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薬剤師補助業務(助手業務)ってどんな仕事?必要な資格や仕事内容を解説

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こんにちは、調剤薬局事務ブロガーの小薬です!

求人情報サイトや求人広告などで調剤薬局事務の募集を見ると、その仕事内容に「薬剤師の補助業務」というのが記載されていることがあります。

「薬剤師の補助ってなに?」「助手・アシスタントってどんな業務?」「薬の知識なんてないけど大丈夫…。」と、お悩みではないでしょうか?

そんな方に向けて、調剤薬局事務の薬剤師補助業務の仕事内容についてのすべてがわかる記事を書きました!

小薬(こぐすり)

記事は次のような人におすすめ!

  • 調剤薬局事務の仕事内容を知りたい人
  • 調剤薬局事務の補助業務の詳細を知りたい人
  • 無資格調剤の危険性を知りたい人

本記事では、調剤薬局事務の日次業務や月次業務などの一般的な仕事から、補助作業といったグレーな仕事内容まですべて理解することができます。

3分程度で読み終える内容です。じっくり読み込んで、調剤薬局事務の理解を深めていってください。

それでは、どうぞ!

一般的な調剤薬局事務の業務

薬剤師の補助業務について説明する前に、まずは調剤薬局事務の一般的な業務について紹介します。

調剤薬局事務の業務には日常業務と月単位で行う業務があります。

日次業務

はじめに日常業務ですが、基本となる業務は患者応対・処方箋受付と入力・会計であり、1日の業務時間の大半がこの業務の繰り返しになります。

また医薬品の発注や検品、備品の発注や管理、のど飴やマスクなどの医薬品以外の商品の販売といった業務も行います。

さらに薬局内の掃除や電話・FAXの応対、郵便物の収受と発送、伝票整理や書類整理などの雑務もあり、経費の計算といったお金の管理を任されることも少なくありません。

月次業務

一方、月単位の業務には調剤薬局が収入を得るために必要なレセプト(調剤報酬明細書)の作成と請求をはじめ、生活保護受給者の調剤券の請求などを行います。

 

薬剤師補助ってどんなことするの?

調剤薬局事務の求人募集要項に「薬剤師の補助業務」「薬剤師助手業務」「薬剤師アシスタント」あるいはそれに似た言葉が記載されていなくても、調剤薬局事務には薬剤師をサポートする役割があります。そのため基本的にどこの薬局で働く場合でも、薬剤師補助の仕事があると思ってもらってかまいません。

薬剤師の補助業務とは薬剤師が調剤に集中できるようにカバーすることを指します。つまり薬剤師でなければできない仕事以外のあらゆることが含まれます。したがって、どのようなことを薬剤師の補助業務として行うのかについて明確な決まりはなく、その内容も薬局によってさまざまです。

ポイント!

薬剤師補助の業務にあたり、必要な資格は特にありません。医療事務や調剤薬局事務スタッフが兼務している場合が一般的です。

つまり、薬剤師補助業務という仕事に就くためには、医療事務資格調剤薬局事務資格を保有していれば有利に働く場合が多くあります。

例えば、

など、調剤薬局事務に関わる資格を保有することで、求人面接でのアピール材料になります。

 

一歩間違えば無資格調剤に

薬局において調剤行為は薬剤師でなければ行えません。しかしながら「調剤」の定義が曖昧であるためどこからどこまでを調剤薬局事務が手伝っていいのかという問題があります。

例えばピッキングという指定された医薬品を指定された個数揃える作業がありますが、棚から医薬品を持ってくることが「調剤」にあたるのかどうかはっきりしないため、調剤薬局事務によるピッキング行為は法律上「グレーゾーン」という解釈になっています。

「調剤」が具体的に何を指すのか不明なため、その解釈は薬局ごとに異なり、薬剤師の補助業務の範囲も薬局ごとに違います。

ある薬局が調剤薬局事務に軟膏剤の混合をやらせていたことで問題となりましたが、このように薬剤師補助の仕事は一歩間違えれば無資格調剤になりかねない危険をはらんでいます。

 

薬剤師補助専門の職業

我が国において薬剤師の業務をサポートするという仕事は、調剤薬局事務の仕事の1つというのが現状ですが、いっそ薬剤師をサポートするためだけの職業があれば、調剤薬局事務による無資格調剤の危険もなくなるのではないでしょうか?

実際に欧米では、薬剤師の業務をサポートする人材として調剤助手(テクニシャン)を導入しています。これによりテクニシャンがピッキングや薬の調製などの業務を行い、薬剤師はテクニシャンのサポートを得て患者との対話や処方監査などの業務に集中できるようになっています。

薬剤師は薬局でも病院でもさまざまな業務に時間を奪われ忙しい上に、十分な薬剤師の数を確保できないところも多いです。ピッキングなどの単純作業は他の者に任せ、より専門性の高い業務に集中したいとい現場の薬剤師の意見もあり、日本でもテクニシャンの導入を望む声は少なくありません。

 

まとめ

薬剤師の補助業務とは、調剤薬局事務の業務の1つとされ、薬剤師が調剤に集中できるようにサポートする仕事のことを指します。

しかし無資格調剤の危険や忙しすぎる薬剤師の現状を背景に、薬剤師の業務をサポートする職業であるテクニシャンの導入が望まれています。

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