医療事務の救急外来業務の仕事内容と向いている人の特徴や適性

 

「救急告知病院」の指定を受けている医療機関では、365日24時間体制で救急の患者さんを受け入れています。

ここでは、医療事務の救急外来業務の具体的な仕事内容と、向いている人の特徴や適性について解説していきます。

 

医療事務の救急外来業務

救急外来窓口の主な仕事内容

医療事務は、病院やクリニックなどの医療機関で医療費の計算をしたり、保険者に対して診療報酬を請求したりする専門職です。

医療機関の規模にもよりますが、一般的に外来窓口の受付業務を兼務するケースが多いです。

医療費や診療報酬を正確に計算し、スピーディーに処理する能力が求められます。また、患者さんへの窓口対応においては、笑顔でやさしく親身になって応対できる接遇スキルも必要とされます。

救急外来窓口の特徴

消防庁から「救急告知病院」の指定を受けている医療機関では、休日・夜間も必ず当直医師を置く体制をとり、救急外来窓口では24時間体制で事務員が対応にあたります。

保険の点数計算を行わず、5000円や1万円などキリの良い金額を「預り金」として受領して、後日昼間に改めて精算に来てもらうといったルールを設けている医療機関もあります。

 

救急外来業務に求められる能力

マルチタスクをこなす能力

救急外来業務においては、多くの電話を捌きながら、窓口対応も同時に行います。

そのため、瞬時に優先順位をつけ、的確にスピーディーに捌くスキルが求められます。マルチタスクをこなす能力が重要です。

 

電話応答のスキル

かかってくる電話の種類は、大きく分けて3つあります。

外線電話

1つ目は、外線電話です。救急外来の受診に関する問い合わせ、入院患者のご家族からの連絡、調剤薬局や開業医からの問い合わせ、業者からの連絡など、様々な内容が含まれます。

ホットライン

2つ目は、各地域の救急本部からのホットラインです。これは、救急車による搬送で患者さんの受け入れが可能かどうかを確認するものです。救急隊員から患者さんの容態について詳しく聞き取り、当直医師に連絡し確認を行います。

内線電話

3つ目は、病棟スタッフ等からの内線電話です。

イレギュラーな対応が発生しやすく、複数の電話が同時に鳴ることも珍しくありません。窓口が混みあう状況も多々あります。

 

こんな人におすすめ

対応力と適応力

救急外来業務においては、医療の専門知識はもちろんあるに越したことはありませんが、それ以上に臨機応変な対応力が重要です。

医療機関によって時間帯や勤務条件は異なりますが、一般的に救急外来業務では概ね夕方5時から翌朝8時までの長時間、電話と窓口対応にあたります。途中、3時間程度の仮眠が取れますが、一睡もできない日もあります。

そのため、夜起きているのが苦にならないことが必須条件です。逆に言えば、朝が弱い人であっても、夜に強ければじゅうぶん務まります。

電話対応が上手

また、電話対応が多いため、電話に対して苦手意識がないことも重要な条件となってきます。

電話交換業務やテレホンオペレーターの経験がある人に向いています。医療現場に特有の専門用語に慣れさえすれば、難なくこなせるはずです。

また、ホテルのフロント、受付や販売員の経験がある人も馴染みやすいでしょう。

 

副業や兼業に向いている仕事

救急外来窓口の雇用形態は、正社員はもちろんのこと、パート・アルバイト・契約社員・派遣社員など様々あります。

正職員・派遣社員

正職員がシフト制で交代勤務をしている医療機関もありますが、近年では外部の派遣会社等を通じて業務委託をしているケースが多く見られます。

昼間は別の仕事を持っている人の副業や、フリーターの人の兼業などには両立しやすい仕事です。

学生・パートアルバイト

また、患者さんが少ない時には、静かに本を読んだり自習をしたりすることも可能です。

そのため、例えば専門学校に通って資格取得の勉強中といった人や、在宅ライターなど書く仕事をしている人にとっては、給与をもらいながらスキマ時間を有効活用できる、とてもありがたく魅力的な環境だと言えるでしょう。

 

まとめ

このように、医療事務の救急外来業務は、昼間の外来業務とは異なる特徴がいろいろとあります。

自身のライフスタイルや適性に合えば、魅力的な仕事です。この機会に検討してみてはいかがでしょうか。

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