてお話します。
そもそもインターンシップとは?
インターンシップとは、「就業体験」と言われるもので、学生が実際に仕事を体験する制度のことであり、略称として「インターン」とも呼ばれています。
インターンシップは、学生にとって社会に踏み出す前の貴重な職場体験の場になるだけでなく、企業によっては採用活動の1つとして実施しているところもあります。
しかしながら、お客様情報などの機密情報が企業にはたくさんあるため、実際に仕事を体験してもらうことが非常に難しい場合もあります。そのため、最近では、仕事の内容や、社員のやりがいが理解できるような体感型のプログラムを作成して実施する企業も増えています。
インターンシップの期間は、3~5日間のところもあれば1カ月間という企業もあります。近年の傾向としては、1日開催が増えており、企業は1日だけでも多くのことが学べるように工夫したプログラムを開催しているようです。
インターンシップのメリット
企業のホームページやWEBサイト上ではわからない社内の雰囲気や業務内容を知ることで、事前に自分がこの企業に向いているのか否かを知ったり、感じたりすることができるのがインターンシップの最大のメリットだと言えるでしょう。
また、早い段階で気になる企業と接点を持つことができますし、企業によっては、長期インターンシップでの仕事ぶりを見て、採用選考の一部を免除したり、そのまま採用に繋がったりすることもあります。
はっきりと選考が有利になると言われていなくても、インターンシップで得た経験やスキルを、自己アピールの内容に加える就活生も多いです。
さらに、インターンシップを経験することで、自己分析をより深く堀り下げることができます。加えて、業界研究や自己分析が進むことで、就職活動の精度をさらに高めることもできるでしょう。
アルバイトとの違い
「インターンシップとアルバイトって何がどう違うの?」と区別がつきにくいと感じる人も多いですが、それぞれの目的を知っておくと間違えることがありません。
インターンシップシップに参加すると、その業種や職種の仕事内容の理解、自分が向いているか、社会人としてのルールやマナー、心構えが身につきます。
また、参加するインターンシップによっては、収入が得られることがありますが、「仕事の内容を理解すること」や「適正があるかどうかを把握すること」がインターンシップの主な目的です。一方でアルバイトは、労働と時間の対価として収入を得ることが目的となります。
ちなみにインターンシップは、アルバイトとは違って学業優先の中で行われるため、勉強を疎かにすることなく参加できる点も特徴です。
医療事務にインターンシップはあるのか?
医療事務にもインターンシップはあり、病院で行われることが多いです。その内容は実習先によってさまざまですが、電子カルテに診療情報を入力したり、薬剤料やリハビリの単位数を入力したり、入院料と食事料の点数確認をしたりするといったパソコンでの業務を体験することが多いです。
また、病棟ではカルテを綴じたり、患者の入院手続きや看護師がスムーズに仕事ができるように補助する業務などを体験したりするそうです。
まとめ
インターンシップは、学生が実際に仕事を体験する制度のことであり、実際の業務を体験することで、事前に自分がこの企業に向いているのか否かを知ることができます。
医療事務にもインターンシップはあり、実習先は病院であることがほとんどです。
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