患者だけではない。医療事務スタッフもやるべき熱中症対策

 

新しい生活様式としてマスクを着用して過ごす日々ですが、熱中症対策もそんな新しい生活様式ならではの注意すべきポイントがあります。

特に医療事務や調剤薬局事務などの医療機関で働く人たちは、マスクをする機会が多いため、ここでは熱中症の基礎知識からその対策までをご紹介します。

 

熱中症とは

人間の身体は、平常時は体温が上がっても汗や皮膚温度が上昇することで体温が外へ逃げる仕組みとなっているため、自然と体温調節が行われます。

ところが、「気温が高い」「湿度が高い」「日差しが強い」などの環境的要因、「高齢者や乳幼児、肥満である」「糖尿病などの持病がある」「寝不足などの体調不良」といった身体的要因、そして「水分補給できない状況」「長時間に及ぶ屋外での作業」などの行動的要因の3つによって身体バランスが破綻し、汗や皮膚温度で体温調節ができずに体温が上昇してしまい、その結果熱中症が引き起こされます。

したがって熱中症対策には日差しの強い屋外だけに気を付けていればよいというわけではなく、熱気や湿気がこもりやすい室内でも注意が必要になります。

特にお風呂場や洗濯機・乾燥機を置いている洗面所は熱がこもりやすく湿気もあるので長時間過ごす場合は要注意です。

医療事務もすべき2つの熱中症対策

1.しっかりとした身体作りで熱中症対策をしよう

熱中症対策にはまず、暑さに負けない身体を作ることが大切です。バランスのよい食事や十分な睡眠をとることはもちろん、日常的に適度な運動を行い、体調管理をしっかりとすることで熱中症になりにくい身体を作りましょう。

また、汗をかく季節は毎日の食事を通して適度に塩分を取るように意識することも大切です。大量の汗をかく時は特に塩分補給をしましょう。ただし医師から水分や塩分の制限を受けている場合は、相談してからその指示に従うようにしてください。

さらに、のどがかわいていなくても水分はこまめに取ることが重要です。塩分や糖分を含むスポーツ飲料は水分の吸収がスムーズな上に、塩分補給にもなりますが飲みすぎには注意です。

そして出かける際は必ず飲み物を持ち歩き、休憩をこまめにとるようにして決して無理はしないようにしましょう。

2.暑さを和らげる工夫で熱中症対策をしよう

ここでは自分のいる環境に気を付けて熱中症対策する方法ご紹介します。

まず自分のいる場所の気温と湿度を常に気にかけ、日傘や帽子で直射日光を遮ったり、なるべく日陰で活動したり、風通しをよくしたりして対策しましょう。

また室内ではエアコンや扇風機を使って適度に室温を下げましょう。よく「このくらいの暑さなら平気」と言って冷房器具を使わない人がいますが、非常に危険です。

服装に関しても、麻や綿などの通気性のよい生地でできたものや、熱がこもりにくいもの、吸水性や速乾性に優れた素材を選ぶとよいでしょう。

さらに冷却シートや冷感スプレー、冷却ベスト、氷枕などの冷却グッズの利用もおすすめです。

 

マスク熱中症

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、「新しい生活様式」としてマスクを着用するようになって久しいです。しかし、マスクを着用している時とそうでない時を比べると、心拍数や呼吸数、血中二酸化炭素濃度、体感温度が上昇するなど、身体に負担がかかることがあります。

そのため厚生労働省は高温や多湿といった環境下でのマスク着用は、熱中症のリスクが高くなるおそれがあるため、屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、マスクを外すように通達しています。しかし、狭い病院やクリニックに勤めることが多い医療事務には難しい話かもしれません。

したがって病院ではエアコンを活用し、のどがかわいていなくてもこまめに水分補給を心がけ、休憩もこまめに取るようにしましょう。

 

まとめ

体力づくりや暑さを和らげる工夫を行うなどの基本的な熱中症対策をするのはもちろん、マスクをする機会が多い医療事務は、マスク熱中症にも注意をしましょう。




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