こんにちは、医療事務ブロガーの元ヤン次女です!
みなさんは「かかりつけ医」をご存知ですか?
かかりつけ医がいると持病がない健康な人であっても、体の異変に気付いたときに迷わず受診できるなど多くのメリットがあります。
そこで今回は、かかりつけ医をおすすめする理由と、上手な見つけ方をご紹介します。
本記事で紹介する「かかりつけ医のメリットと失敗しない探し方」を読み込めば、病院に不安なく通院することができますよ!
それでは、どうぞ!
もくじ
かかりつけ医ってご存知ですか?
あなたはかかりつけ医を持っていますか?
かかりつけ医とは体調に異変を感じたとき、病気になったときに真っ先に受診する第1選択となる医師のことをかかりつけ医と言います。
普段からかかりつけ医のもとで診察を受け、不安に感じる些細なことでも気軽に相談できる関係性であることがかかりつけ医の理想するあり方です。
平成26年日本医師会総合政策研究機構の調査によるとアンケートを行った人の約半数である53.7%の人がかかりつけ医を持っているという結果で、健康状態が良いと回答した人も48.4%がかかりつけ医を持っているという結果でした。
普段からかかりつけ医との信頼関係を築き、いざというときに頼ることができ病気の予防や早期発見にも繋がるかかりつけ医を持つことで病気に備えているのです。
かかりつけ医の役割
日頃からかかりつけ医のもとで診察を受けることで医師と患者はお互いをある程度理解し、急変時もかかりつけ医が連携を取り病状に最も適した診療科へと紹介を行うことができます。
何科を受診すればよいのか分からず、病院を何件も受診するようなこともなく効率のよい受診が可能になります。
かかりつけ医と患者とが密接な関係性を築くことにより、かかりつけ医があなた自身の健康状態を把握しあなただけでなくその周りの家族の健康状態をも相談できる身近なドクターとしての役割となります。
体調面以外にも病気の予防につながる日常の指導なども気軽に相談できるのがかかりつけ医です。
かかりつけ医を持つ3つのメリット
1.受診の待ち時間が少ない
持病がない人であればかかりつけ医は大きな病院ではなく、地域に密着した診療所になります。
大きな病院や大学病院を予約なしで受診した場合、待ち時間が非常に長くなるケースが多く、診察まで1時間以上待たされるということも珍しくありません。
受付から会計まで半日かかるなんてことも当たり前と言われています。体調が悪く受診して長い時間待たされるというもの大きなストレスですよね。
それに比べ、診療所での待ち時間は短く病院の長い待ち時間によるストレスもありません。
2.医療機関の連携による適切な受診
どんな些細な症状であっても大きな病気が隠れているということが考えられるため、患者は「とりあえず大きな病院へ」という考えになりつつあります。
大病院を受診していれば安心という考えから、紹介状も持たず真っ先に大病院を受診します。
ですがそれが適切な診療科ではなかった場合、他の診療科に回され時間や費用、労力の無駄になります。
そこで、まずはかかりつけ医の受診を受けその上で設備が整った大病院の受診が必要なのか、それとも症状の治療に特化した専門医を受診するのが望ましいのかという判断を下します。この流れであれば無駄がなくスムーズに適切な診察が受けられるのです。
3.病気の予防や早期発見ができる
かかりつけ医のもとで診察を受けていると、あなたの今までの検査データがカルテ内に記録されています。そのため、以前のデータと比較ができるのでわずかな結果の変化にもいち早く気付くことができます。
かかりつけ医のもとで検査を受けることは病気の予防や早期発見だけでなく、検査結果をもとに日常生活で気を付けることや食事のアドバイスなど些細な相談ができるのもメリットの一つです。
普段の健康状態や病歴、薬剤アレルギーの有無や家族構成など患者様のあらゆる情報を持つかかりつけ医は、緊急時であっても適切な素早い対応ができるのです。
かかりつけ医の選び方
かかりつけ医は体調に異変を感じていないときから決めておくことが大切です。かかりつけ医を選ぶポイントとなるのは、
- 通いやすい場所
- 丁寧で納得のいく説明をしてくれる
- 些細な相談にも乗り、あなたとの相性がよい医師
- 専門性の病院よりも広く総合的に診てくれる医師
とくに一つ目の「場所」に関しては、現在の交通手段以外でも通うことができるのか?など、さまざまな状況を想定して選びましょう。
かかりつけ医は長く付き合うことになる医師です。あなた自身と相性がよい医師であるのかも非常に重要なポイントです。
些細なことでも相談でき、信頼できる関係性を築くことができる医師がかかりつけ医としてはおすすめです。
まとめ
かかりつけ医の必要性や、見つけ方のポイントをご紹介しました。
かかりつけ医を持つということはよりより医療を受けることでもあり、健康でいられるために自身の身を守るためのことでもあります。
記事は次のような人におすすめ!