こんにちは、医療事務ブロガーの元ヤン次女です!
医療事務として就職する際には、ほとんどの場合面接を経てから採用という流れになります。
人気の求人においては採用の倍率が高く、狭き門を突破しなくてはならない場合も少なくはありません。
そこで気になるのが面接のコツ!
「面接でいつも落とされるけど…。」「明日面接だけど何も準備していないわ…。」「どんな準備をすればいいの…。」など、面接に不安をお持ちの方も、たくさんいるのではないでしょうか。
そんな方に向けて、今すぐ実践できる面接に受かる方法や、いくつかのコツをご紹介します!
本記事で紹介する医療事務の面接対策を実践すれば、だれでも次回の面接から効果を発揮することができますよ!
就職に成功できるように頑張ってくださいね!
もくじ
面接編
医療事務だけに限らずどの仕事においても、提出した履歴書をもとに採用側が応募者の面接を行います。
- 履歴書という一枚の紙に書ききれない、自分自身が理想としている医療事務像(将来像)
- どれだけこの仕事に対するやる気を持っている(やる気)
- 自身が持つスキル(技能)
などを採用側へ直接伝えることができるチャンスの場と考えると良いでしょう。
そのチャンスを逃さずに面接を成功させるためにも、採用側がチェックしているポイントを押さえておく必要があります。
志望動機や経験も重要ではありますが、面接を通して医療事務として向いている人材であるのかを採用側は判断しているので、面接を受ける側はどのようなことを意識すべきなのかご紹介します。
あいさつ、声の大きさ、表情
医療事務は「病院の顔」となる重要な存在です。
患者様をまず初めに応対するのは医師でも看護師でもなく医療事務です。その際、医療事務の応対の仕方で病院の第一印象が決まると言っても過言ではありません。
面接ではどうしても自己PRで頭がいっぱいになってしまい、採用側からの受け答えに必死になるあまり、基本である挨拶や話し方にまで気が配れずに面接を終えてしまう人がいます。
医療事務を希望している人だからこそ採用側は、
- 「あいさつ」
- 「ハキハキと聞き取りやすい声の大きさ」
- 「正しい言葉づかい」
- 「明るい表情」
など基本となる部分を見ています。
会話のやりとりができるか
次に会話のキャッチボールができるかどうかです。患者様の応対が多い医療事務だからこそ必要なコミュニケーション能力があるのか見るためです。
会話では一方的に自分自身のことを話すのではなく、
- 「相手の話をきちんと最後まで聞くことができているか」
- 「質問した内容に対して正しい内容の返答をしているか」
- 「目を見て会話をしているか」
- 「話し方が早すぎないか」
などを見ています。
医療事務の新人もまずは患者様の応対から仕事に慣れていくのけど、医療現場でさまざまな患者様を相手にどんな状況でも落ち着いて応対できる人材かどうか、面接という会話を通して採用側はチェックしているわ。
清潔感のある身だしなみ
身だしなみはその人の第一印象を左右します。
医療事務が働く場所は病院です。病院には体調を崩した人、不安を抱えて受診する患者様など様々な人が来院します。
そんな病院で働くスタッフに華やかなメイクや香水、明る過ぎる髪色やネイル、華美なアクセサリーは必要ありません。
病院という医療現場で働く人として職場に合った身なりをしている人を採用するというのは当然の事だと言えます。
しっかりとした志望動機
志望動機は医療事務に限らずどの職種であっても、面接において必ず聞かれる質問です。
志望動機を問われしっかりとした考えを持っているかは非常に重要です。志望動機を聞かれて「家から近いため」「勤務時間に魅力を感じた」などアルバイトのような返答は絶対にNGです。
面接で受かるためには医療事務という仕事内容を把握していることが前提です。なぜ医療事務として働きたいのかを自己PRを交えながらしっかりと自分の言葉で話しましょう。
医療事務経験者であれば「医療事務として働いていた期間」「どのような業務内容をしていたのか」を伝えることで医療事務スキルのアピールになります。
未経験者であっても今までの経験を振り返り、経験で得たことを医療事務に結び付け今後どのように活かすことができるかを伝えてアピールすることが大切です。
面接下準備編
双方のニーズにマッチした求人に応募する
医療事務の求人に限ったことではありませんが、双方のニーズにマッチした求人に応募することで、より合格の確率を上げることが可能です。
病院側が月~金のパートを募集しているのに対して、土日の勤務を希望したとしても合格する可能性はかなり低くなってしまいます。一方で、別の病院では土日の方が不足しているという状況であれば、こちらの病院を検討することがお互いの利益になるに違いありません。
パズルのピースがはまるように双方のニーズがマッチすれば、面接の合格は自ずと近づくことでしょう。
面接を受ける病院の情報を把握する
医療事務は非常に人気の高い職業であり、条件の良い求人には複数名応募が見込まれます。
そうした際には、これから働こうとしている病院のことをいかに下調べしているかということが、重要となってきます。
例えば、希望の病院が歴史のある病院で、地域の医療に貢献している病院であれば、面接の際に
「以前からこの地域に住んでおり、歴史のあるこの病院で働きたいと思っていました。地元の方が多く罹っているこの病院に勤務することで、地域の医療に貢献をしていきたいと思っています。」
ということをアピールすることが出来れば、他の求職者の方に対して一歩リードすることが可能となります。
条件やキャリアが明らかに敵わない場合であれば難しいですが、当落線上にある場合では最終判断に影響する可能性は、極めて高いと言えます。
事前にたくさんの情報を調べることが重要なのね。
コンサルタントを活用する
現在では医療事務や看護師、薬剤師といったコメディカルの採用においては、専門のコンサルティング会社が無償で協力をしてくれることも少なくはありません。
面接に受かる方法についてのノウハウも持っているので、コンサルタントの方にアドバイスをもらうことで合格する確率はより高くなると考えられます。
自力では見つけることの出来ない求人を持っていることもあるので、積極的に活用すると良いでしょう。
コミュニケーション力をアピールする
多くの医院において、新しいスタッフを採用する際に重視されることは、既存のスタッフとの人間関係です。
医療機関の内側は非常に小さなコミュニティであり、どんなに優秀な人材であってもコミュニケーション能力が低い方であれば、就職して頂いたとしても長くは続かないと言われています。
他人とコミュニケーションをとることが得意である方や、多趣味で話題の多い方であれば、積極的にアピールをすると良いでしょう。
また、コミュニケーションに自信がない方であっても短所としてとらえるのではなく、自分から多くは話さないが聞き上手とよく言われるなど、長所としてアピール出来ると高評価を得やすいです。
それにはやっぱりコミュニケーションの高い人が重要な要素よね。
資格を取得する
現行法では、医療事務として働くに当たって必須の資格はありませんが、民間資格としては医療事務の資格認定を行っている機関はいくつか存在しています。
資格を取得している方が選考を有利に進めることが出来る場合もあり、転職や復職の際にもアピールポイントとなるので、可能であれば資格の取得を考慮すべきです。
持っていればあなたの人生優位に進められるってことは間違いないわ。
まとめ
医療事務の面接を受ける際に押さえておきたいポイントをご紹介しました。
医療事務はコミュニケーション力が求められる仕事です。そのため、面接でのやり取りは合否を判断するうえで非常に重要になってきます。
紹介した面接時のポイントを押さえながらも、採用側から「是非あなたに働いてもらいたい」と思われるように、医療事務になりたいという強い気持ちをしっかりと伝えることが何よりも大切です。
あなたがより良い人生を送れるように祈っているわ!
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