こんにちは、医療事務ブロガーの元ヤン次女です!
「お局さまと合わない、苦手だ!」「受け入れられない…。」
職場の人間関係は、社会人として働く上でどうしても付きまとう悩みの種です。
特に女性が多い医療事務の職場では「お局様」と呼ばれる人がいて、その人とのトラブルも多く、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そんな方に向けてここでは、お局様の特徴やお局様との上手な付き合い方についてご紹介します。
すでに病院内の人間関係で悩んでいる人はもちろん、これから管理職になる人にも役立つ内容となっています。
この記事が、職場内での人間関係が少しでも改善する糸口になれれば幸いです。
それでは、どうぞ!
お局様とは
お局様とは職場で大きな力を持ち、何かと取り仕切る女性のことを指します。また「口うるさい」「態度が高圧的」などのネガティヴな意味で使われます。
しかしながら「お局」というのは、もともと将軍家や皇室において高い地位で仕えていた女性の名称であり、今のように悪い意味はありませんでした。
ネガティヴなニュアンスで使われるようになったのは、1989年に放送された大河ドラマである「春日局」の影響だと言われています。
また、一般的にお局様の特徴として次のようなことが挙げられています。
- 「常に自分が一番でありたい」
- 「常に自分が正しいと思っている」
- 「男性と女性とで態度を変える」
- 「自分よりも若い人に辛くあたる」
- 「悪口やうわさ話を好む」
- 「感情の起伏が激しくすぐに機嫌が悪くなる」
などです。
また上司や社長であっても物怖じせずに自分の意見をガンガンぶつける人も中にはいるようです。
お局様との上手な付き合い方
お局様に仕返しはしない(反論しない)
さてそんな厄介なお局様ですが、上手に付き合っていくにはどうしたらよいでしょうか?
お局様と付き合っていく上で大切なのは、お局様の仕打ちに対して仕返しをしないことです。「やられっぱなしは我慢できない!」という気持ちはもっともですが、仕返しをすることでかえってお局様を刺激して逆上させてしまい、嫌がらせがエスカレートする恐れがあります。
したがってお局様から嫌がらせを受けても、感情的にならずに冷静に対処しましょう。と言っても何も特別な対処は必要ありません。ただ気にする素振りを一切見せなければよいだけです。
お局様のやることに反応するからこそ、面白がられて余計にちょっかいをかけてくるのです。要するにいじめっ子と同じようなものです。
お局様をうまくおだてる(感謝する)
極力自らは関わり合いになりたくないお局様ですが、当然のことながら仕事上そうはいかないこともあります。ピンポイントでお局様に何か頼みごとをしなければならないときなどがそうです。
そういう場合は、「これができるのは○○さんしかいないんです!」「○○さんにしか頼めないんです!」とお局様のプライドの高さをうまく利用して対処するとよいでしょう。
そして頼みごとを引き受けてもらったあとには感謝の言葉だけでなく、「私には出せないアイディアです。流石○○さんですね」というように、次に頼みごとをするときにも引き受けてもらいやすいようにおだてておきましょう。
また常日頃からお局様の好物を差し入れてご機嫌を取っておくことで、いざというときに頼みごとをしやすくするという方法もあります。
とにかく相手の自尊心を満たすような頼み方と、少し大げさなくらいの感謝や賞賛が有効だと言えます。
上司に相談する
お局様の行動があまりにも目に余る、さすがにもう耐えきれないといった場合は、上司に相談しましょう。被害を受けているのが自分一人だけでないならば、自分一人で行動を起こすのではなく、他の同僚や先輩、後輩にも協力をお願いするが賢明です。
いつ、何をされたのかなどを事細かにメモしておき、その上で仕事にどのような悪影響が出たのか、あるいは出ているのかについてまとめておくと、状況を説明しやすくなります。
それでも上司がしかるべき対応をしてくれなかった場合や、しかるべき対応を取っても効果がなかった場合は、最終手段として転職を考えたほうがよいでしょう。
まとめ
お局様は女性を指しますが、職場でスタッフを困らせる人は男女問わず存在します。
そうした人相手には、まず観察をして趣味嗜好や行動パターンを把握し、そこから対処方法を探りながら実行していくことで、いつしか上手に付き合っていけるようになるでしょう。
今回の記事で分かること