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【大学病院vsクリニック】医療事務として働くならどっち?違いやメリットデメリット

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こんにちは、医療事務ブロガーの元ヤン次女です!

お子さんが幼稚園や保育園、小学校に登校し始めると、「医療事務として働き始めようかな」と考える方も多いでしょう。

全国どこの医療機関でも基本的に、医療事務が行う仕事は共通しています。

しかしながら、大学病院や総合病院などの「規模の大きい医療機関」と、クリニックのような「小さな規模の医療機関」とでは少し違うところもあるので、どちらがいいか悩みどころですよね。

そんな方に向けて今回は医療事務として働くなら、病院とクリニックのどちらがいいのか徹底的に比較検討していきます。

元ヤンの次女

今回の記事で分かること

  • 医療機関の2種類の定義
  • 大病院と診療所のメリット、デメリット
  • 実際にどちらで働くべきか

本記事で紹介する「病院と診療所の違い」をあなたが理解すれば、これからの転職活動をスムーズに進められることができますよ!

3分で読める内容ですので、最後まで読んでいって下さいね。

それでは、どうぞ!

医療機関は2種類に分けられる

医療機関は医療法によって「病院」と「診療所」の2種類に分類されています。

病院とは

病院は、患者が入院できるベッドが20床以上ある医療機関のことを言い、診療所と比べると施設の規模や患者数、スタッフ数が多いです。

重病の治療や緊急搬送などといった状況にも対応するので、設備が整っており、高度で先進的な医療行為が可能であり、複数の診療科を持つ施設も多くあります。

診療所とは

診療所とは、患者が入院できるベッドが19床以下の医療機関のことを言い、比較的に軽度な症状の治療が中心で、地域の「かかりつけ医院」としての役割が大きいです。

また、診療所に分類される医療機関は、名前に「病院」とつけることを法律で禁止されています。

街中には「○○クリニック」や「△△医院」という名前の医療機関があふれていますが、あれらはすべて診療所の通称です。

他にも診療所では、「○○内科」「××眼科」「△△耳鼻咽喉科」など、対応している診療科を医療機関の名称として使用しているところも多く見られます。

病院とクリニックの雇用形態

最近では、医療事務スタッフを業務委託している病院が多く、直接雇用の募集が少ないのが現状です。

また、病院の規模を問わず、人件費削減のため、医療事務スタッフの派遣やパートの割合を増やして、正社員の医療事務を最小限にしているのが今の業界の流れです。

一般的に、クリニックなどの小規模な医療機関の医療事務スタッフは、ほとんどがパートで構成されており、逆に総合病院などの大規模な医療機関では、派遣か正社員といった具合です。

病院での仕事内容とメリット・デメリット

病院は、1日に来院する患者の数が多いので、多くの患者に効率よく対応するために、医療事務の仕事を分業制にしているところが一般的です。

医療事務の仕事は、「受付・会計業務」「レセプト業務」「クラーク業務(外来クラーク・病棟クラーク)」に大別され、それぞれの業務に人員が配置されます。

また、病院の規模が大きくなると、診療科ごとに人員を配置するなど、より細かい分業制になっていることも多いです。

病院で働くメリット

医療事務が病院で働くメリットは、特定の業務を集中して行うため、特定の業務スキルを伸ばせることです。

また、人員と設備が充実しているので、教育体制や研修制度がしっかりしているところが多く、休みも取りやすいと言われています。

また、大きな病院では医療事務の総数が違うため、1人にかかる負担は小規模な医療機関のほうが大きいです。

そのため、医療事務スタッフの欠員が出ると、即戦力となる医療事務経験者を募集して採用する傾向が強いと言えます。

ところが、大きな病院だと、医療事務の総数が多いので、1人くらい未経験者がいても教育する余裕がありますし、業務が細分化されているおかげで小規模な医療機関に比べて仕事を覚えるのにそれほど苦労しません。

病院で働くデメリット

デメリットは、1つの業務に集中するため、医療事務の仕事全般の流れが掴みにくく、学べる知識やスキルに偏りが出るところです。

さらに、他部署の医療事務員とのコミュニケーションが難しい場合もあります。

クリニックでの仕事内容とメリット・デメリット

分業制の多い病院とは違い、スタッフの数が少ないクリニックでは、医療事務員一人ひとりがすべての医療事務業務を行います。

そのため、患者対応はもちろん、医師や看護師とコミュニケーションを取る機会も多く、院長や医師、看護師との距離が近い職場です。

病床数が少ない小規模の病院でも、だいたいはクリニックと同じような働き方になると言われています。

クリニックで働くメリット

医療事務がクリニックで働くメリットは、限られた人数で医療事務全般の仕事をこなしていくため、幅広いスキルやチームワークが身につき、医療事務の仕事全般の流れが把握しやすいことです。

クリニックで働くデメリット

デメリットは、いつでも頼れる人がいるわけではないので、自分で考えて能動的に仕事をする必要があることです。

他にも、人数が少ないので休みが取りづらく、来院者が多い日には仕事の負担が一気にきて、残業が発生しやすいです。

病院とクリニック、医療事務として働くならどっち?

病院で働く

病院は「1つの仕事やスキルを集中的に身につけることができる」「教育が行き届いている」という特徴があるので、未経験から医療事務として働きたい人にはおすすめだと言えます。

中小企業よりも大企業のほうが良い待遇であるというのと同じように、大きい病院の福利厚生や給与、昇給、待遇面の良さは、非常に魅力的です。

派遣として働く場合でも、大きな病院のほうが良い時給だったりします。また、交通費が出たり、車通勤が可能だったりと、さまざまな面で魅力があります。

クリニックで働く

逆に、医療事務としての幅広いスキルや知識を身につけたい場合はクリニックがおすすめです。

また、クリニックは数が多く、住宅街などに多く存在するため、求人数が多くて自宅の近くで働きたい場合も、クリニックがおすすめです。

まとめ

医療機関は、「病院」と「診療所」に大きく分けられます。

病院で働く場合と、クリニックなどの診療所で働く場合とでは業務内容が変わってくるので、自分に合った働き方ができるところを選びましょう。

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元ヤン次女医療事務ブロガー
医療業界10年以上の「中の人」。医事会計システム&電子カルテのインストラクターや医療用コンピュータのシステム保全のお仕事をしながら、医療事務ブログを運営。夢は、一人でも多くの読者さんを一人前の医療事務に育て上げること。