「ニチイで取った医療事務の資格って履歴書にどうやって書けばいいんだっけ…?」
「ユーキャンの資格の正式名称なんだったかな…?」
いざ履歴書を書こうと決めたものもも、書き方を忘れてしまって困ることってありますよね。
履歴書に記入する際に、資格の正式名称がわからない…。また複数の資格を保有している場合は、どれを優先的に書けばいいのか…。
ここでは医療事務の就職を有利にするための、「履歴書の資格欄」の書き方について、詳しくご紹介していきます!
資格欄でスキルと熱意を主張する

採用担当者はあなたの保有資格を見て、一体何を判断しているのでしょうか?それはズバリ、「スキル」と「熱意」の2点だけです。
「熱意」
資格は簡単に取得できるのもではありません。日々コツコツと勉強をして知識を蓄え、試験対策の準備を行い、試験に合格しなければなりません。
つまり資格とは、あなたの「血と汗の結晶」「努力の賜物」です!
資格取得に向かって努力したという事実は、それだけで興味関心・熱意があることが現れています。採用担当者は「医療事務」に興味ある人を採用したいのは当然のことです。
「スキル」
資格は、客観的にスキル(能力)を証明してくれるツールです。
採用担当者は「この資格を持っているのなら、この仕事が任せられそうだ!」とパッと簡単にイメージを与えることができます。
医療事務に関連する資格だけではなく、エクセルやワードといったパソコン関連の資格もあれば、あなたのスキルを裏付ける大きなアピールになります。
履歴書の資格欄というのは、あなたの「スキル」や「熱意」といった様々な要素を、アピールするための重要なポイントなのです!
資格欄の正しい書き方

資格欄を書く際の「重要ポイント」は主に3つあります。
- 複数ある場合、取得日順に記載する
- 西暦・和暦はどちらでも統一すればOK
- 資格名称は原則、正式名称で記載する
1つずつ細かく見ていきましょう!
原則、取得日順で書く
複数の資格をお持ちの方は、基本的には取得日順で間違いないでしょう。
基本的に履歴書・職務経歴書等の面接書類では、時系列の古い順から記載することがルールです。採用担当者もその形式に慣れている場合が多いので、資格欄も取得日順で記載するようにしましょう。
基本的な書き方
平成30年3月 普通自動車第一種免許 取得
平成30年6月 メディカルクラークⓇ 取得
平成30年9月 ドクターズクラークⓇ 取得
西暦・和暦はどちらでも可
資格の取得日を「西暦」で書くか「和暦」で書くのかどちらでしょうか?本当のことを言うと、どちらでも問題ありません。
大切なのは、西暦と和暦を混ぜ合わせて使わないことです。履歴書内での年月表記は統一するように心がけましょう!
(西暦和暦変換表)
西暦 | 和暦 | 西暦 | 和暦 |
---|---|---|---|
1953年 | 昭和28年 | 1989年 | 昭和64年/平成元年 |
1954年 | 昭和29年 | 1990年 | 平成2年 |
1955年 | 昭和30年 | 1991年 | 平成3年 |
1956年 | 昭和31年 | 1992年 | 平成4年 |
1957年 | 昭和32年 | 1993年 | 平成5年 |
1958年 | 昭和33年 | 1994年 | 平成6年 |
1959年 | 昭和34年 | 1995年 | 平成7年 |
1960年 | 昭和35年 | 1996年 | 平成8年 |
1961年 | 昭和36年 | 1997年 | 平成9年 |
1962年 | 昭和37年 | 1998年 | 平成10年 |
1963年 | 昭和38年 | 1999年 | 平成11年 |
1964年 | 昭和39年 | 2000年 | 平成12年 |
1965年 | 昭和40年 | 2001年 | 平成13年 |
1966年 | 昭和41年 | 2002年 | 平成14年 |
1967年 | 昭和42年 | 2003年 | 平成15年 |
1968年 | 昭和43年 | 2004年 | 平成16年 |
1969年 | 昭和44年 | 2005年 | 平成17年 |
1970年 | 昭和45年 | 2006年 | 平成18年 |
1971年 | 昭和46年 | 2007年 | 平成19年 |
1972年 | 昭和47年 | 2008年 | 平成20年 |
1973年 | 昭和48年 | 2009年 | 平成21年 |
1974年 | 昭和49年 | 2010年 | 平成22年 |
1975年 | 昭和50年 | 2011年 | 平成23年 |
1976年 | 昭和51年 | 2012年 | 平成24年 |
1977年 | 昭和52年 | 2013年 | 平成25年 |
1978年 | 昭和53年 | 2014年 | 平成26年 |
1979年 | 昭和54年 | 2015年 | 平成27年 |
1980年 | 昭和55年 | 2016年 | 平成28年 |
1981年 | 昭和56年 | 2017年 | 平成29年 |
1982年 | 昭和57年 | 2018年 | 平成30年 |
1983年 | 昭和58年 | 2019年 | 平成31年/令和元年 |
1984年 | 昭和59年 | 2020年 | 令和2年 |
1985年 | 昭和60年 | 2021年 | 令和3年 |
1986年 | 昭和61年 | 2022年 | 令和4年 |
1987年 | 昭和62年 | 2023年 | 令和5年 |
1988年 | 昭和63年 | 2024年 | 令和6年 |
資格名は正式名称で書く

履歴書や職務経歴書に資格名を記載するときに、略称や通称で書くことは絶対にダメです。
なぜなら、医療事務の資格は30種類以上あり似通った名前が多く、採用担当者も全て把握しているとは限りません。その資格をインターネットで調べる可能性もあるため、必ず正式名称で記載するようにしましょう。
より丁寧な履歴書を書くのであれば、対象資格の主催団体も書くようにしましょう。
例)資格取得年月 主催団体 資格正式名称 合格
例)2018年7月 医療保険学院 医療保険士 合格
以下に、一般的な医療事務関連の資格の「正式名称と主催団体」をまとめました。あなたの保持している医療事務資格の正式名称を確認してみましょう。
資格の正式名称一覧

医療事務の資格は、漢字ばかり並んでいるため覚えることが困難ですよね。以下に、医療事務に関連する資格の正式名称をまとめましたので、チェックしてみましょう。
※主催団体→正式名称の順で記載しています。
ユーキャン
- 全国医療福祉教育協会
→医療事務認定実務者Ⓡ - 技能認定振興協会(JSMA)
→ドクターズオフィスワークアシストⓇ
ヒューマンアカデミー
- 日本医療保険事務協会
→診療報酬請求事務能力認定試験 - 医療保険学院
→医療保険士 - 全国医療福祉教育協会
→医科2級医療事務実務能力認定試験
→2級医療秘書実務能力認定試験
→医療事務0A実務能力認定試験
→電子カルテオペレーション実務能力認定試験
→医師事務作業補助者実務能力認定試験
→看護助手実務能力認定試験 - 医療福祉情報実務能力協会
→認定医師秘書™
ニチイ学館
- 日本医療教育財団
→メディカルクラークⓇ
(医療事務技能審査試験)
→ドクターズクラークⓇ
(医師事務作業補助技能認定試験)
→メディカルオペレータ
(医事オペレータ技能認定試験)
→メディカル・フロント・コンシェルジュⓇ
(メディカルフロントコンシェルジュ技能認定)
資格の学校TAC
- TAC株式会社
→tac医療事務技能認定試験
資格の大原
- 日本ビジネス技能検定協会
→医療事務(医科)能力検定試験1級
→医療事務(医科)能力検定試験2級
→医療事務(医科)能力検定試験3級
資格のキャリカレ
- 日本能力開発推進協会
→医療事務資格
ソラスト
- 技能認定振興協会(JSMA)
→医療事務管理士Ⓡ技能認定試験
→ホスピタルコンシェルジュⓇ
日本医療事務協会
- 日本医療事務協会
→医療事務検定試験
医療事務の履歴書添削をサポートしてくれる転職エージェント
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まとめ
今回は、履歴書の資格の基礎的な書き方と、正式名称について説明しました。
履歴書で最も重要なアピールポイントである「資格欄」。誤字や脱字・名称記載のミスのないように十分注意して、採用担当者にあなたの本当の魅力を伝えましょう。
最後に、、あなたの面接が花開くことをこころより応援しています!ラストスパートがんばれ♪
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