こんにちは、医療事務ブロガーの元ヤン次女です!
あなたが就職先を選ぶにあたって、重点を置くところはどこでしょう?
「給与や賞与の高さ?」
「それとも勤務時間?」
勤め先とあなたの希望が完全にマッチングすることは、非常に難しいことの方が多いものです。
効率的に就職先を見つけるには、あらかじめ自分の希望条件に優先順位を設けて、判断基準をきちんと理解しておくことが重要です。
医療事務において、就職先を選ぶ基準は何を見れば良いのでしょうか?
医療系の専門職においては、一般的な職場に加えて、注意しなくてはならないポイントがいくつか存在します。
そこで医療事務としての職業柄の性質も含めて、勤め先を選ぶための重要な要点を押さえました。
ぜひ、記事を参考にしてあなたの就職・転職活動がうまく進むことを願っています。
よろしくお願いします。
病院の規模・科目
医療事務として働く際には、勤務先の病院の規模や科目を見る必要があります。
●大規模病院の場合
総合病院のような大規模の病院では、急性期の患者様が多いため、診療の項目や点数なども難しいものとなります。また、診療科も複数あるため、担当するレセプトの種類によっては新たに勉強をしなくてはなりません。
しかしながら、担当が科ごとに分かれていることも多く、他のスタッフも多いため、スムースに仕事が出来る場合もあります。
●小規模クリニックの場合
一方で、クリニックのように小規模の病院では、単科のレセプトが中心となります。検査項目や薬の入力はパターン化されているものも多く、ある程度慣れれば苦労することもほとんど無くなります。
以上のように、病院の規模や科目によってそれぞれ特徴があるので、自身のキャリアや今後の展望を考えて選択すると良いでしょう。
病院の規模によって働きやすさを比較した記事を参考にしてね。あなたはどっちが向いているかチェックしてみよう?
仕事の内容
医療事務においては、仕事の内容についてもそれぞれの病院ごとに異なります。
レセプト業務は基本的には必須となりますが、そのほかに受付対応や雑務などもこなさなくてはならない場合もあります。
また、職場によってはレセプト業務は既存のスタッフが中心となり、カルテ整理や雑務しかさせてもらえないということもあります。
やりたい仕事、やりたくない仕事が明確である場合には、どこまでが業務範囲であるのかを明確にする必要があるでしょう。
具体的な仕事内容は下記記事を参考にしてみてね。病院に行ったときに、最初に顔を合わせるのが医療事務よ。病院に行くイメージしながら読んでみてね。
時給・給料・賞与で決める
就職するときに、給与の水準を高く希望する方は多いでしょう。実は、雇用形態や病院の規模に大きく依存します。詳しくはこちらの記事を参照してください。
1.正社員の給料相場
医療事務の正規社員の給与は一般的な事務職と遜色なくお給料を頂いている傾向にあります。
– | 初任給 | 35歳 | 50歳 |
---|---|---|---|
高卒 | 15万5838円 | 25万1944円 | 32万5320円 |
大卒 | 17万9738円 | 25万8598円 | 33万6030円 |
年収計算 | 249万5136円 | 361万9572円 | 472万6236円 |
2.派遣社員の給料相場
派遣社員は時給換算すると、1000円〜1800円と経験の有無や有資格者により、お給料が決定される傾向にあります。そのため、有資格者であれば無理なく就職できるのが派遣社員です。
3.パートタイムの給料相場
パートタイムは短時間で働けるスタイルであり、お子様がいらっしゃるママに人気の働き方です。おおよそ時給で支払われる形態が多く、時給800円〜1400円程度が基本的な金額となります。
お給料については、入社後に大きく上昇することはあまり無く、入社時の給料交渉が重要となります。
入社時に自分の希望するお給料であるかどうかを、しっかりと確認する必要があります。
残業代などについても、規定がない場合には曖昧となっている場合や、基本給にみなし残業代として含まれている場合もあるので、確認が必要となります。
また、エリアの相場に対して極端に給料が高い場合には、逆に注意が必要といえます。業務が過酷であることや、人間関係が悪く離職率が高い場合も多いので、せっかく就職しても長く続けられない可能性があるためです。
雇用形態で決める
雇用形態は正社員・派遣社員・パートタイマーに分類されます。それぞれに一長一短の特徴があるため、まずは就業スタイルを決めることが重要です。あなたの働き方にぴったりなのはどれでしょう?
全くの未経験者でも正社員って狙えるの?
実際に私が働いていたクリニックでも、パソコンがある程度操作できれば採用されている同僚はいたわ。やる気と熱意さえあれば大丈夫よ。
その気持ちの具現化したものが「資格取得」ってこと。資格は取った方が確実に良いわ。
出勤時間・退勤時間、休暇の取りやすさ
出勤時間や退勤時間についても、入社前に確認をする必要があります。
規定では9:00~18:00になっていたとしても、実際の退勤は19時くらいになることが多く、20時になることも…ということも考えられます。
可能であれば、実際に働いているスタッフに出勤時間や退勤時間を確認すると、より状況が把握できます。
人間関係
人間関係については、今後働いていくうえで最も大切な要素の一つとなります。
離職する理由としても、人間関係が原因となることは少なくはありません。就職先の人間関係が良いことは、長期的に働いていくうえでは不可欠となります。
しかしながら、人間関係の良し悪しは働いてみないとわからないことが多く、外からは判断が難しいのが現状です。募集要項には「アットホームな職場です」と書いてあるにもかかわらず、実際の現場はギスギスしているということも少なくはありません。
前任の方の離職理由や在籍期間、そのほかのスタッフの平均在籍期間などを手掛かりに、総合的に判断すると良いでしょう。
「どこで働くか?」というよりも、「誰と一緒に働くか?」ってことに重点を置いた方が幸せになれるわ。最高の人間関係を築ける職場へ就職できるようによく検討してね。必ずよ!
まとめ
今回は、医療事務の就職先を選ぶ6つの基準についてご説明いたしました。
医療事務の職場は女性が中心となることがほとんどであり、人間関係が重要な要素となってきます。
雇い主や既存のスタッフとの間に、勤務条件などの齟齬があると、結果的に人間関係に影響が出ることが多いものです。
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今回の記事で分かること