医療事務や調剤薬局事務の昇給はどのくらい?昇給の平均額やタイミング

 

医療機関に行ったとき、最初に接する相手が医療事務であり、患者にとっては受付から会計までを担当してくれる人たちです。

調剤薬局事務も同じように薬局で受付から会計までを担当しますが、医療事務や調剤薬局事務の具多的な仕事内容や給料・昇給について気になる人も多いのではないでしょうか?

 

調剤薬局事務とは?

調剤薬局事務がどのような仕事をするのかを簡単に説明すると、まず主な仕事は患者来局時の応対や受付・処方箋情報の入力・会計です。

また月に一度、患者さんの自己負担額以外の金額を健康保険組合などの保険者に請求するため、レセプト(調剤報酬明細書)の作成と請求業務があります。

他には、薬局内の掃除や備品の補充・電話やFAX応対・事務用品などの買い出し・経費の管理・レジ閉め作業・納品書の整理などさまざまあります。医薬品の発注や検品、入庫を事務員が行うこともあります。さらに、健康食品やマズク、のど飴といった医薬品以外の商品を扱っている薬局では、その管理と販売を任されることもあります。

 

調剤薬局事務の昇給額やタイミングは?

国税庁の「民間給与実態統計調査」によると、平成30年現在の日本人全体の平均給与は441万円です。男女別では、男性が平均545万円、女性が平均293万円です。

比べて、調剤薬局事務の正社員の平均月収は14~20万円で、平均年収は230万~320万円前後です。当然のことながら、大手チェーン薬局や個人経営の調剤薬局など、薬局の規模や地域によって差はあります。基本的には規模の大きい薬局のほうが、給料が高い傾向にあります。

また昇給について、日本経済団体連合会の春季労使交渉最終結果によれば、2019年現在で大手企業の平均昇給率は2.43%。100人未満の中小企業の平均昇給率は1.81%です。100人に満たない薬局で月給が18万円なら約3300円の昇給という計算になります。ただし薬局によって当然、昇給額は異なります。

昇給のタイミングは勤続年数によって決まるところも多いようですが、詳しいことはその職場に確認するのが確実です。

 

医療事務とは?

医療事務も調剤薬局事務と同じように、受付や会計業務、レセプト(診療報酬明細書)の作成と請求業務があります。しかし医療事務の場合は、患者に診療申込書を書いてもらったり、予約などの電話応対をしたり、診察券の発行なども受付業務に含まれます。

またカルテの作成や管理・患者の診療データの入力・規模の大きい病院では検査や受診科または診察室への案内・検査データの整理、入院施設のある病院では入退院の手続きや入院患者のスケジュール管理・面会の応対などを行います。その他にもいろいろな業務がありますが、医療事務は医療機関の規模や種類によって、業務内容が多少異なります。

 

医療事務の昇給額やタイミングは?

医療事務の平均的な給与額は調剤薬局事務と変わらないようですが、大学病院や総合病院、医療法人が経営する病院、複数の系列病院や診療所を持つ大手の方が一般的には給与額が高い傾向です。

したがって平均昇給率についても、勤め先によって大きく変わります。ただし大学病院や総合病院などでは、事務長といった事務職の管理ポストがあるため、医療事務の管理職になった場合に年収が450~600万円くらいになります。もちろん年齢や経験などにもよりますが、医療事務が2~3人程度の個人病院やクリニックなどでは、役職ポストがないことも多いため、医療事務として出世したいと考えるなら大手の医療機関への就職を考えたほうがよいでしょう。そのほうが単純に給与もよいです。

 

まとめ

医療事務と調剤薬局事務の給与は平均的にさほど変わりはありませんが、勤め先の規模によって多少の差はあります。

また大学病院や総合病院などでは、医療事務に管理職のポストがあるため、調剤薬局事務に比べて最終的な昇給額は大きいと言えます。

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