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調剤事務の仕事を辞めたい!調剤薬局事務が抱える苦悩とは

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調剤薬局を利用する立場からすると、調剤薬局事務は患者さんから処方せんを受け取り、処方せんの内容をパソコンに入力して後は薬剤師に任せるという簡単そうな仕事に見えます。

しかしながら実際はそうではなく、さまざまな理由から調剤薬局事務を辞めたいと考える人も多いようです。

 

楽に見られがちな調剤事務

調剤薬局事務は、無資格・未経験でも務まる職業であるため専門的な知識を身につけている必要はありません。

なぜなら複雑なお薬代の計算や、レセプト(調剤報酬明細書)の作成や請求などはレセコンと呼ばれる専用のコンピューターが行ってくれるからです。

したがって、レセコンさえ扱えれば調剤薬局事務の業務を行うにあたってほとんど問題はありません。

このようなことから調剤薬局事務は楽な仕事だと思われがちですが、それはきちんとレセコンの使い方や仕事を教えてくれる環境があってこそ言えることです。

 

仕事を覚えられない

どのようなレセコンを導入しているかは薬局によって異なるため、大抵は試用期間を用いて、レセコンの使い方や他の業務について教えてもらいます。

このように教育に時間をかけてくれる薬局はよいのですが、中にはそうでないところももちろんあります。

調剤薬局事務の業務はレセコン入力以外にも多岐に渡るため、満足な教育時間もない「習うより慣れろ」というようなところだと、業務のフォローもおざなりであることが多いです。

そうするといつまで経ってもきちんと業務が覚えられず、手探りで仕事をするようになります。

そして、満足に仕事を教えてもらっていないにもかかわらず、ミスをすればこちらの落ち度となって怒られます。これでは毎日ストレスが蓄積され、イライラが募る一方です。

 

特に何の知識もない未経験者の場合は、こうしたミスや叱責に怯える日々に耐えられず、仕事を覚えられるようになる前に辞めてしまう人も少なくありません。

したがって経験者でもない限りは、研修を行ってくれる薬局やきちんと教育をしてくれる薬局を選ぶほうがよいでしょう。

 

給料が割に合わない

患者応対・処方せん受付・処方せん情報の入力・会計・レセプト(調剤報酬明細書)の作成と請求は、どの薬局に勤めても行う、調剤薬局事務のメイン業務です。

そして、調剤薬局事務の業務には薬剤師のサポートも含まれています。これは、薬剤師が調剤に集中できるようにカバーする役割のことです。

しかしながらこの薬剤師のサポートという業務について、どこからどこまでが調剤薬局事務の仕事なのかという線引きが薬局それぞれ、または薬剤師によって異なります。

例えば調剤に関する全てに調剤薬局事務は関わらないというところもあれば、ピッキングすら調剤薬局事務に任せているというところもあります。

ピッキングとは指定された医薬品を指定された個数取り揃えることを意味しますが、事務員がピッキングすることは薬剤師法において「グレーゾーン」な行為となっています。

このような本来薬剤師が行う仕事を調剤薬局事務が行っていても、給料水準は決して高くありません。そのため、もっと割の合う仕事を求めて転職する人もいます。

 

人間関係

人間関係を理由に退職を考えることは、調剤薬局事務に限ったことではなくどのような職業でもありますが、調剤薬局は人間関係が閉鎖的になりがちなこともあって、苦悩する人が多いです。

前述でも触れましたが、調剤薬局事務は薬剤師のサポートも一つの仕事であるため、薬剤師との関係が大きなウェイトを占めます。

薬剤師の中には調剤薬局事務を替えのきく駒か何かと思っているのか、尊大な態度で接してくる人もいます。そのため、そうした人間関係を苦にして辞めてしまう人も数多くいます。

 

まとめ

調剤薬局事務が自身の都合以外に退職を考える時、その原因として考えられることが多いものをここまで紹介してきました。

人間関係が良好そうかどうかは実際にその薬局に行って雰囲気を確かめることができるため、就職・転職の際はできるだけ希望する薬局に訪れてみるとよいでしょう。

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