医療事務業界の年齢・定年事情、何歳まで需要がある仕事なのか?

 

さまざまな仕事に定年が定められているように、医療事務にも定年があるものなのでしょうか?

また、医療事務として働いていく上でどの程度の年齢まで需要がある仕事なのか…医療事務の気になる年齢事情についてご紹介します。

 

働く女性をとりまく状況

そもそも現在、日本の働く女性全体の状況はどのようになっているのでしょうか?

厚生労働省が発表している平成28年版働く女性の実情によれば、雇用者総数に占める女性の割合は4割以上であり、女性雇用者の数は毎年増加傾向にあります。

また女性雇用者全体の3割以上を40~54歳が占めています。さらに産業別に見ると、女性雇用者数が最も多いのが「医療・福祉」であり、職業別では「事務従事者」が最も多い結果となっています。

(医療・福祉が女性に人気の産業)

実際に40歳以上の女性が医療事務や調剤薬局事務として働いている光景はよく目にします。

ポイント♪

医療事務員として働いているママは、統計的にみても人気が高いことがわかります。

 

医療事務の定年

「医療事務」と聞くと、若い人の仕事といった印象を持っている人も多いのではないでしょうか?

人気の職種だけれど、自分自身が年配だからと医療事務を諦めてしまう方も中にはいるようですがそれは誤った認識です。

定年の「年齢」は様々

医療事務は、定年と呼ばれる年齢まで働き続けることが可能な職種です。

医療事務の定年はさまざまで、医療事務として働くことができるのは〇歳までと決まっているわけでもありません。医療事務の定年は、その会社・医療機関が独自に定めている定年制度に従うことになります。

定年は60〜65歳が一般的

現在約95%近い会社が定年制度を設けています。その中でも一般企業などで働く会社務めの人の場合、約80%の会社で「60歳」を定年と定めています。

このように医療事務として働く医療機関が定める定年制度に従うため、定年の年齢はさまざまになりますが社会一般で定年とされている60歳前後が医療事務の定年であることが多いでしょう。

ポイント♪

病院にもよりますが、医療事務には定年(60歳あるいは65歳)が一般的です。

また定年が過ぎても働きたい場合は、年契約をすることで働くことができる病院も存在します。

 

医療事務の年齢層

医療事務として働く人々の年齢層は幅広くさまざまです。

大規模病院

規模の大きな病院では、受付に立つ医療事務は比較的若いスタッフが多い傾向にあります。

病院の場合は表からは分からないだけで、裏では医療事務課を取り仕切る役職にあたる40~50代の医療事務職員が多く活躍しています。

中小規模の病院

次に、地域に密着した小さな規模の診療所だとその医療機関で長年働いている、30~50代のベテランの医療事務の方々が活躍していることが多く見られます。

40代から50代の医療事務が主力となっている診療所も多く、年配の方々が活躍できる点も医療事務の魅力と言えるでしょう。

ポイント♪

大規模な医療施設であれば、40〜50代以上で現場管理職として活躍できる。

中小規模な医療施設であれば、受付窓口の主力スタッフとしていつまでも働くことができる。

このように年齢に関わらず、医療事務は長く働くことのできる職業だと言えます。その理由の1つに長期的に働いてくれる人を病院側が求めていることが挙げられます。

 

長期的に働ける職業=医療事務

地域に貢献できる仕事

病院や診療所は、生活圏の周辺にあることが多いため、人々の生活と近い距離に存在します。そのため、地域との密接な関わり合いを避けて通れないことも多いです。したがって病院は地域の人々との関係や患者さんとの信頼関係が大事になります。

医療機関の従業員の入れ替わりが激しいと、「働きにくい病院=何か問題がある病院」と不審に思われて病院の信用に関わります。

そのため、従業員の顔ぶれが頻繁に変わることをできるだけ避けたい病院側としては、長い間働いてくれる人は大歓迎なのです。

通勤しやすく働きやすい仕事

また医療機関は全国どこにでも存在し、生活圏内にあることも多いため通勤がしやすいです。さらにライフスタイルに合わせた働き方ができることから出産や育児後の再就職も比較的簡単です。

加えて医療事務は受付で座っていることが多く、立ち仕事やハードワークではないため体力的に負担が少ないです。したがって、年齢に左右されずに長く働くことができます。

 

医療事務の需要

経験者の需要は「高い」

医療事務と言う仕事は、年齢での需要はあまり関係ありません。医療機関側としては長く働くことができる人材を求めています。

実際のところ若い人の方が優遇されるような年齢での需要よりも「スキル」が求められる職種です。

医療事務は体力勝負と言われるような体力仕事ではありません。ですので、体力的に見ても年配になっても続けることが可能です。

そんな訳で「結婚、出産、育児」をひと段落させた主婦であれば、育児に振り回されることも少なく今後長く働き続けることができ、経験さえあれば採用は非常に有利になるといえるでしょう。

未経験者はせめて「資格保持」

しかしながら未経験に関しては別です。これまでに医療事務事務として働いたことがある人ならば、40代以上でも採用されることは結構あります。

しかしこれまでに医療事務の経験がなく、さらに資格を持っていない人を採用する場合はだいたい20~30代までとするところが多いです。

40代以上で未経験かつ無資格の場合だと就職には不利でしょう。もちろん病院によって採用条件や欲しい人材は違いますから一概には言えませんが、基本的に未経験・無資格者の場合は若い人が優遇されます。

ただ、40代以上だけれど資格を取得したら医療事務に採用されたというケースも少なくありません。したがって、40代以上で未経験・無資格の場合は資格取得を考えることをおすすめします。

ポイント♪

10代・20代30代は、資格取得を目指しながら、就職活動も並行で進めましょう。

40代以降は、まずは「資格取得」が就職への最低条件です。第一に資格を取りましょう!

 

将来的な需要

IT化への適応

いくら年齢での需要はないとは言っても、今後医療分野はますますIT化が進むと言われています。

現時点でもレセプトの電子化、電子カルテの導入、診察のネット予約など10年前では考えられなかったような診療の流れが今では当たり前となっています。

このように今後ますます進化し変わりゆく医療のIT化に対応できる知識や、柔軟なスキルも必要となることでしょう。

レセコン・電カル資格も視野に

いくら経験があっても、やはり歳を重ねるにつれシステムの変化に対応することが困難になりつつあります。その点では若い人に劣ってしまうこともあるでしょう。

医療事務に年齢制限はありませんが、歳を重ねても医療事務として働き続けるのであれば今後進化するシステムの変化にしっかりと対応できるように、常に学び続ける気持ちや忍耐力も必要になっていきます。

 

まとめ

医療事務として働くには直接的に年齢が関係することはありません。

採用にあたっても年齢よりは経験や、長く働くことのできる人材が求められています。「30代~40代という年齢では医療事務は無理」と思っていては勿体ないと思います。

医療事務として働きたいという強い気持ちがあれば、30代~40代から医療事務をスタートさせることも可能です。

30~40歳からでも医療事務を自分の仕事にしスキルを身につけさえすれば定年とよばれる60歳まで十分活躍できます。

体力的に負担のある仕事ではないため、年齢に左右されずに長期的に働くことができます。したがって労働力としての需要も長い間あるでしょう。

強い気持ちを持って是非医療事務に挑戦してみてください!

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