こんにちは、医療事務ブロガーの元ヤン次女です!
医療事務は、採用の際に経験者が優遇される傾向にあります。
求人情報を見ても「経験者優遇」と記載されているのをよく見かけます。
それでは経験者とは、実際にどれくらいの年数を指して言うのでしょうか?
「実務経験って?」
「経験者って具体的にどのくらいの年数?」
「医療事務は経験がないと転職できない?」
ここでは、そんな「医療事務の経験年数」にフォーカスした記事を書きました!
本記事で紹介する「医療事務の経験年数」をしっかり理解すれば「未経験でも」「ちょっとの経験」でも、医療事務に転職することが可能であることがわかりますよ!
それでは、どうぞ!
経験者とはどのような人のことを言うのか
その業務に従事したことがある人を、一般的には「経験者」として扱います。例えば「販売職経験者」という記載があれば、販売員として働いたことがある人のことを指します。そのため、求人情報で何らかの経験者を募集している場合は、その職務経験を指していると考えてよいでしょう。
中には、職務ではなく特定の作業の経験自体を求めている場合があります。例えば「開示書類の作成経験」という記載の場合、開示書類を作成したことがあるならば、職務経験自体は問われません。
また、近年では職種が多様化しているため、「○○経験者」という言葉では一概に表せないものも多いです。おそらくこれからも、時代が変わるにつれて職種名だけでは判断しにくい経験が増えていくでしょう。
経験年数はどのくらい必要なのか
医療事務は、資格よりも経験が重視される職業です。求人募集に「経験者優遇」の文字があるところも少なくありません。しかしながら、この「経験者優遇」という言葉はだいぶ曖昧な表現だと言えます。
求人情報の記載のしかたはその企業の自由であるため、企業ごとに募集要件のわかりやすさには差が出ます。
求職者に対してわかりやすいように書いてくれる企業は、単純に「経験者優遇」と書くだけでなく、その細かい要件まで記載していることがあります。
しかし、医療事務の募集要項では多くの場合そうではなく、ただ「経験者優遇」としていることがほとんどです。「経験とは具体的になんの業務のことなのか?」「何年働いていれば経験者と呼べるのか?」というところが何も示されていません。
これはつまり、年数に関わらずとにかく医療事務として働いたことがある人は、採用の際に優遇するという意味なので、経験者としての年数は特に気にしなくても問題ありません。
矛盾している採用条件
医療事務の採用で面白いところは、時に矛盾をはらむ部分があることです。
医療事務は、専門的な知識が必要なことはすべてレセコンと呼ばれる専用のコンピューターがやってくれるので、レセコンさえ使用できれば誰にでもできる職業です。そのため、未経験で資格を持っていなくても、不都合はありません。
したがって、求人募集でも「無資格・未経験OK」としているところが多いです。ただ、「無資格・未経験OK」と幅広く募集しておきながら、応募者に実務経験者がいた場合は、そちらが優遇されることもあります。
そもそも求人募集というのは人手不足を補うためにするのですから、採用するならばすぐにでも現場で力になってくれる人材が欲しいという雇用側の考えも理解できます。
しかしながら、無資格・未経験の求職者からしたら納得いかないところもあるでしょう。もちろん、採用基準は病院・クリニックによってさまざまですから、すべての病院がそうであるというわけではありません。
時には熱意も大切
例えば「○○経験3年以上」と記載されているのに、自分は2年しか経験していないというような「応募資格に記載されている経験に、自分が満たない」という場合があります。
しかし、応募することをあきらめてはいけません。経験年数に満たない場合でも、選考をしてくれることがありますし、企業が求めるスキルレベルによっては採用も十分狙えます。
未経験だけど経験者募集に応募したい場合にも同じことが言えます。
経験やスキルは大事ですが、時には「応募条件を満たしていないけど、どうしてもここで働きたいんだ!」という熱意が必要です。
まとめ
経験年数として具体的な年数が必要な場合は「○○経験3年以上」など、きちんと記載されていることが多いです。
そのため、多くの医療事務の募集であるような「経験者優遇」という記載の場合は、特に年数は気にしなくても問題ありません。
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