こんにちは、医療事務ブロガーの元ヤン次女です!
「医療事務に求められる人材って?」
「活躍できる資質ってあるの?」
医療事務に求められることは何かを知り、転職に役立てたいと検討している方も多いのではないでしょうか。
そんな方に向けて、医療事務に求められる適性や資質、能力について、初心者でも分かる記事を書きました!
この記事を読めば、医療事務の転職活動や自己分析に活かすことができますよ!
あなたは医療事務になる素質があるのでしょうか?
記事を読み進めて、確認してみましょう!
それでは、どうぞ!
わたしはキャバ嬢として、対人関係の能力には結構自信があるの。
これって受付窓口では必要な資質だと思うんだけどさ。わたしって適任なんじゃないかなって思うわけよ。
- 傾聴力
- 柔軟性
- コミュニケーション能力
なんかは、非常に重要なスキルだわ。
それ以外にもやっぱりあるのかしら。
そこで、経験者6人に「必要な資質は?」という質問をしてみたの。
あなたは医療事務に向き不向き?確かめてみましょう。
もくじ
医療事務スタッフとして必須な「資質」って?
コミュニケーション能力が一番大切
どの仕事でもコミュニケーション能力は大切ですが、医療事務の場合は特に大切です。
医療事務は病院の顔であり、医療事務の印象によって病院の評判は大きく変わります。特に医療事務は不特定多数の子供からお年寄りの方まで男性も女性も両方接する機会がります。
他のどんな職業と比較しても、老若男女年齢問わずに不特定多数の方と関わる仕事はありません。だからこそどんな年代、性別の方にも印象の良い対応をとるためにコミュニケーション能力はとても大切です。
また、病院内では様々な業種の方が働いており、他の業種の方との連携も必要な仕事です。情報交換は業務上不可避です。そのために、他の業種の方とも気持ちよく接することができなければ、自分の業務に支障をきたしてしまいます。
コミュニケーション能力は病院の顔としてふさわしい対応をとるため、そして病院内でスムーズに仕事をこなしていくために一番大切な能力です。
様々な人と関わってコミュニケーション能力を高めるとよいです。
コミュニケーション力と協調性
医療事務って事務職なんだから、コミュニケーション能力って関係あるの?と思う方も多いかもしれません。しかし、普通の事務職とは違い、とにかく多くの人と接する機会があります。
規模の大きい総合病院においては、配属される部署によっても違ってはきますが、外来の受付や会計、総合受付などの部署に就いた場合は、多くの患者さんと接することとなります。
また、普段の仕事の中では、常に医師や看護師さんなどとも密接に関わっていきます。ある意味、患者さんと医師、看護師さんとのパイプ役となることもあるのです。そういった仕事柄であるがゆえに、コミュニケーション能力はかなり必須となってくるのです。上手に接することができれば、スムーズな仕事に繋がっていきます。
医療事務を目指すなら、コミュニケーション能力を高めておくことが大切です。
患者様のみならず、スタッフ間の情報伝達も上手にすることが、医療事務に求められる資質となるのね。
「おおらかさ」や「寛大なこころ」
医療事務スタッフは、患者さんと看護師の間に立つ仕事です。双方の意見の板挟みになることもあります。
患者さんは、医師や看護師に言えない事を、事務員に言う傾向があります。
患者さんにも看護師は怖いが、事務員さんは言いやすい、というイメージなんでしょう。
でも、看護師は事務員を「下」に見る傾向があるので、事務員が患者さんからの苦情を伝達しても聞こうとしないか、悪い場合はそれがきっかけで嫌がらせが始まる事もあります。
そういう理不尽な事に耐えられるおおらかさと、患者さんや看護師の言うことに振り回されない根性が必要です。笑顔で患者に接するためには、要領の良さが必要です。
医療事務員は直接患者さんとの接点は事務処理のときで、直接医療行為はしませんが、病院のイメージに大きく関わるのでおおらかであることが大事です。カリカリした人がいると行きたくなくなります。
なおかつ、レセプトなど地道な仕事をするので、コツコツとした仕事が好きな人が向いています。
病気の不安を抱えて来院する患者さんが、初めて接するのが事務員さんです。
ほっと和めるようなおおらかさを持って、わかりやすく、根気よく接することができるといいと思います。
人間関係を築ける力
医療事務として働くためには、医師、看護師、患者さんと様々な人の中で上手くやっていく必要があります。命にかかわる現場に就く以上、知識を身に付けている事は絶対条件とはなりますが、職場には知識豊富な先輩社員や医師のもとで働くのそこまで心配はいりません。
病院の窓口となる仕事でもあるので、言葉遣いに気をつけることはもちろんのこと、時には緊迫した場となる事もあるので、医師や看護師の良きサポート役に回る事が出来るようなコミュニケーション力や協調性が求められます。
社会人の基本事項でもありますが、医療事務の仕事に関わらず、ミスを起こさない為には職場の周りの人間との間で報告・連絡・相談がきちんとできる事が大切だと思います。これらがしっかりと行える人は、職場の中でも多くの仕事をとりまとめたりやりがいのあるポジションに就く事も多く、良き潤滑油として信頼される事でしょう。
命にかかわる仕事でもあるので、分からない事があればそのままにせず、まわりの力もかりて解決できるような人であってほしいと思います。丁寧な仕事を心がけてほしいと思います。
もしかして、私には天職なのかもしれないわね!
冷静であれる人
医療事務の仕事といえばただ机の上の文書を処理するだけではなく、病院の窓口で治療費の清算をしたり、レセプト業務もこなさなければなりません。
小さな個人病院ならそこまで忙しくないかもしれませんが、患者が何人も来るような大きな病院だと精算受付やレセプト業務で手一杯になることもあるでしょう。
患者さんの集中しやすい休日前後などは、たくさんの業務をこなさなければいけない事も多いです。
そんな時に求められるのは、ミス無く迅速に仕事をこなせる冷静さです。
待合室にはたくさんの患者さんが待っており、なるべく待たせないように会計を済ます必要があります。待合室の人数が多くなると、早く片付けなきゃと焦る気持ちも出てくるでしょう。長い時間待たされてイライラしている患者さんも中にはいるかもしれません。
そこで慌てず、淡々とミスなく迅速に仕事を片付けていける冷静さが求められてくるのです。もちろん接客業ですのでどんな時でも笑顔で患者さんに接するという努力も必要です。
医療の現場ではほんの小さなミスが大きな事件につながってしまう可能性があります。
医療事務は医療のひとつという自覚をもって望んでください。
主体的に勉強や仕事に取り組める「主体性」や「習得力」
医療事務を通信教育で取得した者です。現在は病院の医療事務を担当しており、約2年半が経過しました。
机上の勉強では主に基礎知識を学びます。私もテキストを何度も繰り返して分からないことがあったら、先には進まず「なぜ間違えた?実際はどうなんだ?」と復習をよく行い勉強をしました。実際に病院に勤務するようになり、基礎から応用へ変化していきました。
現場では毎日が実践です。今日がこうでも、明日はこうだったとか、テキストの文字は見やすいが、ドクターの字は結構見づらいとか、色々と今までやってきた医療事務の勉強の薄さを改めて思い知りました。
しかしそれは「基礎」ができる前提の話であり、ベースがなければ実践や応用ができません。なので、医療事務の勉強をしているうちはしっかりと土台作りをしておきましょう。
また、医療は報酬改定が行われます。この改定も「基礎」を理解していなければ分かる内容も分からなくなってしまうので、今の時間をしっかり大切にして取り組めば実戦でもそんなに慌てず対応できると思うので、頑張ってください。
医療事務は取ろうとして取れる資格ではありません。しっかりと勉強を重ね理解した者が勝ち取る資格です。理解して勝ち取った者はその後の社会でも通用するでしょうし、自分がその仕事を望んでいるのであれば素敵な資格だと思います。
私も毎日毎日勉強の積み重ねですが、やりがいを感じて毎日頑張っています。これから医療事務を取得される方々、毎日を無駄にせず、しっかりと勉強してください。きっと、明るい未来が開けます。
まとめ
- 傾聴力:人の話を聴き取れる力
- コミュニケーション能力:会話を通じて、意思疎通できる力
- 協調性:お互い寄り添いながら、問題解決できる力
もし、向いている人であれば、迷わずこの道を進んでみましょう!あなたにしかできない仕事です。
今回の記事で分かること