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医療用医薬品と一般医薬品の違いとは?要指導医薬品・スイッチOTC医薬品

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「ドラッグストアで買う薬と、病院やクリニックで処方される薬の違いって何?」といったように、我々が日常的に使用している薬について、よく知らない・よくわからないという人も少なくないでしょう。

そこでここでは、「医療用医薬品」と「一般医薬品」について初心者の方へも分かりやすいようにお話します。

医療用医薬品とは?

医療用医薬品とは、病院やクリニックなどの医療機関で、医師や歯科医師が診察した上で発行する処方箋にもとづいて、薬剤師が調剤して患者に渡される薬のことを言い、処方薬とも呼ばれます。

医療用医薬品は、効果が高いものが多い反面、副作用にも注意すべきであり、また使用方法などの点においても、医師や薬剤師による管理が必要な薬です。

そのため、薬剤師はこの医療用医薬品を渡す際に、薬の正しい使用法に関する情報も併せて説明する、「服薬指導」を行います。

服薬指導では、薬の使用時間・使用回数や使用量などの基本的な情報をはじめ、保管方法、注意したい副作用や飲み合わせなどを患者に伝えます。

また、薬が変更になったり、新しい薬が追加されたりしたときにも説明を行い、患者からの質問や疑問点にも答えます。

一般用医薬品とは?

薬局やドラッグストアで買うことができる薬には、「要指導医薬品」と「一般用医薬品」の2種類があります。一般用医薬品は「カウンター越しに買える薬」という意味から「OTC(Over The Counter)医薬品」とも呼ばれており、インターネットでも購入することができます。

また、一般用医薬品は、リスクに応じて「第1類医薬品」「第2類医薬品」「第3類医薬品」の3つの区分があります。

◆第1類医薬品

第1類医薬品は、副作用や薬の飲み合わせなどのリスクから、特に注意を必要とする薬とされ、自由に手に取ることができない場所に置いてあり、薬剤師による情報提供がなければ購入することができません。

◆第2類医薬品

第2類医薬品は、副作用や薬の飲み合わせなどのリスクから、注意を必要とする薬とされ、薬剤師あるいは登録販売者から購入することができます。また販売者からの情報提供は努力義務とされています。

◆第3類医薬品

第3類医薬品は、リスクの程度は比較的低く、薬剤師あるいは登録販売者から購入することができます。また購入者から直接希望がない限り、情報提供には法的制限がありません。

要指導医薬品とは?

要指導医薬品は、医療用医薬品から一般用になって間もない薬のことを言います。一般用に転用されたばかりなので、リスクが不確かであり、取り扱いには十分な注意が必要です。

したがって、自由に手に取ることができない場所に置いてあり、購入する際には必ず薬剤師と対面して指導や情報提供を受けることが義務付けられています。そのため、インターネットで購入することはできません。

ちなみに要指導医薬品は、原則3年間薬局やドラッグストアなどで販売された後、安全性に問題がなければ一般用医薬品へと移行されます。

スイッチOTC医薬品とは?

医療用医薬品として長い間使用され、安全性が十分に確認された薬の中には、要指導医薬品、もしくは一般用医薬品として販売が可能になったものもあります。

こうした薬を、「医療用医薬品として用いられていた有効成分を、一般用医薬品(OTC医薬品)に切り替えた(スイッチした)」ということから、「スイッチOTC医薬品」と呼びます。

また、スイッチOTC医薬品は医療用医薬品の中でも、薬の作用が比較的穏やかで副作用が少ないもの、病気や症状について自己判断しやすいもの、使用法などが一般の人にもわかりやすいものであることが条件とされています。

とはいえ、もともとは医療用医薬品ですから、使用方法や効果など薬のことをよく理解した上で使うことが大切です。

まとめ

医療用医薬品は、医師や歯科医師の処方箋や指示によって使われる薬のことを言います。

一方、一般用医薬品は、薬局やドラッグストア、インターネットで購入することができ、リスクに応じて「第1類医薬品」「第2類医薬品」「第3類医薬品」の3つに分けられています。

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